合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立国際高校:Mさん) 

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Mさん

入塾のきっかけ

中学2年生の頃に、定期テストで点が思うように取れなくなりました。その時に、どこかの塾に入ろうと考えるようになったのですが、勉強だけでなく委員会や部活も同じくらい本気に取り組みたいと思っていました。

そんな時に母が勧めてくれた学志舎は、他の塾と比べ、回数や時間などが私の思いと合っていました。また、定期テストの前には授業をストップし、対策の時間を取ってくれるので、塾を休まずに全力で定期テストの準備ができたのも私にとってすごく良かったです。

入塾前と入塾後の変化

私の一番大きい変化は、長時間集中することができるようになったことです。入塾前は、勉強していても30分しないでスマホを見てしまったり、他のことをやってしまったりと、実のある勉強ができたときが少なかったと思います。

しかし入塾後は「やるときはやる!」とメリハリをつけて勉強することができました。これは、いつでも静かな自習室と一緒に頑張る仲間がいたからできたのだと思います。「隣の子がとても集中しているから私も頑張らなきゃ」と思わせてもらうことも多くありました。

はじめは、1時間しか集中できなくても、毎日自習しに行くにつれて2時間、3時間、とだんだん長い時間集中できるようになりました。最後には、塾が開いてから閉まるまでずっと勉強できるようになったのですが、1年前の私では想像できないことでした。

落ち込んだ時とその対処法

過去問で想定よりも点数が取れなかったときと、推薦入試が不合格だった時にとても落ち込みました。過去問で思うように点数が取れなかったときは、「次は絶対に間違わない!」という気持ちで解説を読み、解きなおしを繰り返しました。最終的に、全部解ける状態にすることで「私は大丈夫!!」と言い聞かせていました。

推薦入試が不合格だった時はまず美味しいものを食べました。その後は、「一般で見返してやる!」と思い、過去問を解いていました。そこで自分の分からないところを一つでも減らして、自信にしました。

忘れられない言葉

私が自習室に早く行くようになったきっかけは、佐藤先生と山田先生の言葉です。

10月に学校が早く終わる日がありました。その日に、たまには早く行ってみようと思い、16時に行ったときに佐藤先生が「今日早いね、頑張って!」と声をかけてくれました。それがうれしくて、次の日も16時に行くと、山田先生も声をかけてくれました。小さなことですが、とてもうれしくてそれ以来毎日できるだけ早く行くようになりました。

勉強以外に教わったこと

自分とは何か、また、日々生活する上での大切な考え方を学びました。今まで、将来やりたいことや、何を大切にして生きてきたのかなどといったことを深く考えたことはありませんでした。

推薦特訓を受けていくうちに、深く考えることができるようになり、今ではなぜ国際高校にここまで行きたいと思ったのか、何を大切にして生きてきたか、生きていきたいかなどを自分の言葉で伝えることができるようになりました。推薦特訓の2週間は私にとって本当に宝物です。

後輩へのアドバイス

私は、内申が思ったほどとれませんでした。そこで後悔したことが多くあります。そのため、内申はあればあるだけいいと思います。

また、とにかく自習室に行くことが一番いいと思います。行ってしまえば絶対に集中できると思います。学志舎の先生方は本当に熱い思いをもって様々なことを教えてくれるので、ついていけば間違いないと思います!!

親御様

学志舎を知ったきっかけ

仕事柄、私は生徒たちの思春期の心の葛藤に向き合うため、様々な生徒たちの本音を聞く機会がたくさんあります。生徒によっては「学校」よりも「塾」、「学校生活や行事」よりも「受験」に比重が偏り、学校生活がおろそかになる、塾の宿題と受験のプレッシャーで心と体が疲れるといったケースを多く目にしてきました。

そんな中で、「学業・行事・委員会・部活を全力で取り組み、学校生活をポジティブに楽しんでいて、心も体も健康的な生徒たち」から、学志舎の話を何度か聞きました。「心と体の健康が第一」と考える私としては、「わが子が中学生になったら通わせたい!でも遠い…」と思っていました。

入塾のきっかけ

娘が中2夏期講習前に塾に通いたいと言い始めました。わが家は狭いので勉強できる環境が十分ではありません。「遠いけど…」と思って学志舎のことを思い出し調べてみると、なんと「駅前校」なるものがあるではないですか!!近い。塾長ありがとうございます!即決いたしました。この日から学志舎がわが家の「離れの勉強部屋」となりました。

受験校の決断(学志舎マジック①)

わが家は東京出身ではないため、高校選択について気の利いたアドバイスもできないまま、都立高校をほとんど知らない状態でした。しかし、学志舎では卒塾生がたくさん来て高校の雰囲気や受験経験をお話してくださいます。話を聞くたびに先輩方のようなキラキラ高校生になる希望を膨らませて帰宅し、自然と受験へのスイッチが入っていきました。学志舎マジックですね!気が付くと娘の方が高校への知識が増え、自分に合う高校像が固まっていたような感じでした。

