合格体験記(2023年 都立国立高校:Hさん)

入塾のきっかけ

私が学志舎に入塾したのは中2の始めです。それまでは授業中も自習時間も私語が多い塾に通っていたため、学志舎の静かな雰囲気にはとても驚きました。しかし、このような雰囲気でないと集中して勉強に取り組めないと思い、入塾を決めました。最初は授業についていけず、みんなの「終わりました」という声に焦ってばかりいました。しかし、毎回の授業に真剣に取り組み続けていると、着々と自分の力を伸ばせていると実感することが出来ました。

受験生であるという自覚

中3の1学期の中間考査ではまだ受験生である実感がなく「別に大丈夫だろう」と楽観視してしまった結果、思ったより悔しい点数になってしまいました。「このままではいけない」と思い期末考査期間は毎日塾のオープン時間に合わせ自習室に行き、全力で取り組みました。周りの塾生も頑張っていたので、絶対負けないという気持ちで効率よく勉強することを意識しました。その結果今までで1番良い点数を取ることができ、自信に繋がりました。そこから自分の目標が明確になってきて、全力で自分が行けるところまで行きたいと思うようになりました。学志舎の自習室では周りも頑張っているということを感じながら勉強することが出来ます。周りに負けたくないと思いながら自習できたので定期考査の良い成績に繋がったのだと思います。

志望校選び

私は見学会に行くまで、国立高校を全く考えていませんでした。しかし、見学に1回行ってみるととてもいい印象で興味を持ち始めました。その時、学志舎に国高3年生の卒塾生が国高祭の勧誘に来てくれました。そのことにより文化祭にも行くことにし、文化祭では国高でしか感じられない熱気、迫力を感じました。そんな国高祭に私も参加したいと思い、第1志望として国立高校を考えるようになりました。このことから私は中3の夏までに色々な高校に行ってみることをおすすめします。実際に自分の目で見て、雰囲気を感じることでなにかビビっと来るものがあるかもしれません。また、学志舎は卒塾生がたくさん高校の話をしに来てくれるのでそれも志望校選びに活かすことができると思います。

感情をコントロールしながらの推薦特訓

私は夏、秋頃の模試の結果が1番よく、直前の模試ではD判定を取ってしまいました。夏期講習から毎日のように長時間勉強に集中していた分、2学期の期末考査で完全燃焼してしまい、12月は勉強に集中出来ない、やる気が起こらない状態になってしまいました。そんな中、周りはどんどん力を伸ばし続けていると考えると気持ちだけは焦るのですが、体は全く動きませんでした。そのまま受けた模試では当然良い結果を残すことができず、焦りは募るばかりでした。三学期が始まると推薦特訓がスタートし、自分に向き合い、自分が中学校生活で何をしてきたのか、これから何を目指すのかを考える良い期間となりました。ほかの仲間との差を感じたり、どうすればいいのか分からなくなったりして何回も泣きそうになりました。しかし、今まで話したことがなかった人とたくさん話したり、多くの先輩や先生方と面接をしたりすることで新たな気づきが生まれ、学ぶことが多くありました。この期間は今までで1番ひとつのことに向かって全力で集中して取り組んだ時間でした。推薦入試のことだけでなく、将来大切になることも学ぶことが出来ました。
しかし、推薦入試の結果は残念ながら不合格となり、私はD判定と向き合わなければならなくなりました。塾長や村岡先生と面談したのですが、先生方のほうが自分より合格への気持ちが強いのではないかと感じ「自分の気持ちがいちばん強くなくてどうする!」ととても励まされました。

一般入試

正直、推薦の方が村岡先生に記述が上手と褒めていただいたこともあり、自分に合っていて合格できるのではないかと考えていました。だから国立高校に入学できる学力が自分にあるのかと本当に不安になりました。
私の課題は数学でした。国高の過去問は良くて50点、悪い時だと15点しか取れない時もありました。しかし、塾長に「◆◆を取り組み、対策していこう」とアドバイスを貰い推薦入試後からの3週間取り組んだところ、今までどんなに解いても解説を聞いても分からなかった数学の問題がすらすらと解けるようになり、とても楽しくなりました。私は推薦入試のときは本当にドキドキしていたのですが一般入試ではとても落ち着いて試験を受けることが出来ました。直前3週間は本当に集中して力をつけることが出来たし、塾長得意のデータ分析で実質倍率は●●倍(※部外秘)だったので落ち着いて自分の全力を出すことが出来ました。

私が合格することが出来たのは塾長や村岡先生を始めとする先生方、共に合格を目指す仲間たち、たくさんのアドバイスをくれた先輩方、すばらしい環境、そして家族の支えのおかげです。本当にありがとうございました!この2年間私が学志舎で経験したことはかけがえのないものです。今度は私が先輩として後輩に私が受け取ったものを返していきたいです。

後輩へ

英語は努力した分だけ力がつくものだと思います。私は2年生の頃に英検3級、準2級を取り、3年生で2級を取りました。英検に申し込んで検定料を払ってしまうともうお金と時間を無駄にできないと思い、後にひけなくなるのでそうやって自分を追い込んでいました。英単語をそうして覚え、速読を毎日やっていると過去問もどんどん読めるようになっていきました。そのため、英語に関しては積み重ねることが大事だと思います。また、自分に一番合う勉強法を考えるといいと思います。私はあまり集中力が続かない人だったので効率よく勉強することを意識していました。1つの科目を長時間ダラダラやらず、できるだけ短時間で理解できるように工夫していました。そうすることで全ての科目をバランス良く勉強できたのだと思います。自分がどのように受験に向き合うか、自分がどこに行って何になるのかを決めるのは自分です!自分を信じて頑張ってください!

この記事を書いた人

地元三鷹で育ち、南浦小→三鷹1中→学志舎から初めての「都立西高」合格者となる。担当科目は国数英社理の5科目すべて。学志舎卒塾生として後輩たちに熱い気持ちを伝え、「適切な努力→成功体験→モチベーションup」のポジティブなスパイラルに入ることを大切にしている。随所に「気づき」を散りばめた授業を得意とする。都立トップ校に通った経験を聞くことを楽しみに通う塾生多数。趣味はスポーツ観戦と入試過去問の徹底研究&独自解説の作成。

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