【中3】コミュニケーション講座実施報告

現中3生(難関・応用クラス)を対象に、4月末に「コミュニケーション講座」を実施しました。
コミュニケーションというと話すことに意識が向きがちですが、話を聞く態度や共感について学ぶことから授業をスタートしました。

アイコンタクト、あいづち、合いの手といったコミュニケーションの基本、リアクションの取り方など、
一生使えることではありますが、改めて学校やご家庭で教わることは、ほとんどないように思います。
本人は意識していなくとも、基本を知らないだけで「他者に与える印象」には大きな差が生まれてしまいます。

今回、この講座を実施してみて、授業態度が大きく変化した塾生がいました。改めてこの講座を実施して良かったなと感じています。

聞き手、話し手に分かれたコミュニケーション演習

塾生のほとんどが、「聞き手としてのリアクションをしないこと=他者に与える印象がプラスマイナスゼロ」と思っていたのではないでしょうか。
実際は、リアクションゼロは、相手にとって悪印象(ものすごくマイナス)でしかありません。
リアクションすることで、あなたの話をきちんと聞いていますよというメッセージになることを忘れないでください。

授業の後半では、メモのコツや情報整理の仕方、そして学校の先生方とのコミュニケーションのロール・プレイ
(現実に起こる場面を想定して役を演じ、疑似体験すること)を実施しました。
これらで学んだことや気づいたことは、すぐに身につくものばかりではありません。
改めて、配布プリントを見直し、意識して生活するようにしましょう。

授業の終盤では、各自が今回の講座で気づいたこと、それをどう今後の学校生活に活かしていくかをまとめました。
ここ数年、コロナ禍で他者とのコミュニケーション量が減ってしまったわけですが、
本来コミュニケーションは楽しいものであり、仲間や先生から受ける刺激は人生をより濃く充実したものにしてくれます。
各塾生は、学んだ知識やコミュニケーションの技術を実践し、学校生活に役立てましょう。

またせっかくなので、ぜひ親御様にどのような講座だったのか、共有してもらえるとうれしいです。(自身の復習にもなるのでオススメ!)

今後も、日々の学習に加え「今の塾生に何が必要か?」という視点でミニ講座を開催していければと考えております。
他ではなかなか聞けない話や情報を盛り込むつもりですので、楽しみにしておいてください。

無料で受験相談・体験

都立受験なら学志舎へ。

この記事を書いた人

大学卒業後、大手広告会社で営業や人事を経験。その後、企業や自治体、大学での講演活動に活躍の幅を広げる。採用の仕事において面接した学生数は1万人超。2017年秋、布施塾長の教育理念に共感し学志舎に参画。以降、小・中学生の文系授業を担当。

都立中学への細やかな作文指導が強み。都立高校の推薦入試においては、塾業界随一の面接経験、集団討論の経験を活かし、毎年、驚異の合格結果を出し続けている。直近6年間では都立推薦入試において100名以上を合格に導く。

多様な経験をしてきた強みを活かし、日々の学習を通じて社会で活躍できるような視座を子供たちに持たせることが目標。

一生ものの記述力をつけたい小学生。内申アップして一般入試で勝負したい中学生、将来に活きる推薦特訓で合格を勝ち取りたい中学生は、学志舎で待っています!

目次