◇都立武蔵中(親御様)2024年
都立武蔵中(K様)
学志舎を選んだ理由
いわゆる大手と言われる塾に4年生の頃は通っておりました。その塾では受験に向けての保護者、子どもに対する圧が激しく、拘束時間の長さ、「トイレ食事睡眠以外は勉強」などが当たり前という空気の中、息苦しさを感じながらの日々でした。耐えられなくなり転塾を考えて調べていたところ、学志舎を知りました。
塾長先生との面談の中、一番の決め手となったのは「子どもは親と夕飯を食べるべきである」という言葉です。受験をするということはもちろん覚悟が必要ではありますが、ここはただの合格を目指すだけの塾ではない、人としてきちんと子ども、親と対応してくれそうだということを感じました。
受験というレースの中で自分を見失うことなく導いてくれそうだという安心感を得たこと、それが学志舎を選んだ理由です。
親のチカラupセミナーに参加した時の感想
卒業生の方の試験結果を参考に過ごし方などを知ることができました。その後の面談でも子どものことを聞くことで、きちんと息子のことを見てくださっているのがわかり非常に安心しました。
また、事前に慣れるために具体的な前受け校を教えていただけたおかげで、親子共々本番にリラックスして受けることができました。先生がおっしゃられていたように合格体験を事前にすることができたため、ぐっと自信がついたようです。
子どもの受験期の成長ぶり
作文が苦手な息子でしたが、丁寧な添削、そして励ましてくださる先生の言葉にやる気が増していったように感じました。それに伴い、先生からの作文の添削の結果も上がっていたようです。日曜日の特別講習などでは解いたことのない問題に取り組みながら、勉強の楽しさを感じていたようです。
見守る親の心境
基本的に私は勉強は全て学志舎の先生にお任せしていたので模試の結果、作文の先生のコメントを読むくらいでした。「習い事をやめなくてもよい」という先生のお言葉に甘え、全ての習い事を継続したまま受験に臨みました。
私の方が不安になってしまう程でしたが、本人曰く「塾できちんとやっている。今更覚えるのではなく、塾の勉強の中で理解を深めることが大切。そして都立中受験は理論、考え方であり暗記型の受験ではない」と論破されてしまい、ますます見守るしかできなくなってしまいました。
あまりにマイペースな息子にやきもきすることもありましたが、塾では頑張り、他の時間はカフェなどに共に出かけ、私は仕事、息子は勉強するなどメリハリをつけたり、気分転換をしたりしながら過ごしたことで息詰まることなく受験に取り組むことができたかと思います。
受験で重要視されてしまうことは合否であることは承知していますが、どんな結果であれ子どもと同じ目標で走るこの不思議な時間は私にとっても息子にとっても忘れることのできない時間となりました。その中で息子のことを信じ、彼の良さを潰さずに走り抜けることができたのは学志舎を信じ、先生たちに全てを預けることができたからです。
おかげさまでご縁をいただき、晴れて望む学校へ進むことができました。
本当にありがとうございました。目指す職業がある息子ですが、「アルバイトで学志舎の先生もいいなぁ」と言っています。そのような時が来ましたら、再びどうぞよろしくお願い申し上げます。
都立武蔵中(S様)
入塾のきっかけ
兄が地元の公立中学に通っていたため、都立高校受験で既に定評のある学志舎のことは知っていました。正直なところ入塾するなら学志舎か西東京市の個人塾だけだと思っていましたが、次男は5年生の頃から都立中学を受験したいと考えるようになったため、現実的には学志舎一択でした。
学志舎で学んだこと
適性検査の解法や特徴を、膨大な作文と問題を通して身に付けて頂きました。勉強の本質的な部分は当然のこと、復習の仕方、時間配分、合格するためのテクニックなども教えて頂けたと思います。
