合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立国際高校:Tさん)  

目次

Tさん

入塾のきっかけ

私が入塾したのは、中学2年生の春です。元々いくつかの塾や通信教材を試してきましたが、高校受験について本格的に考え始めたときに、兄が通っていた学志舎の存在が真っ先に思い浮かび、駅前校が開校するタイミングで学志舎に入塾しました。

志望校への思い

私は以前まで、勉強というと、定期テスト対策を少しやる程度でした。しかも、3年生の1学期に入っても志望校が決まらず、ダラダラと時間を浪費し、今では考えられないほど悪い勉強態度でした。しかし、3年生の夏休み。母に連れられて、半ばしかたなく国際高校の学校見学に行きました。今までどこの高校の学校見学に行っても、他人事のような気持ちでしたが、国際高校の学校見学に行ったその日に「この高校に絶対に合格したい!」と、私の心に火がつきました。

しかし、私にとって国際高校は遠い存在でした。模試の偏差値が足りていないことはもちろん、私の3年生の1学期の換算内申と国際高校の合格基準の換算内申とでは12も差があり、かなり絶望的な状況でした。

しかし、どうしても国際高校に入学したかったため、学校見学に行った日から受験当日までは、毎日必死の思いで勉強に取り組みました。国際高校に合格するために取り組んだことは主に2つあります。

1つ目は内申アップです。定期テスト対策や授業態度など、内申アップのために学志舎の先生方や先輩に教わった方法を毎日実践しました。その結果、7教科の内申を上げることができ、換算内申は3年生の1学期の44から2学期の55まで11up、合格基準との差を1にまで縮めることができました。

2つ目は、過去問を徹底的にやり込むことです。先輩方がとにかく学志舎で配布されたものをやり込むことが大切だと仰っていたため、理科、社会、数学の過去問は3、4周しました。数学と理科が苦手科目でしたが、石原先生に何度も質問に行き、理解できるようになるまで丁寧に教えていただきました。また、自校作成問題かつ配点が2倍になる英語は、国際高校の過去問を2周と、山田先生に頂いた問題を解き、長文問題に対応できる力を身につけることができました。英作文は佐藤先生や山田先生に何度も提出して、細やかな添削のおかげで自信を持つことができるようになりました。また、佐藤先生には、英語の過去問が思うように解けないときに相談をさせていただいたり、週末には「国際高校の英語の特別講座」を開いていただいたりして、国際高校の英語に対応する力を少しずつつけていくことができました。

膨大な量の過去問を解いたからこそ、私以上に過去問を解いた人はいないだろう、と自信を持って本番を迎えることができました。

落ち込んだ時とその対処法

しかし、本番までの道のりは、決して楽なものではありませんでした。3年生の2学期に仮内申が出るまでは、模試の判定がずっとD判定だったため、何度も落ち込み、自分が情けなくなることが多くありました。そんなときには、国際高校のホームページや、パンフレットを見返したり、母や兄に話を聞いてもらったりして、「自分にできるところまでやってみよう!」と自分を励ましました。

私は、塾長の「他人と違う結果が欲しければ、他人と違うことをするしかない」という言葉が忘れられません。

私の状況からして、他の人よりも努力をしなければ合格できないのは、明白でした。そのため、他人以上に努力をするように心がけました。夏休み以降は、「学校から帰り、家で15分間の仮眠を取ったあとは、一秒でも早く学志舎に行く」ようにしました。休日はオープン時間以外は図書館やコミセンに行きました。

しかし、学志舎の自習環境は、図書館やコミセンと比べても桁違いに素晴らしく、格段に集中できます。長時間自立学習していても、ずっと緊張感を感じながら集中して勉強できます。周りを見渡すと、勉強にのめり込んでいる塾生たちにパワーをもらえましたし、いつでも先生に質問をすることができたので心強かったです。

勉強以外に教わったこと

また、学志舎では勉強以外にも様々な教訓が学べます。先生方のお話は、自分の視野を大きく広げてくれるものも多く、高校受験がゴールではないことを教わりました。夏期講習や冬期講習は、ハードでしたが、先生方のお話が興味深く、面白いので、楽しんで学志舎に通うことができました。先生方から聞いた話は、受験勉強だけでなく、これから先の人生にも役立つようなものがたくさんあり、先生方の話を聞けたことは、学志舎に通ってよかったと思う理由の1つです。

先生方への感謝

夏休みに学校見学に行った日からここまで志望校合格に近づくことができたのは、学志舎の先生方の存在が本当に大きいです。内申が1つも上がらなかったとしても国際高校を受験することは決めていたため、塾長に「内申と偏差値をいくつまで上げたらいいのか?」と質問に行ったことがあります。きっと他の高校を進められるのだろうと思っていましたが、国際高校に合格するための具体的な道を示してくださり、最後には、「合格の可能性があると思うよ」と言ってくださりました。他の先生方も、模試を返却するときに、「何をしたら合格に近づけるのか」を話してくださったり、私の不安を聞いてくださったりしました。めげそうなときも最後まで自分の可能性を信じて努力することができたのは、自分以上に自分のことを信じてくださる学志舎の先生方がいたおかげです。

一般入試当日

本番は、当日の数日前に熱が出たり、腹痛があったりと体調面は万全ではありませんでした。しかし、国際高校の最寄り駅である駒場東大前駅で降りた瞬間に不安が消え、どこからか自信が溢れてきました。そのため精神的には万全の状態を作り上げることができました。

国際高校には、村岡先生が応援に駆けつけてくださり、「いつもどおりにやろう!」と、声をかけてくださいました。前日までは「緊張して何も頭に入ってこなかったらどうしよう」と、心配していましたが、会場の雰囲気がこれまで受けてきた模試の雰囲気とほとんど同じだったため、緊張しすぎることはありませんでした。

