ガンバレ、菊池くん!

塾長です。

卒塾生の近況報告です。

彼は中3春に入塾。9科素内申36を42に+6upさせ、都立国立高校に合格。(中3の1学期にはいきなり+7up!2学期はある科目で提出物が1つ抜けたことでテストは平均90点以上でしたが、1つ下がり結果的に+6upに)その後、東大へ合格。現在、建築を学び、昨年の千葉県を襲った台風被害の復興に奮闘中です。↓NHKで取材を受けておられます。1分50秒あたりに登場。「お力添え」という言葉。恥ずかしながら私が学生時代に一度も使うことがなかった言葉です。教養と高い人間性がないと出てこない言葉です。さすがです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200623/1000050484.html

↓彼の都立国立高校合格時の合格体験記

http://mitaka.gakushisha.jp/%e2%98%86%e5%9b%bd%e7%ab%8b%ef%bc%88%e5%90%88%e6%a0%bc%e8%80%85%ef%bc%89%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%93%e5%b9%b4/

世の中には多才な人がおられますが、彼の場合、陸上部に所属していた中学時代は都大会に出場し、高校と大学では体操部で活躍する高い運動神経と、合唱コンクールでピアノ演奏し、趣味でドラムやギターを楽しむ音楽の才能などをお持ちです。それでいて、そのような才能を周りにひけらかすような傲慢さは微塵も持たず、つねに謙虚な姿勢で人と接する卒塾生です。むしろ、自分はまだまだと努力を惜しまず、自己研鑽に励む、素晴らしい性格の持ち主です。私と年が20歳ほど離れていますが、人間性において負けているな~と思わされることが多々あります。

彼との思い出の一部をご紹介します。中3の受験期。私が「16時オープンで行くよ」と言っても、いつもその前から入口で英語長文を読みながら私を待ち、私の姿が見えると笑顔で「こんにちは!」と本当に勉強できることが嬉しそうに挨拶してくれていました。その後、他の塾生が到着するまでの約1時間と授業終了後も約1時間の個別指導。私も初めて都立国立高校を受験する塾生を指導することになりましたので、特別な思い入れがあり、お互い必死でした。今、思うと推薦入試でも戦える力を持っていましたが、その頃はそんな余裕もなく、とにかく一般入試での国高合格に向け、過去問解説と添削に明け暮れていました。当時は開校3年目。中3生は15名。そのうち、自校作成校を受験する塾生は彼一人。ですから、今のように難関クラスで皆と一緒に過去問解説というわけにはいかず、クラス授業以外の時間で個別指導です。(当然、無料です)こうして、彼への指導を通して、自校作成校に合格するにはどの程度まで力をつければいいのか?その物差しを手に入れることができたことは有難いことでした。

彼は秋以降、グングンと力をつけていかれ、高校入学後もまだまだ伸びていくポテンシャルを十分に秘めていました。受験後から合格発表までの落ち着かない時間。その間は一緒に本屋に足を運び、高校で使用する参考書や問題集を探してみたり、東大の赤本を手に取って、高ぶる気持ちを鎮めるようにしていました。また今の本校に移転した初日は、都立国立高校1年生になった彼が一番に足を踏み入れ、机やイスの設置を手伝ってくれました。その後、進路に悩む彼とご飯を食べにいったり、後輩達の前でアドバイスしてもらったり、本当にいろいろな思い出があります。親御様も素晴らしい方で、いつも「勉強のことは先生にお任せします。私は健康管理に努めます。」とサポート役に徹して頂いたおかげで、高校、大学と誰もが羨むような結果となりました。(ちなみに弟くんも都立国立高校合格です)

そして、今。

自分が学んでいることを社会に役立てようと奮闘している姿に私は感動しました。私にできることは、応援と彼の時間がある時に一緒にご飯を食べるぐらいかもしれませんが、成長した彼と再会することが今から楽しみです。

「成長した卒塾生との再会」

それは我々、教える人間に対する最高のギフトです。