◇都立三鷹中(親御様)2015年

都立三鷹中(M様)

母2

この度、娘が「都立三鷹中等教育学校」へ合格することができました。そこで親の体験談を投稿させて頂くことで、これから都立中を受験される方々の一助となれば嬉しく思います。我が家では小4の時に都立中高一貫校を受験しようと決め、1年間通信教育を受けていました。小5になる時には通塾しようと決めて塾探しをし、いくつかの資料請求や見学をしました。学志舎では当時、都立中学合格者はまだおられませんでしたが、自分の子どもが勉強に集中できる環境かどうかということを1番に考えました。学志舎を見学させていただいた際の率直な印象ですが、生徒さんの集中力、静かな授業環境に感心しました。また、整理整頓されゆとりのある教室スペースに好感を持ちました。さらには「塾長が1人で全教科、全生徒をみて頂ける」ということにも安心感がありました。

娘は小3から学校の合唱サークルに燃えており、本人の中では小6になってもそちらが1番に優先されていました。学校の宿題、塾の宿題はこなしていたようですが、6年生になってからも自宅で受験勉強という形での自主学習はほとんどしていなかったように思います。自分が中学受験をしたことがないものでよくわかりませんでしたが、これで良いものか?と心配になり、インターネットで調べて良いといわれる参考書を4科目一式購入したことがありました。しかし、これがなかなか難しく、私も一緒にやってみましたが、本人は全くやる気なく、長続きしませんでした。

習い事などでチャレンジできることはやってみて

そこで6年生1学期頃に、希望して面接させて頂き、またメールでもご相談させて頂きました。塾長から「参考書や問題集は本人も一緒に選ばせてあげないとダメですよ。」と言われて、なるほどと思い、購入した参考書はお蔵入りとなりました。また、「習い事などでチャレンジできることはやってみて、その中で勉強との優先順位をつけて取り組んでいけばいいですよ。」といったアドバイスも頂きました。

私の中にも複雑な葛藤があった時期でした

夏休みは合唱のコンクールがありましたので、夏期講習に参加しつつも、本人の意志を尊重し、合唱サークルを第一優先にしていました。終わった後に受験勉強に集中してくれれば良いと願っていましたが、夏休み明けても全然身が入らず、さすがに私もイライラとして怒ったところ、本人も「私は受験なんかしたくなかった!」という言葉もあり、私の中にも複雑な葛藤があった時期でした。

とにかく塾長の言葉は娘には大きく響いていたようです

受験勉強にエンジンがかかり始めたのは6年生の秋です。かなり遅いと思いました。しかし、この急にやる気になり始めたのは、塾長から作文を褒められるようになってからだと思います。とにかく塾長の言葉は娘には大きく響いていたようです。こちらが言わずとも塾に行き、自習をしていました。娘は「過去問は全然わからないし、全然解けない。」と言っていましたが、繰り返しやっていたようです。自宅では他のことに気になってしまい、集中できないようでしたので、学志舎で自習できる環境があり、本当に良かったと思っています。冬休みは午前も午後も塾での自習に費やした日がありました。私としては結果がどうであれ、体調万全で全力を尽くして本番に臨んで欲しいと思っていましたので、とにかく健康管理だけを考えており、早寝早起きと食事はしっかり徹底させようと思っていました。

いろいろなことにチャレンジすることの大切さを教えて下さった

当日試験のあとは「合格する自信は無いけど、今までで1番できた。」と良い顔で会えたので、ベストを尽くせたようで良かったと思いました。模試での偏差値もそれほど良いわけでは無かったので、厳しい受験になると思っていましたので、結果を見た時は驚きの方が大きかったです。受験勉強のやる気を引き出して頂いたこと、いろいろなことにチャレンジすることの大切さを教えて下さった塾長に感謝しています。本当にありがとうございました。