実際息子は模試でB判定しかもらったことがないにも関わらずなぜか、「武蔵に行く未来しか見えない」と言っていました。親としてはもう少し謙虚であってほしいとも思いましたが、おそらくこれらのことを学んでいくことで身に付いていった自信だと思います。過去問もたくさん解いたようで2月3日の朝、「今年はどんな問題が出題されるかワクワクする」と言いながら検査会場に向かい、終了後に「どうだった?」と聞くと「悪問じゃないけどまあまあの問題かな」と客観的な講評を口にするほどでした。
塾長が最後のブログで「その学校に入学するんだ!という強い思いをぶつけ続けた人が合格する」と仰っていたのは、こういうことなのかと思いました。
親として
ただただ先生方の言う通りにやれば大丈夫だと伝えていました。私自身も一緒に過去問を解いたり、ときには作問もしたりしてみましたが、基本的には私からのアドバイスは、たとえそれが先生方と同じことを言っていたとしてもあまり意味がない(本人に響かない)と思いました。それよりも、先生方から頂いたアドバイスを子供と共有して同じ課題に取り組んできたことが良かったのかと思います。
卒塾にあたり
楽しむかのように取り組んでいた息子ですが、合格発表まではやはりナーバスな様子でした。
合格発表当日、小学校から帰宅した息子に結果を伝えたときの反応を妻と楽しみにしていましたが、それは予想外のリアクションで歓喜というよりも安堵した様子が印象的でした。その日の夕方、村岡先生、石原先生、佐藤先生に報告に伺うと先生達の方が親身に喜んでいただき、そのことで合格の実感がこみ上げてきたそうです。
また山田先生には自転車でケガをした時、風邪をひいた時に優しくお声掛けくださったことも感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。
受験結果とは別に、学志舎で得たこれらの体験や学んだことは息子にとって消えることのない大切な財産です。地元に学志舎があって本当に良かったなと思いました。卒塾することは残念ですが、6年後に吉報をお届けできるよう、これからもがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。
都立武蔵中(K様)
学志舎を選んだ理由
息子が5年生になる頃までは、私が選んだ市販テキストや通信教材を使い自宅で勉強していましたが、受験対策は塾にお願いしたいと思い、息子一人で通える距離にあり面倒見の良さそうな学志舎の入塾テストに伺いました。その際に塾長より「西高も狙えるよ」と言って頂き、本人は西高がどんな学校か知らないものの褒められて嬉しかったのか?気を良くしてこの塾に通いたいと自ら言い出し、小5から通わせて頂きました。最初は臆病な面があり気後れしがちな息子が、ピンと空気の張り詰めた感のある厳しそうな塾に馴染めるのかと心配もありましたが、杞憂に終わりました。授業はやりごたえと面白味のバランスが良いらしく、毎回張り切って2年間通っていました。
親のチカラupセミナーに参加して
親のチカラupセミナーでは、すでにWebサイトの親御様の声でも述べられている通り、ポジティブな言葉がけや親としての心構え・対応の仕方等、改めてご説明頂き学び直しました。そこから受験日まで、我が子のタイプ・状態をよく見て、いろいろと考え悩みながら最後の最後まで試行錯誤の日々でした。
受験を通しての息子の成長
大きく変わったことと言えば、学校の宿題の日記が10分位で書けるようになったことです。そんなことか!と思われるかもしれませんが、以前は日記を書くのに2時間位は「何をどう書けば良いのかわからない〜!」とゴネていましたから、すごい進歩です。
最初は都立三鷹中を希望して受験を決めましたが、それがなぜか夏頃から息子が都立武蔵中に行きたいと希望を変えました。息子の全般的な成長具合から都立三鷹中を勧める親と都立武蔵中で勉強したいと言い張る息子で12月まで度々話し合いました。しかし、やはり息子の人生なので、本人の覚悟をよく確認した上で、塾の先生方の御意見を参考に都立武蔵中を受験することに決めました。
