合格体験記(2023年 都立国際高校:Sさん)※推薦合格

入塾

私が学志舎に入塾したのは中学2年生の終わりでした。私は今まで通信教材を用いて自宅学習を行っていたのですが、志望校が決まり本格的に受験勉強を始めたいと思い、塾の存在を意識し始めました。学志舎入塾の決め手となったのは唯一無二の雰囲気です。ページをめくる音やシャーペンの音だけが響くこの環境で私も学習したいと強く思ったのをよく覚えています。

入塾後の変化

私は学志舎の塾生になってから大きく変わったことが2つあります。1つ目は学習スタイルです。入塾前は特にやることを決めずに机に向かっていたため、だらだらと勉強をしており勉強の質がとても低かったです。しかし学志舎に入塾してから、塾長のあるアドバイスによって私の勉強に対する姿勢は大きく変わりました。塾長は【自分が今日やるべきことを”見える化”する】ということをおっしゃっていました。その言葉を聞いてから私は、自分が抱えているタスクをすべて書き出し、優先順位を付けることを毎日徹底して行うようにしました。自分がすべき事が明確になるのはもちろんタスクを達成出来たという達成感が自分のモチベーションになりました。学習の質が高まったこともあり定期テストでは常に上位をキープすることができました。そして3年次の期末テストでは目標だった学年1位を取ることが出来ました。
2つ目は行動の速さです。入塾当初は、授業のスピードについて行くことが出来ず自信をなくすこともありました。とんでもない速さで聴こえる「終わりました」の声に何度焦り、驚いたことか、、。しかしそんな周りの塾生も私と同じ中3です。私は負けたくないという気持ちから、必死に手を動かすようになっていました。そして次第に問題を解くスピードが速くなっているのを身をもって感じることが出来ました。他にも学校から帰宅して塾に向かうまでの速さ、教材を準備する速さなど、あらゆる行動が速くなりました。

推薦特訓

推薦特訓では、自分と志望校に全力で向き合いました。私は人前で話すことが得意ではなかったため、面接練習にとても怯えていました。しかし回数を重ねるたびに自分の発言一つ一つに自信がついているのが感じられ、次第に面接が楽しくなっていました。それはきっと塾生や先輩、そして先生方の的確なアドバイスがあったからこそだと思っています。また、落ち込むことも多くありました。推薦特訓も後半に差し掛かった頃、塾長との面接練習の際に「高校入学後の学習への意欲が感じられにくい」とアドバイスを頂きました。私の面接内容は将来の夢が軸となっており、塾生や先輩方からは「話に一貫性がある」と高評価を頂いていたため、ご指摘を頂いた際はとても落ち込んでしまいました。また私は、沢山の方々からアドバイスを頂いたが故に何が正しいのか分からなくなっていました。これは色々な視点からアドバイスを受けられる環境だからこその悩みだと思います。そんなとき「面接をするのは自分」という卒塾生講師の言葉で私の心に再びエンジンがかかりました。そこから本番までの数日間、”私”が面接を通して本当に伝えたいこと、アピールしたいことは何かを深く考え推敲を重ねました。考えを深める中で村岡先生に相談をさせて頂いた際、私は涙を流してしまったことがあります。私が伝えたいことを驚くほど正確に具現化してくださる先生を前に思わず涙が溢れていたのです。先生の力もお借りし、最終的に納得のいく面接内容で本番を迎えることが出来ました。アドバイスをくださった布施先生、快く相談に乗ってくださった村岡先生を始めとする沢山の方々に感謝しています。
そして何よりこの推薦特訓を語る上で先輩の存在は欠かせません。特に国際高校の先輩方は、現役生だからこそ伝えられる魅力や具体的な活動など沢山のことを教えてくださり、私の志望校への憧れが更に強まりました。そして先輩から頂いた国際高校のパンフレットやお手紙は常に私の心の支えとなっていました。当日は何度もお手紙を読み返すことで、「私には心強い先輩方がついている!」と自信を持ったまま試験に挑むことが出来ました。とても感謝をしています。ありがとうございました。

合格発表の日

合格発表の日、私は緊張してしまうので発表ギリギリに起きることにしました。寝起きで「合格」の文字を見た瞬間、私は一気に目が覚め自然と叫んでいました。本当に嬉しくて幸せな瞬間でした。また同時に、早く先生方に報告をして感謝を伝えたいと思いました。先生方に笑顔で合格をお伝えすることが出来てとても嬉しかったです。学志舎での日々は私の宝物です。学力だけでなく人間として成長出来た濃い1年間だったと思います。布施先生、村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生、あらゆる形で私をサポートし成長させてくださり本当にありがとうございました。

後輩の皆さんへ

後輩のみなさん、あなた達はほかの受験生よりも1歩前にいます。最高の仲間、最高の先輩、そして最高の先生方がいる”最高”の環境で学べているのだから。あとは最高の自分をつくるだけです。学志舎という環境で学べていることに感謝をし、最後まで駆け抜けて”最高”の自分で合格を掴み取ってください。頑張ってね!応援しています。

この記事を書いた人

地元三鷹で育ち、南浦小→三鷹1中→学志舎から初めての「都立西高」合格者となる。担当科目は国数英社理の5科目すべて。学志舎卒塾生として後輩たちに熱い気持ちを伝え、「適切な努力→成功体験→モチベーションup」のポジティブなスパイラルに入ることを大切にしている。随所に「気づき」を散りばめた授業を得意とする。都立トップ校に通った経験を聞くことを楽しみに通う塾生多数。趣味はスポーツ観戦と入試過去問の徹底研究&独自解説の作成。

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