公中検11月号結果(小6)

学志舎 佐藤です。

公中検11月号の結果が開示されました。
2科と3科それぞれのTop5、得点と偏差値の関係、そして卒塾生の昨年同時期の受験結果についてお伝えします。

目次

Top5

偏差値(得点)

2科

Aくん 69.4(146点)☆全国41位/2140人中

Bくん 68.3(143点)

Cくん 68.3(143点)

Dくん 66.1(137点)

Eくん 62.5(127点)

3科

Fさん 73.3(223点)☆全国13位/985人中

Gさん 69.9(211点)

Hくん 68.7(207点)

Iさん 66.1(198点)

Jさん 64.4(192点)

得点と偏差値の関係

上記の成績優秀者の結果からもわかりますが、数問の差で偏差値が大きく変わります。

今回の公中検模試では、偏差値帯65・60・55付近の得点が下記のようになっています。

2科

66.1(137点)

60.4(121点)

54.9(106点)

3科

64.4(192点)

59.5(175点)

55.2(160点)

どちらにおいても、15点差≒偏差値5の差となっています。

さて、15点とは、何問分に相当するでしょうか?
答えは、「2問」(場合によっては「1問」)で取れる得点です。

もし今回の結果が思わしくないと感じていたとしても、下を向く必要はありません。

結果返却時にも伝えておりますが、正答率40%以上で、受験時には得点できなかった問題に成長の種があります。

本当に、あと少しのところ。粘り強く直すことが大切です。

卒塾生の受験結果(2024年11月号)

「自分が志望する都立中に通う卒塾生は、模試で常に優秀な成績を収めていたのではないか?」と感じる塾生もいるでしょう。

しかし、みなさんが憧れる卒塾生も毎回思うように得点できていたわけではないのです。

昨年同時期における、6名の卒塾生の受験結果を掲載します。

2024年11月号

下記卒塾生のみ掲載

三鷹中 → 偏差値55未満
武蔵中 → 偏差値58未満

偏差値(合格校)

Kさん 54.8(三鷹中)

Lくん 51.9(三鷹中)

Mくん 50.1(三鷹中)

Oくん 55.3(武蔵中)

Pくん 54.1(武蔵中)

Qくん 49.1(武蔵中)

このように合格した卒塾生と言えど、毎回思い通りの結果が得られていたわけではありません。

では6名を合格に導いたものは何でしょうか?
それは、「模試や過去問の直しに丁寧に取り組み続けたこと」に尽きます。

間違えた問題を丁寧に解き直して過去問を何周もした塾生、

添削後の作文をその場ですぐに直して改善を繰り返していた塾生、

授業前に少しでも早く来て自立学習の時間確保に努めていた塾生など、

地道な積み重ねの姿勢が6名それぞれにありました。愚直な取り組みがもたらした合格だったと思います。

親のチカラupセミナーでもお伝えしたとおり、模試結果は変動があるものです。
得点できなかった問題は「これから得点できるようになる問題」ととらえ、ていねいに直しに取り組んでいくことが大切です。

都立中入試まであと70日、頑張っていきましょう!

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

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