【都立国立高校】学校説明会に行ってきました!(2024年)

学志舎 佐藤です。

6/26(水)、都立国立高校の学習塾対象学校説明会に足を運びました。

現在、都立国立高校には、「高3生(5人)、高2生(7人)、高1生(9人)」計21人の学志舎卒塾生が通っています。

特に今春の推薦入試は「倍率3.55倍」という高倍率。

そのような中、学志舎からは7名が受験し、6名が合格!

「推薦入試にも強い学志舎」の面目躍如を果たす結果となりました。(悔しい思いをした1名は、その後一般入試で見事合格!)

説明会の当日は定期試験日ということで、その時間帯は、生徒の皆さんが問題と真剣に向き合っている時でした。生徒たちのそのような姿を想像しながら、先生方のお話を一言も聞き漏らすまいと、私も真剣にメモを取らせていただきました。

目次

三鷹エリアから自転車通学可能!?(体験済)

14:00開始の説明会。
私は余裕を持って13:00頃に三鷹駅前校を出て、電車で三鷹駅から国立駅まで向かおうとしておりました。

しかし!
三鷹駅に到着時、12:30頃から中央線が運転見合わせの状態となっていることを知り、一転してピンチを迎えることに。

いつ再開するのかわからない状況。私は「何としてでもお話を伺いたい」という一心から、一つの決断を下しました。

それは三鷹駅から「自転車で向かう」というものでした。
容赦なく照り付ける太陽で汗びっしょりになりながら、片道50分かけ、何とか開始時刻に間に合うことができました。

お陰で自転車通学している生徒の心理状況を模擬体験することができ、塾生へのお土産話のネタをまた一つ増やすことができました。

三鷹エリアから通学する子は「電車通学」になるかと思いますが、「自転車通学」も可能であることを身をもって体験することができ、貴重な機会となりました。

進路指導

進学指導重点校

都内に7校あるうちの1校として、進学指導重点校に指定されています。

その選定基準に対して、国立高校の数値は非常に高いものとなっています。

【基準1】共通テスト試験結果(現役)

・5教科7科目で受験する者の在籍者に占める割合が、おおむね6割以上
→ 国立高校は81.1%

・難関国立大学等に合格可能な得点水準(おおむね8割)以上の者の受験者に占める割合が、おおむね1割以上
→ 国立高校は41.1%

【基準2】難関国立大学等(※)現役合格者数が、15人以上
→ 国立高校は38人
※東京大学、一橋大学、東京工業大学、京都大学、国公立大学医学部医学科

教育課程については、1~2年時は全科目共通履修(芸術科目除く)、3年時は国公立二次、私立難関校入試に対応できるような多彩な選択科目が用意されています。土曜授業も年20回行っています。

東大・京大訪問ツアー

1、2年生を対象に、8月には東大・京大訪問ツアーが実施されています。学部についての説明、模擬講義の受講、研究室の見学等を行います。(昨年の様子

希望者40名が参加でき、毎年盛り上がりを見せる人気のイベントとなっております。今年は120名の応募者がいるとのことです。

学習支援

自習室は7:45~20:00まで利用可能。今年初の定期試験(6月末)を迎えるにあたり、1年生もかなりの人数が利用しており、別の教室を自習室として開放せざるを得なかったと進路開発部の先生がおっしゃっていました。自習の際は、卒業生(大学生・大学院生)が講師となり、生徒の質問や進路相談に応じてくれるとのことです。心強いですね。

また、得意分野を伸ばして苦手単元克服を目指す夏期講習(1講座90分)、国公立二次試験対策など受験直前のフォローを行う秋期・冬期講習など、季節講習も充実しています。

活発な部活動

22の運動部、17の文化部、2の特別部(放送部、新聞部)があります。中には、クラシックバレエ部のように、都立では唯一国立高校にしかない部活動もあります。

部活動加入率は約180%とのことでした。エネルギーレベルの高い生徒が集まっている印象です。

四大行事

新入生歓迎会

毎年4月、外部施設を1日貸し切り、各部活動が1年生を前に渾身のパフォーマンスを披露します。頂いたパンフレットにその様子が写真として収められていましたが、画像から伝わる迫力はなかなかのものです。この行事で新入生たちが様々な部活動に惹かれ、加入率約180%という数字につながっているのだろうと感じました。

第九演奏会

毎年4月、プロのオーケストラ・ソリストと共演し、生徒たちがドイツ語で合唱します。

合唱団は、2、3年生の音楽選択をしている生徒、また有志で結成している第九サークルの生徒で構成され、約400名とのことです。国高生以外にも地域の方々を招待しており、合唱を通した地域交流の場となっているようです。

クラスマッチ

毎年5月、クラス対抗型の球技大会「クラスマッチ」が開催されます。新入生は、この行事でクラスメイトとの仲をより深めることができます。

オリジナルのクラスTシャツを作成するようです。行事が始まる前から、1つのものを作り上げる過程を楽しめますし、結束も深まるので良いですね

国高祭

毎年9月に行われる文化祭・体育祭・後夜祭からなる「国高祭」。特に文化祭については、2日間の来場者が毎年1万人を超え、そのクオリティの高さは地域から高い評価を得ています。

内装、外装、非常に完成度が高く、国高生のこの行事にかける思いが結集しています。外装については、来場者の投票をもとに「外装賞」が発表されるようです。(昨年の様子

特に3年生の演劇は圧巻で、あまりの人気から、鑑賞者については毎年抽選を行っています。
(1日で、80分 × 4公演とのことでした。素晴らしいエネルギーですね。)

ただ、残念ながら私はまだ国高祭に行ったことがありません。チャンスがあれば足を運び、その雰囲気を味わってみたいと思っています。

皆さんも是非一度、国高祭に参加されてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

目次