合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立立川高校(創造理数):Oくん) 

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Oくん

入塾理由

私は中学入学時より大手塾に通っていましたが、クラスのレベルや雰囲気に適応できなかったこと、塾が遠方にあったなどから、中1の冬に退塾を決めました。その後、母と近隣で実績のある塾を探していたところ、かねてより噂に聞いていた学志舎が良いのではないかとの結論に至りました。その後、塾長と面談をさせて頂いて、塾長の合格への熱意、自立学習に取り組む中3の先輩方の雰囲気に圧倒され、この塾なら心機一転頑張れるだろうと思い、入塾を決めました。

内申面での失敗

私は都立中学受験に失敗し、それを引きずったまま中学校に入学しました。そのため、どうしても気持ちが高校受験に向いていませんでした。結果、中1の初めは36あった素内申が、ずるずると下がってしまい、中2の1学期には31になってしまいました。科目の評定では2やCもあったため、夏期講習の初日には、村岡先生、山田先生と2対1で個人面談をして頂かなければならない状態でした。

その際に「自分は何をしているんだ」という情けなさ、「このままではマズい」という危機感が生まれ、テスト前の自立学習の徹底や提出物管理の見直し、質の向上に取り組んで中3の仮内申では37まで持ち直すことが出来ました。

志望校決定

受験勉強、特に後半の追い上げの際に心の支えとなったのは、「絶対にここに行きたい!」と思える志望校との出会いでした。入塾当初は明確な志望校が無く、なんとなくのビジョンしか持てていなかったのですが、中3の初めに卒塾生の先輩方から立川高校での学校生活についてのお話を伺ったことで、「ここに進んでみたい!」という気持ちが生まれ、大きな転機になりました。その後、夏に実際に学校見学に行き、最終的に志望校を決定しました。

意識して取り組んでいたこと

入塾当初から、私は英語がとても苦手で、中3の秋に過去問を解き始めた際には10点台を叩き出してしまうこともざらにありました。一方、前述の通り私の内申は思わしくなかったので、苦手を潰し、得点を最大化するための勉強を意識して取り組みました。

その際、英語では学志舎オリジナルプリントから、難易度が高く専門性が高い英文を自分なりにピックアップして繰り返し読みこみ、速読力をつけると共に、連語表現を重点的に学習して、読解中に訳で詰まらないようにしていくことで、過去問でも英語を平均程度までは取れるように向上させられました。

英語だけでなく、数学についても関数、平面図形の問題に対する解法の引き出しを増やすことに重きを置き、解法・パターン別に分類された学志舎オリジナルプリントに取り組み、強化していきました。

そのような取り組みが、10月からの自校作成対策Vもぎでも結果として表れ、大きな自信になりました。

支えてくれた存在

私は、秋以降になっても依然意識の甘いところがあり、受験生に相応しくない生活リズムを送っていたために、自立学習の際に集中力を切らして先生方からご指導を頂くことが多々ありました。それでも親身になって指導して頂いた学志舎の熱意ある先生方や、合格に向けてまっしぐらに打ち込む難関クラスの雰囲気があって、最後の最後に追い込みをかけることができたと思います。

忘れられない言葉

塾長が繰り返しおっしゃっていた「執念」です。

試験当日、私は国数英が終わったところで周囲の雰囲気に圧倒され、内申の不足分は到底カバーできていないだろうなと感じてしまいました。しかし、そこで塾長の「執念」という言葉を思い出し、「ここで諦めたら終わってしまう!」と思って、ならば自分が「執念」で周りを威圧してやろうと気持ちを切り替えられました。

その後は一人早く昼食を切り上げるなり、昼休憩の間、ひたすら歴史の年号と理科の基本事項の確認をして、理社に備えることに専念しました。この「執念」という言葉を胸に無我夢中で取り組んだ理社が、最終的に私を合格に導いてくれたと思います。