ただ、息子は都立武蔵中に行きたいと譲らない割には、親との約束を破り続け、注意もどこ吹く風で、ゲームやTVをしっかりと楽しみ、塾だけはしっかりと通っていましたが、夏休みを制することは全く出来ませんでした。1日の集中していた勉強時間は、夏期講習の時間を含めても4、5時間だったと思います。学校がある日は、宿題の計算や漢字をのんびりとやり、社会のスライド作りやアンケート等でiPadを使い出すとなかなか止められずに2時間位が過ぎ、受験勉強はどれだけ?という感じでした。やっと机に座って勉強を始めたかと思えば、消しゴムやシャープ芯を無駄にしたりボールペンを分解して壊したり、クリップで知恵の輪を作ったり、計算用紙に絵を描いていたり、やりもしない肩たたき券を作っていたり、ただボーッとしている時もちょくちょく有りました。息子のやる気は全く見えない日々でした。
誰も勉強の邪魔をすることのない自宅なのに、5分と集中出来ない息子には本当に困っていましたが、「塾ではしっかりやっておられます」という塾長のお話から、一縷の望みをかけて、出来る限り毎日自立学習へ通わせて頂きました。幸い、塾だけは全く嫌がらず素直に自ら通っていました。冬休みのどんなに寒い朝も8:30からせっせと通い、時期によっては中3生の中に一人で学んでくることも多かったようです。それだけは感心し根性がついたなと思いました。
親としては受験に向けての早寝早起きの習慣作りや体調管理(睡眠時間9時間弱の確保)、過去問の解答用紙のコピーを欠かさないようにし書類整理に勤しみました。
受験を通して思うこと
小6になるまでに子供のメンタルと行動面の成長をもっと促しておけば良かったなと何度も思いました。元々私立向きの子に都立を受験させようとしたので余計に大変でした。コロナ禍だったので仕方無いですが、様々な体験不足が痛かったです。
こんな感じの愚息ですが、もう自分の考えで人生を選び歩み始めたことを知り、親が選び決めて与える時期の終わりを感じました。今後は成長の遅い部分もゆったりと長い目で見守り、息子の自主性が伸びていくことを信じて待つように努めることが肝要なのかなと思っています。
息子が都立武蔵中に合格出来たことは、学志舎の自立学習があってこそのことだったと思います。そして、5人の先生方の個性の滲み出る添削でのコメントやアドバイスをはじめ、的確で温かいご指導を頂いた賜物と思っております。息子はもちろん親の私にも色々とご教示頂きまして大変参考になり助かりました。
先生方のご健康とご活躍、そして学志舎の今後益々の御発展を心より祈念しております。
2年間、本当にありがとうございました。
都立武蔵中(I様)
この度は大変お世話になりました。子供が憧れていた都立武蔵中学に合格を頂くことができたことは、ひとえに学志舎の先生方の熱心なご指導のおかげです。
入塾の経緯
3年生の終わりから大手私立対策型の塾に通わせておりましたが、宿題の多さや毎月のテストによるクラス分けなど、目まぐるしいノルマとなかなか成績が伸びないことでこのままで良いのかと迷っておりました。それでも頑張っておりましたが、5年生の夏頃に、高校受験も見据えつつ中学受験の学習が向上できるような塾を探し始め、ホームページから学志舎を知りました。
さっそく体験に伺ったのですが、塾内はとても静かで、整然とした校舎内は、気が散りやすいわが子にとって、落ち着いて集中ができる環境だと感じ好印象を受けました。塾長とお話させていただいた内容からは、子供の自主性に重きをおき、努力する力を身に付けさせることができると感じましたし、合格短冊を見ながら塾長が一人ひとりの合格までのストーリーを話してくださったことからも、子供と真摯に向き合ってくれると感じ入塾を決めました。
また、学志舎の都立高受験の推薦特訓が魅力的であり、ぜひ受講させたいと思ったのも入塾の決め手の一つでした。
セミナー参加が親のターニングポイント
6年生時に春・秋と2回の親のチカラupセミナーがありましたが、特に秋のセミナーが、受験期直前の心構えをする私たち親にとって大きなターニングポイントだったと思います。
「保護者の役割」や「過去の受験生のデータ」も勉強になりましたが、特に合格したお子さんのエピソードの多くにあった「自立学習を大変頑張っていた」「粘り強く学習していた」などが大変参考になり、セミナー後に子供と共有をしました。思春期のため、勉強のことで衝突することもありましたので、家での学習には期待せず、勉強面に関しては先生方と本人に任せると決め、親の役割は、とにかく目一杯塾の自立学習に行くように促し、あとは健康管理と睡眠時間の確保をすることだけを心掛けておりました。
