◇都立三鷹中(親御様)2020年

都立三鷹中(T様)

小学5年生の初め頃、中学受験のため塾を探していました。知人に「授業中、鉛筆の音しか聞こえない、よい塾があるよ。」と聞いたのが学志舎を知るきっかけでした。他の塾も体験しましたが、集中できる環境ではなかったようでしたので、当塾に興味を持ちました。実際に通塾すると、授業中は全く私語がなく集中できる環境のようでした。また、授業のペースがとても速く、内容が濃いので、時間にメリハリあり、本人の勉強とプライベートの両立には合っていましたし、日頃から本番の試験で求められるスピーディーな解決力の訓練ができたと感じています。

セミナーは受験に合格する子のイメージが沸き、とても参考になるものでした

親と塾の貴重な接点であるセミナーでは、受験に合格する子のイメージが沸き、とても参考になるものでした。記憶に残っている言葉の1つとして「インプットなくして、アウトプットなし」。この言葉を受けて、子供には多くの経験を通して幅広い知識が持てるように努めました。具体的には、旅行、美術館、博物館へ行ったり、旅行で訪れた先の地域の歴史に触れたり、その地域の伝統文化の体験をする等です。また、これは本人の意志ですが、夏休みの間ボランティアに参加し、図書館の業務のお手伝いや来訪者への対応、老人ホームに行って高齢者とのふれあい等を楽しみながら経験を増やしていました。

委員会活動にも精を出していました

受験期の子供は、委員会活動にも精を出していました。学校行事の方針を考えて提案したりする立場で、家で色々な案を考えては作戦を練っていました。この経験を通して、事前に周到な準備が必要なことを学んだと思います。また全校生徒の前で発表する機会もあり、緊張することへの慣れが身についたのだと思います。勉強のペースは、5年生から受験直前の時まで常に変わらず、コツコツと進めていたと思います。そのため、受験前の追い込み時期の模試の結果では他の人に追いつかれていたのも事実です。得意でない教科もあったようですが、基本的に新しい知識の習得が好きで、好奇心が旺盛な性格が幸いして、「もっと勉強をやりなさい」等のやり取りは、殆どありませんでした。

勉強のことは、全て塾にお任せ

両親の関わり方としては、母は過干渉でもなく、無関心でもない、つかず離れずの距離感を保っていました。勉強のことは、全て塾にお任せし、不明な点があれば、その日のうちに分かるまで聞いてくるようにと話していました。できることと言えば、風邪をひかないように体調管理と栄養バランスを考えた食事の準備、リラックスできるような環境を整えることを心掛けていました。父は時折取り組んでいる勉強をみて、一つの同じ問題でも違う視点の解き方を話したり、設問が日常社会とつながっている例を挙げたりして楽しんで勉強ができるような会話を重視していました。

“全力を尽くしたのであれば、合否はどちらでも良い”そう思ってしまいました。

受験当日。試験が終わり、試験会場から出てきた子供は「全力を出せた!」と言って、その晴れ晴れとした顔を見た時、“全力を尽くしたのであれば、合否はどちらでも良い”そう思ってしまいました。また、受験の直前1週間は学校を休んでいましたが、試験後の登校で休んでいた間の宿題を友達に聞いて、誰に言われるでもなく地道に取り組んでいる姿を見て、学習する習慣が身についたことは学志舎に通った意味があったなと感心したものです。最後に、合格できたのもひとえに布施先生、村岡先生両先生方のご尽力のおかげです。2年間本当にありがとうございました!

都立三鷹中(T様)

1年4ヶ月前、娘が都立中受験をするにあたり、学志舎に転塾させるべきかどうか色々と考えました。当時、私自身が知りたかった事は、恐らく他の親御さまも同じ思いをお持ちなのではないかと思いましたので、少しでもご参考になればと思い、以下に当時の状況や娘の受験を通して感じた事などを書かせて頂きます。

小学校5年生の12月、娘は学志舎に転塾しました。娘は三鷹中合格を目指して、3年生の頃から大手進学塾に通っていましたが、学志舎の指導方針に惹かれ、転塾を決意しました。転塾の1ヶ月前に息子(兄)が高校受験で学志舎に転塾しました。「学志舎は凄く良い塾だよ」という兄の感想を聞き、娘の転塾を考えました。

学志舎はホームページに掲載されている通り、都立高校受験に抜群の実績を誇る学習塾ですが、都立中受験については「未知数」というのが私の評価です(この評価は今でも変わりませんが、後述するように、学志舎に通った事は娘にとってとても良かった事だと感じています。)。大手進学塾には、都立中受験のノウハウが沢山あります。そういったノウハウを学志舎は持っているのか?大手進学塾に比べ授業時間が圧倒的に少ないが大丈夫なのか?都立高受験がメインで都立中受験に力を入れていない事はないか?等々、不安は沢山ありました。それでも我が家は学志舎を選びました。

より良い社会人生活を送れるよう、「今のうちにやれる事をやる」といった考え方

布施塾長は常々、社会人生活を見据えたお話をされます。より良い社会人生活を送れるよう、「今のうちにやれる事をやる」といった考え方をお持ちだと、私は受け止めています。そんな塾長のお話を耳にした子供たち自身が、自主的に勉強をするようになったり、勉強をやりたい気持ちになるところに学志舎の指導方針の本質があると感じ、そこに惹かれて転塾を決意しました。

上っ面ではなく、物事の本質を捉えた塾長のお考えに共感いたしました

入塾後に塾長や村岡先生によるセミナーに出席しましたが、指導方針が我が家の考えにドンピシャである事を改めて認識し、学志舎に決めて良かったなと感じた事を覚えています。上っ面ではなく、物事の本質を捉えた塾長のお考えに共感いたしました。兄妹で、のべ5時間の長丁場なセミナーだったにも関わらず、眠くもならず、最後まで集中して聞くことが出来ました。