合格発表を見て

試験当日は全力を出し切ったものの、終わってみるときっと不合格なんだろうなという諦めの気持ちでいっぱいでした。

しかし、合格発表の日になり、蓋を開けてみるとまさかの「創造理数科」での合格。

「普通科」さえも厳しいと思っていただけに、自分が合格していたということになかなか実感が湧きませんでした。

後輩に向けて

ただただ淡々と先生方がおっしゃったことを実践していけば、絶対に合格が掴み取れる塾が学志舎だと思います。

皆さんも「執念」を持って、強い思いで合格を掴み取ってほしいと思います。

親御様

入塾のきっかけ

学志舎は、同じ都立中を受検するお友達が通っており、バスに乗った時にいつも本校に貼ってある都立高校合格実績を目にすることも多かったため、気になる塾でした。

息子の都立中受験が残念な結果に終わった後、すぐに本人が「都立高校受験でリベンジしたい!」と言ったので、ずっと気になっていた学志舎に体験を申し込んだところ、息子が「この塾で頑張ってみたい」と言うので入塾させていただきました。

入塾後の取り組み

通塾はとても楽しかったようで、どの学習にも意欲的に取り組めていたのですが、中学校の方ではご縁の無かった都立中への思いを引きずっており、毎日学校へ行くことを渋って、とても後ろ向きな学校生活を送っておりました。

テストの点数は、学志舎でのご指導もありそれなりの結果は出せていたのですが、授業態度・課題含む提出物の取り組みの悪さから内申が全く取れませんでした。塾長が、成績が出る度に面談をして息子に内申の大切さを話してくださっていましたが、3年生に上がる直前には退塾を覚悟するほど悪化してしまいました。塾の温情で3年生でも通塾を許された時には、本当に感謝いたしました。

見守る親の心境

3年生に上がってすぐに、塾で卒塾生の先輩から話を聞く機会があり、その話を聞いて「自分も先輩と同じ学校に行きたい!」と早いうちから行きたい学校のビジョンが見えたことが、本人にとってとても大きかったようです。

また、親のチカラupセミナーでは「内申は家族で取りに行く!」というお話を聞き、今まで全て子ども任せで内申が取れないことを責めていたことを反省し、提出物の管理を一緒に行うことと、目標の決まった本人の頑張りで内申を5upさせることができました。

秋のセミナーでは、先輩方のデータに基づく先生方の細かい分析結果を伺うことができ、現実を知ると共に、受験までの期間をどのように取り組んだらいいか息子と考えることができました。ただ、最終的に息子の内申はそれ以上、上がることはありませんでした。何度も「今の内申でも合格を取れる高校に志望校を変更してみては?」と話しましたが、息子は「塾から志望校変更をアドバイスされるまでは、志望校は変えない!」とひたすら過去問に取り組んでいました。

親としては中学で行きたかった学校に行けなかったので「高校は本人の望む学校に行ってほしい!」という気持ちと、3年前につかめなかった「都立合格を経験させてあげたい!」という気持ちでとても複雑な心境でした。細かく過去のデータを分析して、一人一人をきめ細やかに見てくださる先生方が「行ける!」と判断してくださったのであれば大丈夫なのだろう、と信じて志望校は変更することなく第一志望をチャレンジさせました。

受験を終えて

受験後、息子は泣きながら帰ってきました。

「学科は難しくなく、出来て当たり前の世界だった。内申のない自分は落ちた!もっと内申をしっかり取っておけば良かった!!」と…。

それを聞いて、どれほど内申が大切かを塾であれほど話してくださっていたのに「当日取れば大丈夫!」と言っていた息子への憤りと、どうして塾はあの内申で志望校変更を促してくださらなかったんだろう?という思いで、発表までの一週間は悶々とした気持ちで過ごしました発表後、息子にかける言葉を一生懸命考えながら、息子と一緒に見た合格発表。

まさかの合格!

しかも、より難易度の高い「創造理数科」での合格でした。

息子の今までに見たことのない笑顔。「高校が楽しみ!」という集団生活に対する、初めて聞いた前向きな言葉に泣くことしかできませんでした。

息子を信じ、息子の背中を押してくださった塾の先生方。学志舎という学びの場で一緒に頑張ってきたお友達。学志舎を教えてくださったお友達のお母様。全てに感謝しかありません。息子だけでなく私も学志舎でたくさんのことを学ばせていただきました。

本当にありがとうございました。息子は高校に入ったら卒塾生として塾に行くことを今から楽しみしています。そして後輩には「内申は大切だ!絶対取るように!」と伝えたいと言っています。またお世話になると思いますが、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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