合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立立川高校:Kさん)

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Kさん

入塾のきっかけ

私が学志舎に入塾したのは、小学5年生のときでした。入塾テストを受けた際、誰一人として、喋らず黙々と勉強を続けている先輩方を見て、「自分もこの環境で勉強して頭が良くなりたい」と小さいながらに思えるほど大きな影響があったからです。

落ち込んだ時とその回復法

私は、模試で第1志望がずっとC判定でした。過去問では取ることができていた国語が模試では全く取れないことが多く、ほぼすべての模試の結果でショックを受けていました。中でも、英語が全くと言っていいほどできず、偏差値60以上を取れたことがありません。もとから好きだった理社では偏差値70あたりを取れることが多かったため、C判定は3科の不足分を理社で埋め合わせをしているようなものでした。それでも、どうしても第1志望の高校に入りたかったため、「絶対に受かってやる!」という気持ちを持って勉強をしていました。

しかし、1月の模試でも変わらずのC判定でした。どう勉強すればいいかもわからなくなり、毎日が不安でした。23時近くまで勉強し、身体的にも、精神的にもこの時期が一番辛かったと思います。志望校を変えることが、未来の自分にとっては確実なものかもしれないという気持ちの反面、第1志望に合格したいという気持ちがあり、とても悩みました。しかし、客観的に自分を見つめ直し、どの道を選ぶのが自分にとって一番良いかを優先した結果、志望校を変更し、立川高校を目指すことにしました。

そこからは、ひたすら立川高校の問題を解き、受験1週間前には先生からいただいた問題集をやり抜き、やるものがない状態にまですることができました。自分が腑に落ちる考えで変更したからこそ、気持ちが上手く切り替えられたと思います。

また、布施塾長の「合格最低点を取ればいいのだから、あまり気負いすぎないように」という言葉に安心感を覚えると同時に、「一番下ではなく、上を目指してやる!」という気持ちも芽生え、受験に集中することができました。

勉強以外に教わったこと

学志舎生として、塾の出入りの際の挨拶や消しカスは捨てるなどの所作もそうですが、私は「心の持ち方」がとても重要なのだと学びました。受験直前に「自分はできる」という気持ちにすることで不安や焦燥感をなくすことができ、安心して取り組むことができました。

後輩へ

私は、受験期間にとても追い詰められたことがありました。本当に苦しく、逃げたいと何度も思いました。そんなときは、ぜひ、幽体離脱をしてみてください。自分が浮かんで、大気圏を突入し、広い宇宙の一番上に行ったことを想像してください。本当に自分は小さいことがわかります。本当に大きなもののほんの少しであり、自分の悩みに意味がなくなったような気がします。しかし、私達は確実に存在しています。

悩みには自分の将来が決まる可能性が潜んでいるし、やらなければいけないことは多くあります。だから、「前を向くしかない。前に進むしかない。」と思うことが重要だと思います。理由が何であれ、自分をいかに前向きに持っていけるかが大切です。

まず、存在している自分自身を信じてください。もし、信じられない場合は、信じることができるように全力を尽くして頑張ってほしいと思います。応援しています。

親御様

学志舎を選んだ理由

中学受験に向け塾探しをしていた際、当時学んでいた公文式の先生から「学志舎が良いよ」とのアドバイスを頂いたことがきっかけです。ホームページをみて、体育会系の先生方がおり、娘には合わないのでは?と思っていましたが、見学をし、娘から「ここで勉強したい」との意思表示があり入塾を決めました。

中学受験は残念の結果になりましたが、中学でも塾を継続して高校受験を迎えたいと娘の希望もあり、5年間お世話になりました。

セミナーに参加したときの感想

両親とも地方出身のため、東京都においての受験に対し詳細な知見がない状況でした。親のチカラupセミナーに参加させていただき、志望校を決定する際の「ポイント」や「親としての心構え」など大変参考になる情報を得ることができました。

受験期の成長ぶり

中学3年1学期の内申が、本人が期待していた内容とかなり乖離し精神的にかなり落ち込みましたが、布施先生から熱い声掛けをいただき、諦めずがむしゃらに学習した結果、2学期には過去最高の内申44を得ることができました。

また、英語に対し苦手意識を持っていて結果が出ず焦る時期もありましたが、布施先生から「英語の成果が出るのは時間がかかる。継続して勉強すれば結果は出る。」とアドバイスをいただき、塾で提示されたメソッドにならい、他の科目も含め入試までやれることは全て学習し対応しました。入試の英語において致命傷になるミスをせず乗り切れたことが、立川高校合格に繋がったと考えています。

本人が「塾での勉強が一番集中できる」と言い、自立学習が可能な日は必ず参加。継続して頑張る姿に強い意志と成長を感じ取ることができました。

学志舎に通塾できたことに関して、感謝の念に堪えません。

見守る親の心境

娘はSSHへの憧れがあり、学校見学などを重ね戸山高校を第1希望としていましたが、全てのクラスがSSHである立川高校へ変更し受験に望みました。志望校を変えることへの悔しさや葛藤、苦手科目を克服できないことへの恐怖もあったと思います。親としては塾への送迎やお弁当作りしかできませんでしたが、布施先生の前向きなアドバイスもあり、娘と一緒に合格発表まで走り切ることができました。

最後に

娘は不器用なところが多々あり、先生方においては歯痒く感じることも多かったと思いますが、最後まで愛情を持って見守っていただき本当に感謝しています。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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