合格体験記(2020年 都立新宿高校6:Wさん)

私が学志舎に入塾したのは小学5年生の春です。私の姉が既に入塾して頑張っている姿を見て、一緒に頑張ろうと思いました。学志舎では勉強はもちろん、精神面でも多くのことを教えて頂きました。

 

まず、勉強面です。入塾前は、問題を解く際に時間を計測せずダラダラと勉強する癖がついていました。そのため解き終える時間が長くなり、他のことに手が回らなくなることが多くありました。学志舎は問題を解く時も、休憩する時も時間を決めているのでタイムリミットを常に意識することができます。家庭学習でも時間を計測しながら進められるようになり、書くスピード、計算するスピードが向上しました。定期テスト勉強では問題をやる度に時間を計測し、前回の記録を更新することを目標にしました。速く解けるとこなせる量が多くなるので、学校のワークは最低4周していました。やった分だけ自信がつき、本番に強くなれたと思います。また、過去問でも時間管理を怠らないようにしました。そのきっかけは、7月の模試で時間配分を間違えてしまい、悔しい結果に終わったことからです。その時、布施塾長が「時間配分に気を付けて。これから回数を重ねれば大丈夫!頑張ろう!!」と励まして下さり、自分を奮い立たせることができました。そこから、開始後はすぐに全体を見て大問ごとにかける時間と見直しする時間を問題用紙に記入し、かかった時間を記録するようにしました。決めた時間に間に合わないこともありましたが、予想外のことがあった時に対応する力をつけることができました。入試直前は、理社の思うようにいかなかった年の過去問を重点的にやりました。理社は最後まで欠けている部分を補強できる教科だと思ったので、スキマ時間を利用して塾の教材を読みました。3教科は直近6年分の3周目をやり、作文と英作文は毎回村岡先生に添削して頂きました。自分の癖を認識して直すことができ、書いて頂いた「行くぞ!新宿!!」という言葉を支えにして気合いを入れて取り組みました。家では問題形式が似ている学校の過去問、数学プリント、英語プリントをひたすら繰り返しました。先生方に頂いたプリント類は、基礎を固め直すうえで本当に助かりました。時間を意識して何度も繰り返す、これが私が合格できた一番のカギだと思います。

 

次に、精神面についてです。過去問や模試で思うようにいかず落ち込んでしまった時は、休憩時間に一緒に勉強している友達と話をして気分転換しました。わからなかった問題を友達に聞いて早く対処することで、「私も頑張らないと!」と気持ちに火をつけることができました。また、同じ環境で努力して合格された先輩方のお話はとても身近に感じられて勉強の支えとなりました。先輩方がされていたことは実際に定期テストや模試で活かすことができ、嬉しかったです。推薦特訓期間中は何度も練習に参加して下さり、推薦入試当日だけでなく人生を歩んでいくうえで大切なことを毎日話して頂けたので、人として成長することができました。後輩の励みになればと様々なことを伝えて下さった先輩方を本当に尊敬しています。このように仲間の努力を親身に感じられる所、先輩方の生の声を聞くことができる所は学志舎の本当に良い点です。

 

ここで布施塾長と村岡先生から教えて頂いた忘れられない言葉を紹介させて頂きます。まず、布施塾長からは「絶対に妥協しない」と教えて頂きました。私は辛い時にすぐに割り切ってしまいがちでしたが、この言葉をお聞きしてからどんな時も誰よりも新宿高校への思いを強く持つと決めました。強い思いは勉強時に大きなエネルギーになり、終了時間まで疲れを忘れてやりきることができました。

 

村岡先生からは「『楽しい』と『悔しい』の差は大きい」と教えて頂きました。都立推薦に落ちた際にこの言葉を思い出し、「楽しさよりも悔しさの方が、最高のバネになる」と信じて、絶対新宿生になるという気持ちを強く持ちながら最後までやりきることができました。

 

勉強、精神面以外で学んだことで特に印象に残っていることは、「マナーを守るのではなく常に意識すること」です。学志舎はとても静かで私語が聞こえないので、初めて教室に入った時の緊張感は今も忘れられません。より集中しやすい場所で勉強できたことで自然と注意深く物事を見る癖がつきました。また、日常生活でも学志舎で学んだマナーを意識できるようになりました。これは学校生活でも多くのことに活かすことができますし、内申を取るうえでも大切です。私が学志舎で学んだことをこれから先も活かして努力していきたいと思います。最後にいつも支えて下さった布施塾長、村岡先生、学志舎の仲間、先輩方、家族の皆さん、本当にありがとうございました。

 

<後輩の皆様へ>

辛い時は是非2つのことをやってみて下さい。1つ目は、ノートの端に自分の気分が上がること(第一志望校に入ったらやりたいこと、好きな言葉等)を書くことです。自然とやる気が上がります!2つ目は、難しい問題に当たった時、問題文の所々にツッコミを入れることです。小さな楽しみは自分を落ち着かせることができます。とにかく良い気分で勉強してください!日々の勉強時間を大切にして仲間と切磋琢磨しながら自分を高めていって下さい。応援しています!!

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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