【都立武蔵中・高】学校説明会に行ってきました!(2024年)

学志舎 山田です。

6/19(水)に都立武蔵中・高の塾向け説明会に参加してきました。

自転車で前を通る機会は何度もありましたが、今回やっと校舎に入って雰囲気を体感することができました。


現在、都立武蔵には、「高3生(1名)、高2生(1名)、高1生(1名)、中3生(3名)、中2生(4名)、中1生(7名)」計17名の学志舎卒塾生が通っています。


一部の卒塾生と再会することができました。充実した表情を見ることができて本当によかったです。休み時間に、私の元に同級生の卒塾生を連れてきてくれる人もいました。ありがとう!

卒塾生以外の生徒も廊下ですれ違いざまに気持ちよく挨拶してくれ、とても明るい学校でした。

目次

中高一貫校ならではの教育

説明会の前には中学生と高校生の授業を見学させていただきました。

中高一貫のシラバスと「地球学」

特に、理数系については先取り学習が進められ、中学生の授業でも一部、高校範囲の内容を取り扱っており、中高で一貫したシラバスの強みが伝わってきました。

また、「地球学」の取り組みを中1~高1の4年間に渡って段階的に行えるのも中高一貫校ならではの強みです。

中1(尾瀬へのキャンプ、学校周辺の実地調査、府中での武蔵国の学習)

中2(新潟での農業体験、交渉学と異文化理解の学習)
中3(模擬国際連合の活動、修学旅行)

と中学生で身近な場所から外へ視野を広げ、高1で個人が興味関心を持ったことについてSDGsと関連付けながら研究を進めて発表まで行うという流れで、課題解決力を身につけることができます。

こうした活動が、進学実績や国際数学オリンピックでメダルを獲得する生徒を輩出する背景になっているのだと感じました。

中高の一体感

都立武蔵の三大行事(音楽祭、文化祭、体育祭)のうち、文化祭と体育祭については中高合同で取り組まれます。普段の教室も中1&高1、中2&高2、中3&高3はそれぞれ同じ階となっており、中学生は3学年上の高校生の先輩を身近に感じながら生活できることが刺激になるはずです。

一方で、中学までは校則や制服があり、高校にはないという違いもあります。しかし、高校の授業の様子を見ても自律した生徒が多く、中学で生活基盤を身につけた上で高校生活を送っていることが伝わってきました。

適性検査

説明会では、適性検査で必要となる力について説明していただきました。

2021年から大学入試においてセンター試験が共通テストに変更となり、資料やデータをもとに考える問題が増加しました。都立武蔵中の適性検査も図表や会話文を複合して答える問題が必出です。そうした検査を突破した人が充実した環境の中でさらに成長し、レベルの高い自己進路の実現を果たしていることがうかがえました。

改めて、適性検査に向けた学習によって身につく思考力・判断力・表現力が中学入試のみならず、それ以降の学習に対しても有意義であることを認識しました。

日頃の授業の一つひとつが塾生の将来につながっているという意識をもって臨んでいきます。

この記事を書いた人

地元三鷹で育ち、南浦小→三鷹1中→学志舎から初めての「都立西高」合格者となる。担当科目は国数英社理の5科目すべて。学志舎卒塾生として後輩たちに熱い気持ちを伝え、「適切な努力→成功体験→モチベーションup」のポジティブなスパイラルに入ることを大切にしている。随所に「気づき」を散りばめた授業を得意とする。都立トップ校に通った経験を聞くことを楽しみに通う塾生多数。趣味はスポーツ観戦と入試過去問の徹底研究&独自解説の作成。

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