受験期の子供の成長
6年生の秋まで学校の課外活動に忙しく、夏から秋にかけては多くの大会にも出場していました。夏休み中の勉強に多くの時間を割けなかったこともあり、6月の模試ではA判定を頂いたものの、秋以降はB判定もなく苦戦しておりました。12月頃になって、ようやく子供自身が危機感を感じたようで、自主的に学習スケジュールを立て、自立学習オープン時間は塾で勉強するようになりました。特に作文は、書いては添削を受けることを繰り返し、受験直前には立派な文章を書けるようになっておりました。
また、勉強面以外でも成長を感じたのは、受験当日、受験校の関係者の方々に対して、周りの受験生は誰も挨拶をしていない中、臆せず皆さんに元気に挨拶をしていたときです。以前でしたら、こういった姿はなかったので、人としても成長したことに驚きと喜びを感じ、さっそうと校舎に消えていく背中には涙が出そうになりました。この姿を見ることができただけでも学志舎で学ばせてもらえて良かったと感謝しております。
最後に
前向きに頑張る子に「最高の環境」を用意する。まさにその通りだったと思います。
不安に思うことや子供が模試結果で落ち込んでいることなど、何度かメールで相談させていただきましたが、すぐに先生方から本人へ直接お話していただけたことで持ち直すことができました。前向きな頑張りは、先生方の熱意あるご指導によって支えられていたと思います。
また、どんなに忙しい中でも丁寧で的確なアドバイスをいただき、子供はそれを励みに頑張っていましたし、受験当日も先生方から頂いたお手紙とブログの応援メッセージをお守りとして何度も読み返し、心を落ち着かせるようにしていた姿が印象的でした。
小学生時代に尊敬できる先生方に出会えたこと、一生懸命頑張って走り抜けたこと、礼儀や挨拶なども含め、学志舎での学びは子にとって大きな宝になったと感じております。
布施塾長はじめ村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生、本当にありがとうございました。
都立武蔵中(S様)
学志舎を選んだ理由
親としては、もともと中学受験ありきというわけではなく、学校の勉強に+αしたいと考えて通信教育を利用しておりました。しかしながら、家庭での勉強へ取り組む姿勢に物足りなさを感じたため、通塾することで先生や周りの生徒からの刺激を受けることや、都立中受験にチャレンジすることで考える力や文章力を鍛えるという選択肢もいいのではないか、と考えて塾を探し始めました。
生徒数の多い大手塾はもともと選択肢になく、しっかり本人と向き合ってもらえ、成長させてくれるような塾を探しており、Webで紹介されている内容から学志舎が合いそうと思い訪問しました。初回面談のときは中学生たちが自立学習をしており、あまりの静かさとピリっとした空気に親は緊張してしまい、息子も委縮しないかと心配しましたが、本人は「こんなもんかな、静かでいいじゃん、やってみたい」といった前向きな感想で驚きました。先生に姿勢を直すように言われても素直に聞き、テストに真剣に取り組む息子のやる気のある表情を見て、ここでお世話になれば成長できそうな良い印象を持ちました。バスや電車での通塾になることは少し心配でしたが、週の通塾回数も2回と少なく、習い事との両立も可能なことから、5年の夏期講習からお世話になることにしました。
習い事については、水泳は夏まで続け、ボルダリングは直前の1月のみ休んだだけでした。体力の維持と良い気分転換になったようで、塾と両立できたことはとても良かったと思っています。
息子の成長
都立受験をチャレンジするのにあたって、ぜひとも力を伸ばしてほしいと思いつつ心配していたことは作文でした。受験だけでなくその後の人生においても重要と考えていたからです。入塾して初めのころは、本当に1行も書けず、ほんの数文字書いて、残りの時間をなんとかやり過ごすといった、提出することすらできない状態でした。
