親御様の声(都立国立高校に合格2/2015年)

この度、息子が都立国立高校に合格いたしました。これも学志舎の布施先生、学志舎で一緒に真剣に勉強してきた仲間たちのおかげだと、とても感謝しております。息子は中3の夏期講習から入塾しました。本人が塾に入るのなら、中1から続けているサッカー部を引退した後にしたいと希望していたからです。それまでの息子は、通信教育のみをやっており、その教材も1ヶ月分が2~3日で終わってしまう、定期テスト前も1週間しか勉強せずといった状況で、本当に全くといっていいほど勉強していませんでした。何となくこれでいいのだろうかと思いながらも、成績は安定していたので、親も何も言えませんでした。しかし、そんな息子にスイッチが入る出来事が起こりました。それは、中2の夏休みに中学校から出された「高校見学をして、レポートを書く」という宿題で、都立国立高校の見学に行ったことです。その日から、息子は自由闊達な校風の都立国立高校に憧れを抱き、合格を目指すようになりました。夏休み明けからは、やる気が目に見えて分かりました。部活があるので勉強時間が格段に増えたわけではないのですが、限られた時間を集中して勉強しておりました。普段から息子は、自分の部屋よりリビングで勉強することが多かったのですが、集中している時は、たとえ家族がそこでテレビを見ていても、ノートから目を離しません。そのおかげか、中2の後半からは成績がさらに上がり、国立高校を充分に狙えるところまできました。そして、その成績をキープはしていましたが、いよいよ中3の7月、部活を引退した後に塾に行くか行かないかで悩みました。ただ、ある方から、息子は学力的には国立高校を狙えるところにいるが、本番の都立入試においての英文を読むスピードが足りないと言われました。確かに息子はそれまで塾に行ったことがなかったので、自分のスピードが速いか遅いかなんて全く認識しておりませんでした。スピードについては、独学で習得するには限界があると思い、塾に行く決意をしました。

 

 

次は塾選びです。地域の塾をいくつか見ましたが、友人に誘われたこと、月謝が比較的安いこと、授業の教室と自習室の境がないこと、布施先生との面談において、母である私が、「この先生は、受験が近くなってメンタルが不安定になったときの息子に、必ず、厳しさと安心の両方をくださる先生だ。」と思ったことが決め手になり、学志舎に入塾の申込みをさせて頂きました。夏期講習の最初のうちは、初めての塾、その勉強時間の長さになかなか慣れなかったようですが、だんだんと皆で集中して勉強することが楽しくなっていったように見えました。そのため、もともと少食な息子ですが、集中しているとついついお弁当を食べるのを忘れてしまって、布施先生が塾を戸締りしようとするその時から食べ始めたりするので、ご迷惑をおかけしたこともありました。塾に入る直前の模擬テストでは国立高校が「合格圏」判定だったのが、夏休みが終わる頃には「安全圏」に入るようになりました。内申はいつも38~39と振るわなかったため、内申点とテストの得点とで算出される模擬テストにおいて、「安全圏」に入るのはとても難しいことだと思っておりましたので、この結果は大変嬉しいものでありました。

 

 

また、まさに“布施マジック”とはこのことだと思う出来事がありました。息子は中1の初めからずっと、理数系の科目が得意なかわりに「国語」が大の苦手科目で、いつも5教科の総合得点の足を引っ張っていました。そのため国語については半分諦めていたのですが、受験の2、3ヶ月前からするすると成績が上がり始めたのです。「国語」という教科は、他の科目と違ってそんなに簡単に成績が上がる教科ではないと思っていたので、本当に驚きました。合格の報告の際に“布施マジック”の種明かしをお聞きすると、布施先生は「毎日毎日、個別添削をし、気づきを与えていくことです。」とおっしゃっていました。そして、12月の末にターニングポイントとなる出来事が起こりました。息子のほうから、第2志望だった最難関私立校の受験をやめて、第3志望だった高校の志望順位を上げ、併願優遇をとって安心したいと、全ての時間を都立国立高校の勉強に充てたいと言い出しました。普通の塾であれば、最難関私立校の受験、合格は、塾の合格実績になることですから、それでも「受けてみなさい。」と言われたかもしれません。しかし布施先生はこの相談を聞いて、「それでは、やめましょう。これからの取り組み次第で最難関私立高校も合格されるまで成長されるとは思いますが、あくまで第1志望は都立国立高校なので、こちらに焦点をきっちりと定めていきましょう。」と即決でおっしゃって下さいました。

 

 

本当に布施先生は息子の性格を分かっておられていたので、あまり勉強面では挫折したことのない息子に、一番大事な都立入試日まで、少しでも不安な受験はさせないようにアドバイスをして下さいました。親が相談するたびに布施先生は「入試当日に精神面、学力面においてベストな状態で臨むこと」を考えの軸とされて励まして頂いたように思います。そして、そのおかげで息子は第1志望の都立国立高校に無事合格することができました。時には厳しく、またやる気を出させて下さった布施先生、学志舎で一緒に勉強した仲間である友人たちに本当に心から感謝します。ありがとうございました。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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