各教科わからない問題は多かれ少なかれありましたが、直前の村岡先生のお言葉を思いだして、パニックにならずに問題を解くことができて、英語と社会では自己ベストを更新することができました。

最後に

受験生活では、幾度となく困難にぶつかり、何度も不安になりました。しかし、不安になるたびに、誰よりも熱い学志舎の先生方や周囲でひたむきに勉強に取り組む塾生たちを見て、「絶対に合格する!」と気持ちを新たにして、自分を奮い立たせました。国際高校に合格できたのは学志舎という最高の環境に身を置くことができたからです。

塾長、村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

後輩のみなさんへ

私は国際高校を受験するにあたり、学力も内申も足りていませんでしたが、今こうして合格体験記を書くことができています。そのため、自分の可能性を信じて突き進んで行くことができれば、きっと道は開けるのだと思います。心から行きたい学校が見つかったなら、絶対に諦めないでください。学志舎にはそれを応援してくださる先生方がいます。そして、志望校への思いは誰よりも強く持ってください。私は、大好きな高校だからこそ、全力を尽くして完全燃焼することができました。学志舎生のみなさんなら大丈夫です。学志舎の先生方を信じて、与えられたものに真摯にとりくみましょう。また、1ヶ月ごとの目標(理社の基礎を固める、数学の過去問の点数を5点upさせる、など)と、勉強の予定表を書くことをおすすめします。応援しています!

親御様

学志舎を知ったきっかけ

この度、娘が国際高校に合格をいただきました。

入塾は中2になる春、「駅前校開校」のタイミングでした。戸山高校へ進学した兄が「本校」でお世話になり、その成長する様子を間近で見ていたので、当然のように娘も学志舎を希望しました。

志望校について

娘はあまり勉強が好きではなく、小4で入った大手塾も夏休み前には嫌がって辞め、その後は通信教育や個人塾も試したりしましたが、習い事のダンスが忙しかったこともあり、思いきって嫌がる勉強はやめさせ、その代わり英語だけを先取りで進めることにしました。娘には語学が合っていたようで、英語は得意科目となっていきました。志望校を考えた時に自由な校風や多様な文化が感じられる魅力は勿論のこと、英語だけが自校作成で、あとの教科は共通問題という国際高校は、娘にとってよいのではないかとひそかに感じておりました。

中3になっても、ずっと志望校は決まらず1学期の間はドラマを掛け持ちで見たり、youtube、インスタ、TikTok等を見ては時間を浪費していました。

実は夏休みに国際高校の学校見学に行く時も「親が勧める学校にそのまま行くのは嫌!」と電車の中で不機嫌な状態。国際高校で説明会が始まるまでに、生徒さんの学校生活や行事のビデオを流してくださったのですが、そのキラキラした様子とは対照的に娘は横でふてくされていました。

それが何故か説明会が終わった後に「私ここに行く。志望校が決まった!」と言ってきたのです。その変わりように、初めは信じられませんでした。ところが、家に帰ってからもずっと国際のパンフレットを見たり、インターネットで調べたりして夢中になっているようでした。

娘の成長

国際に志望校が決まったものの、現実は厳しいものがありました。内申が全く足らず、国際を目指すには絶望的でした。ここから「娘の大逆襲」が始まります。何とそれまで離れられなかったテレビを一切見なくなり、インスタ、TikTokも自らスマホから削除。

そして、学校の課題は夜中までかかってびっしりと仕上げ、授業態度も学志舎のアドバイスを受けて意識して変えていきました。

結果、仮内申ではほぼ全ての教科を上げていただき、(内申が上がりすぎ!と職員室で話題になっていたそうです)何とか国際を目指せるところまでもっていくことができました。

国際志望の受験生は内申の高い生徒さんが多く、学志舎でも多くの方が推薦を受けますが、娘は大幅に上がったとはいえ推薦を受けるには足りていませんでした。村岡先生の推薦特訓を受けることができなかったのはとても残念でしたが、ここで娘はもう一つの決断をしました。

併願校とは別に、もう少し偏差値の高い人気の私立高も一般受験するつもりでしたが、「私が本当に行きたい学校はそこじゃない。全ての時間を国際に入る為に使いたい!」とその高校の受験をやめ、国際に一般で行くと宣言しました。

毎日、過去問の詰まった持って歩けない程の重たいリュックを背負い、自立学習に出かけていく姿は尊敬に値しました。

朝、英語で寝言を言っていたことがあり、「どうしたの?」と聞くと、「夢の中で国際の過去問を解いてた!」なんてこともありました。

見守る親の心境

親としてできることは、とにかく病気にならないように、行き帰りで事故に合わないようにと願うこと、家で過ごす時間をリラックスできるようにすることぐらいでした。

受験数日前は熱が出て、当日の朝、お腹が痛くなり電車の中でしんどそうにしていたので心配しましたが、駅に降りると「ママ、私、大丈夫!いける気がする!あんなに過去問解いたんだから絶対大丈夫!」とぱっと明るい顔で言ってきてくれた時は、逆に励まされました。

本番では今までで最高の得点を出すことができ、自らの手で合格を掴み取りました。

最後に

娘は周りの環境に良くも悪くも影響を受けるタイプで、学志舎で一人一人に全力で向き合って励まし続けてくださる先生方や、志の高い他の優秀な生徒さんに囲まれて過ごした2年間で驚く程、成長しました。

学志舎という最強の環境がなければこの合格は成し得なかったことでした。最後まで娘を信じて応援してくださった先生方、共に合格目指して頑張った仲間の皆さん、本当にありがとうございました。学志舎との出会いは一生忘れません。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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