東大・ブラザーズ

弟くん

先日、2人(兄弟)の卒塾生との再会を果たしました。

まずは現在、東京大学文科一類に通う弟くん。

学業、バイトなどをそつなくこなしていく中で、何かワクワクする刺激が欲しいとのことで相談に来ました。

私(塾長)の「残念なアドバイス」

「そんな悩みやったらええとこ紹介するで。刺激的な毎日を送ることができる場所。それは防大や。さあ、東大辞めて転入しようや!」

村岡先生の「イケてるアドバイス」

「受験勉強が狭い世界というなら、広い現実世界を見てこよう!○○がオススメ!時間もあるのだから、チャレンジしてみれば。貴重な時間をかける価値は十分にあるよ!」

というわけで、村岡先生がイケてる答えを開始5分ほどでズバリ提示し、彼も非常にスッキリした表情で帰っていきました。後日、彼からの報告を楽しみに待ちたいと思います。

ここで彼についての印象に残る思い出を2つ。

1つ目は、学志舎の体験初日。お兄さんが学志舎初の自校作成校合格となった国高に合格した後に、上連雀にあった学志舎に小6の彼が体験に来ました。

その際にドアの向こうで発した言葉が「無理、無理。こんな静かな雰囲気、無理、無理。」でした。しかし、そんな彼も入塾後は静かで落ち着いた学志舎の雰囲気をこよなく愛する中学生に。少し物音を立てる塾生がいようものなら、圧を加えた視線を向けるまでに変貌していきました。

2つ目は、中3夏期講習後の模試結果を受け取った時のこと。

「塾長!講習前には偏差値73あったのに、講習後は偏差値70になっていました(涙)僕の夏期講習は意味があったのでしょうか?」

いやあ、勘弁して下さい。皆が努力した夏休み後の模試で偏差値70は立派な努力の証明ですよ。

そんな彼も立派に成長しました。本当に嬉しい限りです。

ただ東大受験の戦略には驚かされました。早慶などの併願私立は1校も受験せず、他国公立大学(旧帝大の一つ)を滑り止めに。この強者の戦略。只者ではないオーラがあります。

お兄さん

次はお兄さん。東大で建築を学んだ後、千葉県館山エリアにある工務店に就職。現在、大工として週6で己の腕を磨くための修行をしています。住む家は台風被害を受けた古民家。寄らせてもらいましたが、修復作業も経験になるということで、至るところに彼の試行錯誤のあとが見受けられました。

実はピアノもバク転もできる万能者
(爪を隠しまくっている能ある鷹です)
自家製コンクリート

彼との思い出も2つご紹介します。

1つ目は、国高チャレンジの姿勢です。

いつも16時前には教室前で速読プリントなどを確認し、私の到着を待ってくれていました。そして私が現れると本当に嬉しそうな表情をして迎えてくれ、その後は16:00-17:00と22:00-23:00(当時は塾生の要望により23時クローズ)の時間帯に個別マンツーマン指導です。2人だけのお互いを高める時間がそこでは流れていました。教えるごとに底なしの吸収力に驚嘆したことを今でも覚えています。一体、どこまで伸びるのだろうかと。

2つ目は、後輩思いの彼の優しさ。

東大受験時に一つ下の後輩の数学の質問対応をお願いしました。空気の読めない私の提案に彼は二つ返事で快諾。後輩思いの彼の優しさを実感させられた機会になりました。

当時。ほぼ宅浪状態の彼は、人と接する機会が極端に減っていました。そのことに危惧するとともに人に教えることで自身の定着度が飛躍的に向上すること、そして後輩が現役合格するためには数学の底上げが必要だったことが私の中で見事にマッチしましたので、実行してみることにしました。

彼が学志舎の自習室を無償で使用する代わりに、後輩を週1(90分程度)で指導するということで、私に関係する人それぞれがwin-winの関係にある状態を作り出しました。

結果、彼は東大に合格!後輩も第一志望の立教大学に合格!と私の目論見通り、最高の結果となりました。今思い出しても、本当に嬉しい思い出です。ちなみに後輩の女の子は超人気企業「キリンビール」から内定を頂き、現在、活躍中です。

彼のインスタ投稿のコメント

「自分が中学生の時にお世話になった、人生が大きく変わるきっかけを一緒に作ってくれた先生、恩師。原点回帰。二十代、がむしゃらに、心の声に素直に駆け抜けるぞー」

この先生、恩師は一応、私のことです(笑)

本当に先生冥利に尽きますね。有難いことです。このような素晴らしい出会いのために、今、目の前にいる塾生に正対しているように感じます。

最後の20代のくだりは、晩御飯を一緒に食べながらアドバイスした言葉です。

私自身。20代をがむしゃらに駆け抜けてきた結果、今の自分があるということをひしひしを実感しています。

私を厳しくも愛情満点で育ててくれた防大、海自、リクルートには感謝の気持ちでいっぱいです。

次に私が伝え続けなければいけないことは、学志舎の20代の佐藤先生と山田先生に「20代をがむしゃらに、一日一日を完全燃焼していくぞ!」ということです。

「余力があるな~、家に帰ってから好きなことをやろう!」ではこの先、非常にマズイよということです。

理想は帰宅した際に「もうこれ以上何もできない。ただただ早く寝て明日に備えよう。」と自然に思うことができる毎日を過ごせるかどうかです。本当に真剣勝負ですね。なんとなく一日が過ぎているようでは学志舎の先生として塾生と向き合う資格なんてないよということです。彼らの将来を考え、鍛えていくことが私と村岡先生の使命となります。

最後に。たくましく生きる兄弟。将来が本当に楽しみです。また塾生の前で話をしてもらう機会もあると思いますので、お楽しみに!

※2人とも都立国立高校の出身になります。 

この記事を書いた人

滋賀県出身。膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎。「プラス思考&全力で取り組む」といった良い習慣を身につけることをベースに指導にあたる。アルバイト雇用もなしに1人で塾運営していた最後の年(2017年)は小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。中3生(39人)は日比谷、西、国立に計14名全員合格の結果を残し、業界で話題になる。悔いのない受験を学志舎で。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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