【都立調布北高校】学校説明会に行ってきました!(2024年)

塾長です。

7/4(木)、都立調布北高校の学習塾対象学校説明会に足を運びました。

現在、都立調布北高校には

「高3生(5人)、高2生(3人)、高1生(10人)」計18人の学志舎卒塾生が通っています。

目次

アットホームな規模感&雰囲気

9クラス編成の学校と比較し、1学年230名前後の6クラス編成のため「卒業する頃には生徒同士でお互いの顔と名前が分かるくらいのアットホームな規模感と雰囲気がある学校」とのこと。

説明会後に校舎見学に参加させて頂きましたが、たしかに生徒同士が談笑する声や個別に先生の元へ質問に行き、楽しそうに学びを深めている様子を拝見することができました。

人によっては「規模感」も魅力の一つになりますね。

都立高校では珍しい!「特進クラス」

高2から「特進クラス(1クラス)」が設置され、希望者の中から成績順で選抜されます。1クラスのため、高2・高3とクラス替えはありません。また途中で普通科に戻ることはできず、指定校推薦も受験することはできません。

つまり難関国公立大に向け、果敢にチャレンジするクラスとなります。ある模試の平均偏差値は某自校作成校と同じレべルとのことでしたので、その実力が窺い知れます。

指定校推薦枠は100大学以上!

特にGMARCHなどの難関大の指定校推薦枠は30学部以上。中央大学では「12枠」あり、先ほどの特進クラスの子は利用しないため、普通科の子は「中央大に進学するチャンス」が広がります。

MARCH現役進学率「全国1位」!

(2023年朝日新聞EduA調べ)

スゴイですね!

2024年は国公立大41名早慶上理19名GMARCH72名のため、卒業生の約56%がこれらの大学に進学されたとのことでした。特進クラスでは東大を目指す子もいるため、一定数が浪人していますので、浪人を除いた大学進学者数の中で算出すると先ほどの大学への進学は約63%になるようです。

校舎改築工事(2026年夏~)

現在のグラウンド側に新校舎を建設予定。完成までは旧校舎を使用するため、グラウンド問題が発生します。ただ調布北高校の周りには外部会場(大沢グラウンドや調布市立体育館など)が点在しており、現在でも半分以上の部活がそのような施設を利用しているそうです。今の中学生は高校入学後に新校舎の恩恵を受けることはできないかもしれません。

ただ、私が高校時代を過ごすのに大切だと思うのは「ハード面(施設など)ではなく、ソフト面(人材)」です。

つまり綺麗な校舎より、そこにいる生徒や先生が魅力的かどうかを重要視した方がいいということです。綺麗な校舎は一週間ほど通学すると慣れてきます。しかし、人はそうではありません。日々の会話の中で、気心知れた同級生の新しい意外な一面を発見したり、先生から多角的な物事の捉え方を教わることがあります。人というものは簡単に飽きるということがありません。

今回の説明会では、調布北の先生方の裏表のない学校紹介と校舎案内が特に印象に残っています。

「皆さんお気づきのとおり、ウチの校舎はかなり古いです(笑)」

「(部室を案内しながら)生徒がいないとなかなか廃墟感がありますね~」

「(バケツを指さし)ここ雨漏りするんですよね~」

と包み隠さず、ニコニコしながら校舎内をくまなく案内して頂きました。

途中、私が卒塾生と挨拶した際には「さきほどの◆◆さんは先生の教え子ですか?〇〇部で頑張っていますよ!明るくていい子ですよね~」とすぐに生徒の情報が出てくるあたりも私の調布北高校に対する好感度が上がった瞬間でした。

ですから、私も学志舎に戻ってからのミーティングでは「調布北、いい学校やったわ~。古い校舎やけど、そこにいる子達が楽しそう!熱心な先生も多い。しかも卒業生の6割近くが国公立大、早慶上理、GMARCHのいずれかに進学するからええ学校やで!応用クラスの子に教えてあげよう!」と講師間で早速共有しました。

その後の応用クラスの授業では「志望校決まっていない人いるやろ?調布北高校がええで。この夏、一回は見学に行こうや!そして、内申3を内申4に変えて、調布北に合格し、人生を変えよう!」と説明会の様子も交えながら熱くプレゼンさせてもらいました。

進学指導推進校の恩恵「校内予備校」

2023年2学期よりスタート。大手予備校の先生の授業を「無料」で受けることができます。

さらに卒業生(サポートティーチャー)の個別指導も「無料」です。

そして、さらにさらに受験生向けに夏休みに開催される学校の先生による夏期講習も「無料」とオトク感いっぱいの学校です。

大学プログラムへの参加(高2)

高2時には「個人研究」と「大学プログラムへの参加」を選ぶことができます。

大学プログラムは水曜の午後に電気通信大または日大に行って、大学の授業を受けることになります。

キャンパス内の図書館や学食も利用できますので、一足先に大学生のイメージを掴むことができるのも魅力の一つです。30人程度が参加されているようです。

全員参加で盛り上がる「おほむらさき祭」

6月には体育祭が開催。名物応援合戦の自主練習が朝7:50頃から実施されます。やりきった後は勝敗に関係なくみんなで号泣するそうです。

7月の合唱祭では忙しい合間を縫って昼休みに練習。お昼ご飯はそれまでの10分休みを活用し、事前に済ましておくようです。

そして、9月開催の文化祭は有志だけではなく、全員参加で楽しみます。ザ・青春ですね。

最強の購買部「ドン・キホーテ」

昼休みに外出ができるため、近くの「ドン・キホーテ」が最強の購買部になるそうです。後でグーグルマップで調べましたが、距離にして170mですから、これはヘビロテしますね。

生徒会で活躍する学志舎卒塾生

生徒会選挙が終わったタイミングでしたので、扉に生徒会役員が張り出されていましたが、10名程度の役員のうち、3名が学志舎卒塾生でした。

特に生徒会長に就任したWさん

大役、頑張って!

生徒たちの声(パンフレットより)

(最後に生徒たちの声をご紹介しますので、雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。)

ドンキ・セブンが近い

夏はアイスをお昼に食べられます

屋上に上がれる

登下校の道が広くて自転車で走りやすい

駅が遠かったり交通が不便なところが逆に好き

平和なJK・DKライフを送れます

見た目より中身

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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