親御様メッセージ(2022年 都立国立高校:Oくん)

「もう、学志舎に転塾したい…。」中学2年生の3月初め、息子が神妙な面持ちで切り出しました。その頃は難関国私立高校合格を謳う大手塾に通塾していましたが、大量の課題、毎週のように行われる模試や選抜テストに追われ、学校との両立に苦慮し、キャパシティーを超えているのは傍から見ても明らかでした。さらに当時の塾で中3からは、平日週5回の授業となることが決まりました。息子はその時から都立国立高校を第一志望としていたため、内申対策もきちんとできる塾に、と考えたようでした。学志舎の評判や実績は以前にも知人から聞いたことがありましたが、息子も同じ中学の生徒さんから「学志舎は良い」と聞き、転塾を決心したようでした。中2の3月上旬、体験授業に伺った際には息子の気持ちはすでに固まっているようでした。ただ保護者としては転塾するのに心配がなかったわけではありません。体験授業後の面談でいくつも差し上げた質問に、布施先生は丁寧に回答してくださいました。そのうちの一つ、「難関私立を目指すなら、今の塾さんを続けてください。都立が第一志望なら、うちにどうぞ」とのお言葉をいただき、勧誘のために取り繕ったりしない塾なのだと安心感を持ったことを憶えています。ここなら第一志望合格に導いてくれると確信を持ち、その日のうちに入塾を決めました。

 

学志舎の良いところは他の方が沢山紹介されているので、わが家は他塾からの転塾という観点で少し書かせていただきたいと思います。学志舎の特徴的な指導の一つに「自立学習」がありますが、息子にとっては学習内容を確実に定着させることに非常に役立ったようでした。以前通っていた塾では日々の授業、宿題、模試に追われ、流れてくるものを「さばく」ことに精一杯になっていたように思います。学志舎に入塾してからは受験勉強、学校の課題や定期テスト対策と交通整理が出来、一つひとつの学習に腰を据えて取り組めるようになったようでした。

 

学志舎のご指導で特筆すべきものがもう一つあります。それは、中学校での活動を全力で応援してくれることです。息子は中学2年の秋から部活の部長と生徒会役員を務めることになりました。これも過負荷の原因では、と私自身心配に思い、また以前通っていた塾からも指摘を受けたことがありました。しかし布施先生は「学志舎は各中学校のリーダーが集まる塾です」と公言され、中学校での頑張りを肯定し、背中を押してくれました。受験後、「いろいろやり切ったよ!」と晴れ晴れした表情の息子を見て、布施先生のおっしゃる「今を大切に」を中学校生活を通じて体現していくことが、終盤で頑張れる原動力になるのかもしれないと感慨深い思いでした。(もちろん、日々の授業が良質であることは言うまでもありません!)

 

入塾後、中3の夏休み以降はお盆・正月を除き、まさに「毎日」学志舎へ通塾していました。食う、寝る、学志舎に行きガッツリ勉強、と通塾&勉強が生活の一部になりました。(最後は「あ~塾行きたい」とつぶやくようになったほどです)自立学習を通じて定期テストや学校の課題にも取りこぼしなく取り組めるようになり、中3の1学期までどうしても超えられなかった素内申42をついに突破。2学期に初めてオール5の通知表を持ち帰った時は、最後の一押しまでやり切った息子に成長を感じるとともに、学志舎の先生方のサポートに感謝の思いでいっぱいでした。模試の判定も11月、12月と上がってきたため、推薦を受けることになりました。

 

わが家は推薦入試へのチャレンジは残念ながら不合格となりましたが、それでも推薦特訓は世界一受けたい授業だとお薦めできます。初日、「すっごい面白かった!」と興奮気味に帰宅した息子の表情を思い返すと、やはりお薦めしたいです。村岡先生や佐藤先生、卒塾生の先輩方の手厚い添削指導(こんなに見てもらえる塾は他にないと思います)、さらに人材採用のプロの観点から助言をいただける村岡先生の面接特訓は、就職活動さらには社会人として働く際に必ず役立つと断言できます。この授業を中学生の時に受けられた息子は幸せ者でしょう。(私自身、数十年前に受けたかった!)

 

推薦の合格発表から約3週間後の一般入試まで、落ち着かない様子の時もありましたが、「オール5」というアドバンテージが慎重派の息子にとってはお守り代わりになったようでした。一般入試当日、帰宅して「出し切った」と所感を述べた時、また一般の合格発表で受験番号を発見できた時、本人にとって悔いのない受験が出来て本当に良かった、学志舎で良かったと感慨深い思いでした。息子が学志舎でお世話になったのは1年間だけでしたが、何年も通塾したのではないかというくらい濃密な時間をご提供いただいたと感じています。ずっと行きたい、通いたいと憧れをもっていた国立高校に合格し、晴れて息子が「国高生」となることができたのも、布施先生、村岡先生はじめ、学志舎の先生方のご指導のおかげです。授業を通して、学習の進め方・向き合い方、勝負に挑むときのメンタルの持ち方、「礼を尽くす」など社会人としてのありようなど、受験を越えて多くのことを教えていただきました。高校入学後も、ご指導をお願いできますと幸いです。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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