とにかく書かないといけない、と本人が思ったきっかけは模試で書ききれなかった経験だと思います。秋になってもスローペースですが、週に1回の文系の授業中に書く課題を家でなんとか書ききって次週の回に提出できるようになり、1月にようやく「授業時間内に書ききって提出してきた!」と聞けるようになりました。作文前半に書く課題文の要旨をまとめるところは、コツをつかんだのか書けるようになり、自信がついて書く速さも上がったことで後半の自分の意見も最後まで書けるようになってきたようでした。
最後の数回、塾長に作文を添削していただき「合格!」と書いていただいたのがとても嬉しかったようでした。先生方の寄せ書きやアドバイスなどと一緒に「合格答案」をお守りにして入試本番にも持って行っていました。
一方、理系分野はもともと好きなこともあり、内容は理解できており、ある程度解くこともできていたようです。ただし、頭で答えがわかっていてもうまく解答欄に記述することができず苦労していました。理系の授業では石原先生のオリジナル解説がとても分かりやすかったようです。また、難易度を表す●●(※部外秘)も大変参考になり、飛ばすべき問題の見極めも上手くなりました。秋ごろには勘違いや計算ミスが増えて模試の成績が上がらないこともありましたが、過去問を2周目、3周目と解くうちに記述もできるようになり、点数が上がり自信になったようです。●●(※部外秘)は解くことはできなくても考えることは楽しいそうで、本番は飛ばしてもいいのですが、なるべく解説を読んで理解するよう勧めました。
親の見守り
家庭での学習態度については、正直に言って最後まで模範的な受験生と言えるものではなかったように思います。家庭学習時間はそれほど多くなく、通塾に時間がかかることもあり、自立学習に行くこともそこまで多くはありませんでした。その代わり、普段の授業の前にはなるべく早く到着して自立学習すること、また学校のない日の特別講座では、塾の前後に自立学習の時間を作ることは心がけていました。塾に行きさえすれば、塾では授業も自立学習も集中して取り組めていたのではないかと思っています。塾での講義のスピード感や静かで集中できる環境が、短期集中的に勉強するタイプの本人に合っていたようです。
家庭学習へ取り組ませることには苦労しましたが、塾長に相談させていただき、気が進まないもの(作文)は塾に来て取り組む、家にいても塾の授業と同じ時間帯に学習する、といったアドバイスをいただき、なんとか以前よりは勉強時間が増えてきました。息子の態度にどうしてもイライラが収まらず爆発してしまうこともありましたが、「怒ることは時間の浪費、注意は目を見て1回だけ、機嫌のいい母でいる」という塾長のセミナーでの言葉を何度も繰り返し唱え、抑えるよう努力しました。
親のチカラupセミナーに参加した感想
親のチカラupセミナーでは、都立中に期待される生徒として、多面的なものの見方ができることや傾聴・分析できる力が求められており、将来のリーダーとなる人材を意識していることなど、共感できる内容を伺いました。これらの力は、中学・高校に限らず将来にわたって必要なことだろうと思います。また、小学校成績の算定方法、習い事を続けるかどうか、過去の合格者の点数など、細かく具体的なことをコンパクトに丁寧に教えていただき、受験までどのようなことを意識すればよいか理解できました。
作文については、話し言葉から書き言葉にすること、量は質に転化すること、普段の生活での絶対的な経験値が重要であることなどを教えていただき、理科系では楽しんで学ぶこと、学んだことを使えるようにすることなど、普段から意識する重要な点についても教えていただき参考になりました。おそらく勉強への姿勢、重要なポイントについては、息子にも伝えている内容かと思いますが、直接伺うことができ、親としても安心することができました。
最後に
