【都立高校入試】令和6年度入学者選抜から男女合同選抜へ移行

いよいよ正式発表された「男女別定員の廃止」

その影響としてお伝えしておきたいことが1つあります。

それは、「共通問題トップ校を受験する男子は、内申upが合格のための必須条件になる」ということです。

そのような中、昨晩の自立学習において終了時間前に帰宅した塾生(男の子)がいたので、先ほど個別面談を実施させて頂きました。関西弁にはなりますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

目次

塾生との面談事例

塾長「Aくん、昨晩、早く帰ったけど、家で何か用事があったの?」

Aくん「家で晩御飯を食べる時間だったので帰りました。」

塾長「そうなんや。親御さん、了解済のことなん?」

Aくん「はい、そうです。」

塾長「そうか、家で食べる晩御飯も大事やけど、君は中間テストまであと何日なんだっけ?」

Aくん「あと10日です。」

塾長「そやな、それやったら必死でやらんとあかん時やね~。ところで、この前のⅤもぎの偏差値はいくつだっけ?良かったんだっけ?」

Aくん「良くなかったです。偏差値60なので。」

塾長「え?僕は偏差値60を取ったのはすごく良かったな、凄いなと思っていたんよ。偏差値60はオール4の人でも皆、取れるわけやないんよ。それでな、君の5科内申はオール4ないやろ。それで偏差値60はたいしたもんやで。自信を持ってええんやで。」

Aくん「はい。」

塾長「それでな、それだけの力を持った君が5科内申でオール4取れないのは、僕はもったいないと思ってるんよ。僕は偏差値60を取った君なら5科内申でオール4は取れると思うけど、君はどう思う?」

Aくん「はい、オール4を取りたいと思います。」

塾長「ええね~。ほな、早く帰って晩御飯食べてる場合やないな~。この時期は早く塾に来て、19時頃、教室で食べたらええやん。どないやろ?」

Aくん「はい。そうします。」

塾生「ほな、帰ったら親御さんにそう伝えておいてな。塾長から言われたと。」

Aくん「はい、分かりました。」

塾長「それでな、もう一つ話があるねん。君の志望校を考えた時、これまでやったら男子は内申が女子より不足していても男女別定員やったから、救われるところもあったけど、次から男女同じなので、救われない可能性があるんよ。そういったことを考えても内申upが必要になるし、そのための取り組み、準備が勝負やで。だからな、頑張っていこうな!」

Aくん「はい。」

※塾生の気持ちを少しでも上向きにできればと、日々、こんなやり取りをしています。参考にして頂ければ幸いです。

「男女合同選抜」に対して、学志舎が取る戦略・戦術の詳細については、10月の親のチカラupセミナー(中3秋)でお伝えさせて頂きます。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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