3年生の夏休みに卒塾生の話を聞いて娘が興味をもった高校(国分寺、国立、豊多摩、国際)に見学に行き、雰囲気を体感しました。行事が大好きな娘は、先輩の文化祭の話を聞いて興味を持ったようです。

3年秋から変化(学志舎マジック②)

入塾前、家ではほとんど勉強せず、入塾後は自立学習には行かないタイプでした。家で机に向かっているなと思うと、大好きな委員会活動の原稿準備や美術の課題をしていることもありました。3年秋のある時、なんとなく自立学習に行ったところ、先生がうれしそうに「今日早いね!」と褒めてくださったそうです。自分のことを応援してくれていたことを知り、火がついたようでした(単純!)。

家が近いので、「自分はみんなより早く行くことはできる」と、とにかく「自立学習にはオープン時から行く」ということが習慣になりました。気が付くと呼吸をするように学志舎に足を運び、かなりの時間を学志舎で過ごしていました。どんなにやる気が起きない日でもとにかく行ってしまえば、あとは「できる環境の学志舎」。行くまでをどう自分で切り替えるかが課題だったのですが、そこもマジックをかけてもらったようです。先生方、ありがとうございます。

推薦入試での成長(学志舎の推薦特訓)

娘は先輩の話を聞いて、推薦特訓を受けたいと思っていたので、厳しい受験になることを承知で推薦入試に挑みました。内申が厳しかったので推薦対策に全振りせず、週3回の推薦特訓コースを勧めていただきました。結果は辛いものでしたが、推薦特訓を経て、娘は変わりました。

まず、「物事を深く考えて、言語化して相手に伝える」ことができるようになりました。自分が社会に対して何を貢献できるかを積極的に考えるようになりました。自分のことを客観視してポジティブに変換し、自分に自信を持つようになりました。娘が社会へ自立していく基盤となりうるものを掴んだような成長が見えました。そして何より、推薦特訓が楽しそうでした。

見守る親の心境(学志舎マジック③)

家での娘はいわゆる受験生がいる家庭のピリピリしたイメージとはかけ離れていて、終始明るく落ち着いていました。親のチカラupセミナーで家では勉強のことは気にしなくていいと先生方から教えていただいていたので、親としては迷いなくリラックスできる環境に徹していました。娘の話を聞いていると、ここぞというところで先生方からの熱いお言葉、時に頑張りを認める温かいお言葉、緩急あるご指導でメンタル面もサポートしていただいているなという様子がうかがえ、「学志舎マジックだね」と夫といつも話していました。

ひたすら見守ってきたわが家でしたが、一瞬不安になったことがありました。それは、推薦不合格だった時です。娘の希望のみで突き進み、応援してきたわが家にも「このままでよいのだろうか」とさすがに迷いが生じました。その時に塾長より「本当に悔しいです。ただ、学志舎生はここからが強いです。」と励ましのメッセージをいただき、大変救われました。その後も娘がまだまだ頑張れることを信じて、サポートすることに徹することができました。

受験当日

推薦入試の日も一般試験の日も村岡先生が国際高校まで応援に来てくれたそうです。おかげで落ち着いて学校に入れたと聞きました。本当にうれしかったようで、お力をいただいたことに感謝しております。

学志舎で得られたもの

合格報告に伺ったとき、隣の子が帰るときに娘に近づき「合格おめでとう。私は〇〇高に受かった。また学志舎で会おう!」と固い握手を交わしていました。私は思わず涙がこぼれました。ともに戦ってきた仲間の別れがこんなに気持ちがよいものなんて。

私は正直、受験には批判的でした。受験によって本来の目的を失い、自信を失い、心が壊れていく子どもたちをたくさん見てきたからです。しかし、学志舎の子どもたちは、先生と先輩方の身近で理想的なロールモデルから人生の道しるべと自信をもらい、それを今度は主体的に後輩たちに返していく(ことで自己有用感を再確認できるのですね。)という文化を通して、単なる受験のための勉強だけではなく、人間としてお互いに切磋琢磨し合うことを自然と体得しているのだと感じました。出会った先輩方にも応援と合格のお祝いメッセージをいただいたり、高校の選択科目のアドバイスをいただいたりと入学前から安心です。人と人のつながりを作ってくださったことにも感謝です。


人間としてポジティブで確かな成長をさせていただき、今後もつながりを広げられる場所を与えてくださったこと本当に感謝していきます。最後に、なんといっても自分で決めた学校に諦めずにチャレンジし続ける経験をさせていただいたこと、そしてきちんと結果も伴ったこと、学志舎に通わせることができたこと、本当に良かったです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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