【都立西高校】学校説明会に行ってきました!(2024年)

学志舎、石原です。

都立西高校の説明会に行ってきました。

都立西高校には現在、「高3生(16名)、高2生(16名)、高1生(15名)」、

計47名の学志舎卒塾生が通っています。

最も多くの学志舎卒塾生が通う学校。それが都立西高校です。

当日はテスト期間ということもあり、教室から出てきた数名の卒塾生と再会することができました。高校生活について少し話をしてみましたが、勉強や部活、充実した日々を送っているようです。早速、髪の色が明るくなっている卒塾生もおり、西高ライフを楽しんでいる様子でした。

声をかけてきてくれた卒塾生にお願いして撮ってもらいました。

参考:【都立西高校】卒塾生からのアドバイス – 三鷹 塾 「都立受験なら学志舎」西、国立、駒場への驚異の合格実績 (gakushisha.jp)

目次

都立屈指の進学校

教育方針

教育方針の一つに「文武二道」というものがあります。「文武両道」ではなく、「どちらも究める」という意味がこめられているそうです。40以上の部に加え、同好会やサークルもあり、兼部する学生も多いようです。(150%以上の加入率!)

卒塾生のMくんも6つの部活を兼部していると話してくれました。また、土曜特別講座では外部の講師が古文や美術などの講演も行っており、令和5年度は全23回の講演がありました。このように、勉強だけでなく、自分の好きなことに没頭したり、幅広い教養を身につけたりして大学へ進んでいける環境が整った学校です。

進学実績

2024年度の大学入試においては、東京一工(東大、京大、一橋大、東工大)と旧帝大(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)に合計50名が現役合格

早慶上理に197名が現役合格。国公立大学医学部に6名が現役合格と素晴らしい結果を出しています。

【2024年学志舎卒塾生の大学進学(一部)】

Yくん:校内実力テストで「3年間1位」をキープし、東大理科一類へ現役合格!

Iくん:国立大学の信州大医学部へ現役合格!

あらためて、おめでとうございます!

西高(2024年)のパンフレットに代表として掲載されたYくん

その背景には通常授業に加え、夏期講習(令和5年度は全74講座)、早朝講習や補習といった仕組みも充実していることがあります。

進路状況 | 東京都立西高等学校 | 東京都立学校 (metro.ed.jp)

自校作成問題説明会

説明会では国語、数学、英語の独自入試問題の出題意図、受験生の得点分布、どのような誤答例があったかという細かいデータまで、問題作成者の先生から詳しくご説明いただきました。説明会の詳しい内容はブログに書けない部分もありますが、学志舎講師間ではその日のミーティングで直ぐに共有しました。

西高の先生方は教育への高い情熱をお持ちで、生徒にどんな力をつけさせたいか、そのために受験生には中学生のうちにどんな勉強や経験をしてほしいかということを熱く語っておられました。3科目とも30分以上にも及ぶご説明をありがとうございました!

以下、各先生からの印象深かった言葉をご紹介いたします。

国語「豊かな言語生活を」
知らない言葉に出会ったときに辞書で調べて語彙を増やし、新書(政治、経済、社会問題などの専門分野の入門書)を読めるようになってほしい。

学志舎では中1と中2のうちに、週2回、授業内で「語彙テスト」を行い、語彙力の強化を図っています。知っている言葉が多いほど文章を読みやすくなります。また、ニュアンスの異なる類義語を多く知っていると自分の考えをより正確に伝えることもできます。塾生は知らない言葉を調べ、自分のものにする習慣をつけていきましょう

数学「計算は教わるというより、自分で手を動かす」
最初は計算の仕方を習うが、実際に自分で解けるようになるには自分で手を動かすことが大切。また、正解していた場合にも解説を読み、より良い別解がないか確認するなど能動的な学習が必要。

私も授業の中で、塾生に同様のことを繰り返し伝えています。手を動かして解いた分、計算力を高め、その計算法を自分のものにすることができますし、別解を考えること(複眼的思考)で論理的思考力を飛躍的に高めることができます。

手を動かし、ドンドン数学を得意科目にしていきましょう!

英語「英語は道具」
英語で書かれた文章の内容を英語のまま理解できるようになることが必要。英語は様々な情報を得るための道具としての位置づけ。内容を理解するために他の科目の知識をきちんと学んでおくことが大切。

英語を英語のまま理解するためには、英単語や英文法を理解した上で「音読」「シャドーイング」「例文暗唱」を繰り返し行い、正しい英文を自分の身体に染み込ませていくことが大切になります。最初は狭い範囲でしかできないものですが、徐々に広い範囲で英語のまま理解することができるようになります。そうすると、英文を読むスピードが速くなり、3,000語を越える西高の英語にも十分対応することができます。まずは「音読」から始めていきましょう!

また地球温暖化や光害のような社会分野はもちろん、菌類の働きや電気の発明といった生物・化学分野でも英語長文問題のテーマとして出題されています。他科目においても旺盛な知的好奇心を発揮し、幅広く学ぶことを楽しんでいきましょう!

西高の先生方、改めまして貴重なお話をありがとうございました。

この記事を書いた人

(ラ・サール高校→慶応義塾大学(理工学部)→慶応義塾大学大学院→東大大学院→大手進学塾→学志舎)大学入学時より家庭教師、個別指導塾等のアルバイトを始め、指導歴は20年を超える。難関私立中・難関大学への豊富な指導実績に加え、日本の最高学府で学んだ経験を小中学生の指導に落とし込む。パターンやテクニックの丸暗記に頼らない、本質をつかみ、体系的に解法を掘り下げていく授業が魅力。特に「自分の頭で考える」ことを求められる都立中の適性検査問題を得意とし、一見難解に見える理系問題も易しく解きほぐし、子どもたちの知的好奇心と思考力を高めていくプロフェッショナル。物腰が柔らかく、温かい人柄で塾生と親御さまから圧倒的支持を得ている理系担当責任者。

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