都立中の合格は紙一重だったと思いますが、学志舎の先生方には息子の可能性を引き出してくださり、それ以上に勉強へ取り組む姿勢、自分で考える力、文章を書く力という生涯大事なものを伝えてくださり、意識を高めていただいたと思います。また親としても子供に言うことを聞かせるのではなく、子供自ら取り組むことを見守る重要性を気づかせていただき成長することができました。とても感謝しております。これからも、この経験を忘れずに、中学入学後も親子共々成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。
都立武蔵中(F様)
入塾のきっかけ
志望校合格に向け、至れり尽くせり全てを管理してくださる塾も他にありました。しかし、「合格だけを目的にせず、今後の成長につながる塾」にお願いをしたいと考え、学志舎にたどり着きました。
塾長のブログ、ホームページを拝見し、合格だけを目標にしていない点、また温かみのあるお人柄に惹かれ面談の申し込みをさせていただきました。
昭和の厳しい体育会系な雰囲気も想像しながら伺いましたが、実際の様子は全く違いました。
子どもに真剣に対等に向き合ってくださる様子がうかがえ、ぜひお世話になりたいと考えました。
受験期の成長ぶり
6年の秋ごろ、娘が「適Ⅱと適Ⅲ、当日どんな問題が出るかワクワクする!」と言い始めました。
決して点数が安定していたわけでもなく、安心できる状況ではなかったと思います。しかし、石原先生のオリジナルプリントを大事にファイルに整理し、自分に必要なものを考えて自分で計画を立てて取り組む力をつけていただいたからこその言葉であったように思います。
また冬ごろには、たとえ自立学習に行かなくとも、自宅の部屋を学志舎の自習室と想定し、「行ってきます。」と言って部屋に入り、タイマーをかけて一心不乱に問題を解いている姿をよく見るようになりました。学志舎の自立学習で見てきた先輩方の取り組み姿勢を真似て、集中力も随分と高めてもらったと感じました。
母「作文書いた?」
娘「まだ~」
という会話をしていた時期もありましたが、いつの間にか、学習面に関しては親が口をはさむ隙も全くなくなりました。娘に聞くと、適性Ⅰの作文は曜日関係なく、どの先生に提出させていただいてもよく、即日添削し返却くださるとのこと。先生方の連携のすばらしさを何度も話題にしました。的確な添削と前向きなコメントをいただき、「合格!」と書いてもらったことを嬉しそうに見せてくれました。娘にとってあまり気の進まなかった様子の作文も、受験終了時には添削していただいた膨大な枚数がファイルにとじられていました。本当にありがとうございました。
親の心境
学習面では全く親の出番がなく、心身の健康管理のみに注力させてもらうことができました。娘から「こういうファイルを買って。」と頼まれ、ファイルやノートを買い、点数が低く元気のない日には美味しいお菓子を買う役目をしていました。
学志舎での授業、宿題共に子どもが自分で管理をできるように指導してくださっていたおかげで、親はストレスなく過ごすことができました。
小学校の担任の先生からも「塾で疲れているお子さんが多いなか、とても余裕を持って過ごしています。」とおっしゃっていただきました。
娘が小学校生活や習い事を楽しみながら、勉強も自らがんばっている様子を見て安心して過ごすことができました。
学志舎の先生方には本当に感謝をしております。ありがとうございました。
都立武蔵中(S様)
この度息子が都立武蔵中に合格をいただき、学志舎にお世話になって本当に良かったと感謝しております。我が家の場合は私立向けの進学塾からの転塾ということで、少し他とは異なるかもしれませんが、受験期に具体的にどのようなサポートをしていたのかを、親の視点から書いてみたいと思います。息子は私立塾で頑張っていた期間が長いため「勉強体力」は結構あり、私立と同じくらいの勉強時間とスピード感でこなしていたので、そぐわない内容があるかもしれませんが、正直に書きますのでご容赦下さい。
入塾のきっかけ
息子は小学3年生の10月から私立向けの進学塾に通っていました。中学受験は本人の希望で、第1志望と第3志望は私立男子校、第2志望は共学の都立武蔵でした。小6の春に第1志望校のクラスに入ったところ、「男子校は向いていない気がする。共学にしたい。」と急に方針転換し、都立武蔵を第1志望に変更しました。
