お盆休み(佐藤先生)~広島・山口~

学志舎 佐藤です。

夏期講習中のお盆休み(8連休)の際、広島・山口に一人旅をしてまいりましたので、詳細を報告いたします。

目次

原爆ドーム

原爆投下の悲しい記憶を伝える負の世界遺産。
日本人として、当時の状況を克明に知っておくべきだと思い、訪問しました。

広島県内の物産品を展示・販売する場として作られていたこの施設は、被爆時に最上部の円状の鉄骨が残り、その形から原爆ドームと言われています。

元来の姿を目の当たりにすると、改めて胸が締め付けられます。

併設されている広島平和記念資料館も訪ねました。
行列に並び、施設内をくまなく見学し、滞在時間は3時間を超えました。

1945年8月6日、広島市内中心部の上空160mで原爆が爆発し、市内の9割の建物は炎上や倒壊など、壊滅的な被害を受けました。半径2km以内の建物はことごとく焼失したと言います。また、原爆の放射線による被害を受けた人もたくさんいました。

施設内では、実際の被爆時の写真や当時を生き抜いた人々の言葉も展示されていました。惨禍そのものの写真を目に焼き付け、言葉については一心にメモを取りました。

当事者からすれば絶対に思い出したくない記憶を、平和の実現への切なる願いを胸に、後世の人に伝えてくださっていること。そのことに対して深く感謝し、何気ない日常のありがたみを噛みしめながら、精一杯今を生きなければならないと強く思いました。

角島(つのしま)

広島の次は、かねてより行きたいと思っていた山口県へ。

目的は、ドラマ等でもよく使用される場所、「角島の海」を見に行くことでした。

反則級の美しさです。心から感動しました。天気に恵まれたことも良かったです。

この風景、ドラマや映画で目にしたことはありませんか?私は、小学4年生の頃(2006年)、木村拓哉さん主演の「HERO 特別編」で初めて目の当たりにして、なんてきれいな場所だろうと感動したことを覚えています。その時から、いつか行きたいと思っていました。この水の透明度の高さは、沖縄の方から流れてくる対馬海流の影響が強いようです。

大いにリフレッシュさせていただいた旅行となりました。

今の時代、インターネット上で、はるか遠くの場所の情報も手にすることが出来ます。
一方で、実際にその地に出向いて、対象を直に体で感じるからこその心の動きというものが確実にあり、それが「生きているという実感」なのだと今回の旅で改めて強く思った次第です。

今回の旅で得られたエネルギーを、余すことなく今後の仕事に注いでいく所存です。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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