学志舎には、生徒が前向きに自習に取り組むことが出来る環境が揃っています

都立高クラスも同様なのですが、学志舎の授業時間は他の大手に比べて短いです。特に都立中クラスの時間は短いです。なぜなら「授業時間以外の勉強時間(自習)」を重要視しているからです。冒頭でも述べましたように、生徒自身が自ら自習をやりたいと思わない限り、何も身につかないという考えが、ここに集約されています。言いかえれば自習がしっかり出来なければ、学志舎に行く効果は少ないという事になります。自分の子供が自習に取り組む事ができるのか?と、親御さまは心配されるかと思いますが、学志舎には、生徒が前向きに自習に取り組むことが出来る環境が揃っています。

①静かな自習室
私語厳禁です。めちゃくちゃ静かです。勉強する事しかできません。大手進学塾の時は、私語も多く、それを先生が注意する事も少なかった、と聞いています。(勿論、塾によると思いますが。)

②同じ目的を持った仲間の存在
生徒全員が、都立合格に向け頑張っています。仲間が自習しているので、とてもじゃないですが、サボれる雰囲気ではありません。仲間に負けたくない気持ちも芽生えます。小学生は、都立高受験の中学生たちと自習を共にします。こういった場を経験する事で受験との向き合い方も養われます。

③的確なアドバイス
特に小学生は何を勉強すれば良いのか分からない時があると思います。そんな時は先生に相談すれば、学習状況を加味した上で親身に対応して頂けます。
子供たちが苦手とする作文も、村岡先生がその日のうちに添削して的確なご指導を頂けます。大手進学塾では、1週間経っても戻らない事がしばしばありました。大手広告代理店で人事を担当されていた方の添削です。本質的な指摘を的確にいただける事は、何より有り難かったです。

塾長の豊富な人生経験から、生きていく上で大切な事を沢山教えて頂けます

この他、布施塾長の授業では、塾長の豊富な人生経験から、生きていく上で大切な事を沢山教えて頂けます。こうしたお話を聞く事で、勉強の大切さを知ったり、勉強意欲のようなものが芽生えるようです。これが、自習への意欲だったり、モチベーションにつながるようです。もちろん、このようなお話だけでなく、授業も的確で分かりやすいと聞いています。特に解説には載っていない事(読み取らなければならないところ)を分かり易く教えて下さった事が、娘には良かったようです。

そこまで頑張る娘の姿に感動し、誇りを持ちました

入塾後は、学志舎の雰囲気にも比較的早く慣れることができたようです。一方で親の方はというと、入塾当初はまだ不安が残っていました。どうしても授業時間が少ない事が気になっていました。前の塾に通っている子は毎日のように授業があるので、差がどんどん開きはしないだろうかと心配でした。しばらくはそんな事を考える日が続いていました。

6年生になり、いよいよ本格的に勉強に取り組む事になったのですが、この頃にはすっかり自習をする癖が付いていました。先生に無理を言って、自習時間を伸ばして頂くようなこともしばしば。柔軟に対応頂き感謝しております。この頃から、娘は取り憑かれたかのように勉強にのめり込むようになりました。「三鷹中に絶対合格するんだ!」という気持ちがより強く芽生えたようでした。毎日欠かさず学志舎に通って過去問題や、その解き直しをするようになりました。最終的には、解く問題が無くなってしまう程にまで、、、。受験直前には、指にペンダコができてました。そこまで頑張る娘の姿に感動し、誇りを持ちました。もちろん、勉強量に対する不安はとうに消えていました。

最後までブレずに勉強をやり切れた事が良かった

肝心の成績はというと、上がったり下がったりの繰り返しで、偏差値は安定しませんでした。少し自信を持ち出した頃に、転塾前に通っていた大手進学塾主催の模試を受けました。結果は惨敗。一緒に同じ塾に通っていた子は、好成績で差は歴然でした。正直、転塾は失敗だったかなぁと弱気になった事もありました。そんな親の情けない姿に反して、娘は一人黙々と勉強に励んでました。
成績は最後まで安定しませんでしたが、最後までブレずに勉強をやり切れた事が良かったのだと思います。

受験直前の冬季講習。ギアが切り替わり、より一層自習に励むようになりました。毎日8時から20時まで、学志舎で自習していました。少し話が逸れますが、学志舎には、大手進学塾のような冬季講習合宿のようなものはありません。合宿は集中して勉強出来る場ですが、学志舎には必要ありません。朝から晩まで静かな自習室で集中して勉強ができます。合宿所までの往復の時間も勉強に当てられます。合宿代もかかりませんので、親としてはとても助かりますね。

受験を終えた後の娘の顔は晴れ晴れしていました

3学期に入り受験日まではあっという間に時間が過ぎます。受験日前日まで自習を続け、最後の追い込みを行います。試験当日、ここまで来たらあとは自分を信じて頑張るのみです。試験の出来栄えは、50-50だったようです。でも、受験を終えた後の娘の顔は晴れ晴れしていました。ただ、結果が出るまでの1週間は生きた心地がしませんでした。「あれだけ頑張ったのだから」と言い聞かせ、合格発表を見に行きました。受験番号を見つけた娘が満面の笑みで振り返った時は、これまでにない喜びを実感しました。

最後に、この1年4ヶ月で娘はとても成長したと思います。受験結果だけでなく、人として大きく成長できた事がとても良かったと思っています。苦難を乗り越える粘り強さも身についたと思います。娘が一段も二段も成長できたのは、学志舎から学んだ結果です。このような成長の機会を与えて下さった学志舎の布施塾長と村岡先生にとても感謝しております。ありがとうございました。