息子は私立塾が大変気に入っており、先生方にも可愛がって頂いておりましたが、都立の対策なら転塾した方が良いと考えました。大手塾も検討しましたが、姉がお世話になっていた学志舎が一番信頼できると考え、学志舎にお世話になることに決めました。
入塾後
夜の21時過ぎまで塾にいた日々から、19時過ぎに帰宅するようになり、正直拍子抜けしました。学志舎では宿題は少なく、教科ごとの週テストもなく、だらけてしまうのではと本当のところ心配でした。ところが逆に、小テストの対策に時間を取られないことで、やるべき課題を自由にアレンジできることが、結果的には効率的に学力をのばしていくことに繋がりました。
自習室もたくさん利用させていただきましたが、本人曰く「いつでも帰宅できるように出入り口付近を死守」していたそうです。しかし小学生が、自習のためだけにわざわざ塾に行くって、本当にすごいことだと思います。学志舎の塾生は、自習で自分と向き合う訓練を積むからこそ、伸びるのだと感じています。
親のサポート
しっかり者の塾生は、自分で学習計画を立てて頑張っている方も多いと思いますが、恥ずかしながら息子はそこまではできず、日々の課題の準備などは私がサポートしていました。A3対応のコピー機も自宅にあったため、過去問や模試などあらゆるものを毎日せっせとコピーしており、さながら小さな事務所のようでした。過去問の整理については、厚みのあるファイルボックスを適性ⅠⅡⅢと分けて準備し、クリアファイルに1年分ずつ過去問を入れ管理していました。とにかく膨大なプリント量ですので、こまめに整理しないと混ざってしまうので注意が必要です。
志望校対策について
家では最新のものに加え、古い過去問集も入手しました。平成28年度受験用の過去問集を購入し、最新のものと合わせてちょうど15年分くらいになりました。これには理由があり、息子が問題用紙の原寸大を希望したことと、問題にたくさん書き込むので消すのが大変だったため、いつもコピーして取り組んでいたためです。
12月始め頃、過去問にめどがついたので、初見の問題対策として3科型の小石川、両国、大泉、白鴎、富士の適性Ⅲの過去問5~8年分を各2回ずつ解きました。他校の問題を解くことは、解答法の引き出しが増え有効でした。そのほかに、公中検や模試も期間を空けて解き直しをするなど、とにかく自分が自信を持って解ける問題を増やすことに注力しました。その結果、1月にもう1周武蔵の過去問をダメ押し(4回目)で解いたところ、どの年度でも8割以上は必ず解ける状況になり、「武蔵に追いついたかもしれない。」と息子の大きな自信に繋がりました。
都立受験は私立より科目も少なく、複数校対策する必要が無いため、志望校の問題に注力することができます。実際息子が受験前日に、「もう武蔵のためにできることは一つもない。やりきっている。これで駄目なら訳が分からない。」と言っていました。「やりきる」という言葉は、学志舎では耳たこですが、本当に大切なことです。今回の合格で、息子は「やりきる」大切さを学ぶことができました。
ここまで書くと、私がよっぽどの教育熱心な親かと勘違いした方もいたかもしれません。しかし、私は子どもの勉強は一切見たことがありません。子どもには協力し、話は聞きますが、本人は私の全く知らない問題を解いているので口出しはできません。ただのサポート役です。
テストが思うように取れなくても、「その時の瞬間風速だから気にしない。」といって励ましていました。この辺りは、学志舎の親のチカラupセミナーで言われていたことをそのまま実行していただけです。親のチカラupセミナーは本当に学志舎の良さが分かる良い機会ですので、集中して聞くことをおすすめします。
最後に
最後になりましたが、先生方に温かく伴走して頂いたおかげで、子どもと衝突すること無く、笑顔でゴールすることができました。親子共々感謝しております。また来年の受験生に向けてお力になれることがあれば、ぜひお声掛け下さい。ありがとうございました。