合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立立川高校:Fさん)

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Fさん

入塾のきっかけ

兄が過去に在籍していた縁もあり、小学5年生の春から約5年間学志舎にお世話になりました。小学生の時は都立三鷹中等教育学校を目指して勉強に励みましたが、結果は不合格でした。しかし、小学生のうちに中3の先輩方に囲まれて頑張る経験ができたのは大きかったと思います。

学志舎で身に付いたこと

入るまでは勉強も好きではなく、家ではなかなか集中ができませんでした。しかし、周囲の塾生の「終わりました。」の声や周りで頑張っている仲間たちがいる環境で勉強していくにつれて、「早く『終わりました。』を言いたい!」「周りの人が頑張っているのに自分だけ帰るなんてできない!」「正解するのが楽しい!」などという思いから、勉強すること自体が楽しくなっていきました。

また、先生方のよく言っていた「今、学志舎でしかできないことをすること」や「志望校合格への執念」はいつも意識するようにしていました。少しでも「自分、今集中できていないな」や「この勉強は家でもできるな」と思う瞬間を無くすことを心がけました。

苦手科目との向き合い方

私は数学が苦手で、模試でも過去問でもあまり点数を取ることができませんでした。最初はどうにか得意にしようとしていましたが、数ヶ月で得意にするのは難しいと気づきました。

そこで、最低限、平均点前後は取れるようにするために、取る問題と取らない問題を見分け、取るべき問題だけは落とさないようにし、他の得意教科でカバーする力をつけました。

また、苦手意識を持ちすぎないように、楽しさを見つけて解くようにしたり、学校に学志舎の数学オリジナルプリントを持って行って、休み時間に解いたりしていました。

さらに、私は内申が足りておらず不安でしたが「この内申でも合格できたら自分に自信が持てるし、後輩のヒーローになれる!」というようにポジティブにとらえていました。

私はV模擬でB判定までしかとったことがありません。それでも当日、何の不安もなく受けられたのは「自分は学志舎で誰よりも尋常でない量の問題を解いた!」ということが自信になっていたからです。

一つ後悔しているのは、自習に本気で早く来るようになったのが3年の秋頃だったことです。もっと早くから来ていたら、もっと色々な学校を目指せたかもしれないと思っています。だから、これを読んだ人は目指したい学校があるなら、まだ大丈夫と思わず全力で取り組んでほしいです。

最後に

私は家ではまともに集中できないので、この合格は学志舎の先生、一緒に通っていた仲間や家族がいてこそのものだと思っています。塾生の人は学志舎に出会えたことが幸せだと思います。あとは、この最高の環境を活かして、全力で合格を掴み取ってください。

応援しています!

また、都立中が残念だった人は、小学生で頑張る経験をしているから他の人よりも強いと思います。私も小学生の時の悔しい経験が中3でも活きていたと思います。私はあの時、悔しい思いをしましたが、今の進路を歩めてよかったと思っています。悔しい気持ちを新しい志望校にぶつけて頑張ってください。

親御様

令和元年春より息子(中1〜中3)・娘(小5〜中3)が累計8年お世話になり、兄妹ともに都立立川高校に合格しました。

学志舎との出会い

息子は都立中受験をしたもののご縁がなく、高校リベンジを誓いました。この熱が冷めないうちに、と合格発表の夜から塾探しを始めました。

私の考えた塾選びの条件は4点でした。

①大手でないこと
②車で送迎できる範囲内にあること
③反抗期を迎えてもそれに負けない筋の通った、できれば屈強な男性の講師がいること(←最重要ポイント)
④自習室があること

夜な夜な探す中で「ここだ!」と感じたのが学志舎で、さっそく体験の申込みをしました。

数日後、訪れた本校には、左半分に中学生が、右半分に小学生がびっしり座っており、鉛筆を走らせる音しかなく驚いたことを覚えています。

塾長先生と村岡先生と面談し、息子も私も入塾を即決しました。

入塾1か月後、「ここはすごい!」と息子からの強い勧めもあり、娘(小5)も学志舎チルドレンとなりました。

学者の強みBest4

①魅力的かつ尊敬できる先生方(第二の父と慕うほど!)

思春期ど真ん中で親の言うことは聞かなくても、学志舎の先生方の話は素直に聞き入れました。帰りの車内でよく先生の話をしてくれ、信頼し、慕っていることが伝わってきました。特に我が子たちは塾長先生の雑談を楽しみにしていたようです。

②互いに良い刺激を与えあえる仲間

決して大袈裟でなく、自習室開放10分で満席となることもありました。また、昼休憩も持参したおにぎりをかじりながらテキストを読む塾生も多く、娘は駅前の便利な立地にもかかわらず、時間がもったいないと言って食べ物を買いに出ることはありませんでした。

③とことん集中できる学習環境(自習室)

家では誘惑に負けがちな息子も、自習室では集中して勉強していたようです。②で触れた仲間のおかげです。

手取り足取りで得点テクニックを教わるのではなく、自立学習で弱点と向き合ったことで実力がついたと言っています。息子はこの春から再び受験生となりますが、学志舎で身につけた自学自習の姿勢が役に立つと思います。

④リアルな高校生活を話してくれる卒塾生

頻繁に来てくれる卒塾生の話から、その高校への興味が湧いていました。「◯◯高校の先輩が来てくれた!考えていなかったけれど、あの高校は自分に合っているかも!」と何校か足を運びました。たかが直感されど直感、自分の目で見て肌で感じて志望校を決めることは大切だと思います。

受験

都立受験で避けられない内申。

塾の教えを守り、授業態度・提出物・定期テスト(上位10~15%)いずれもきっちりこなしていましたが、評価はしょっぱく(後輩に勇気を与えられるほど!)、絶対評価を相対評価と間違えているのではないかと激しい怒りを覚えました。数学でたった1回の提出遅れをしたために1段階下げられたと知ったときは、中学校が敵か味方かわからなくなりました(笑)。

もともと都立中を見返してやるという想いもあったところに、得点差をつけにくい共通問題では勝てないと考え、早い段階で当日点で内申不足を逆転できる自校作成校を狙うことにしました。最後まで内申不足の心配はありましたが、学志舎の先生方は常に前向きで「平均点よりあと◯点多く取ればいける!」「数学でいえば何問分!」と具体的に示してくださったため、本人達もくじけることはありませんでした。

なにより、過去問をやりこんだこと、問題のクセからどの高校の入試問題か判定できるほど解いたこと、これだけやってダメなら仕方ないと思えるほどやったこと、休まず遅れず自習室に通ったこと(娘は「気軽に自習室を休む子は合格から遠のく」という村岡先生の言葉を忠実に守りました)が自信になったようです。

「立高がどんな問題を出してくるかワクワクする」との名言が出たときは頼もしく思いました。また、娘の受験の日には佐藤先生が校門前へ応援にきてくださっていたこともあり、緊張することなく全力を出せたようです。

親ができること

親ができることは健康管理と考え、某飲料(強さ引き出す乳酸菌)を毎晩飲ませたり(気は心)、天気の良い日は布団を干したりしていました。

癒しは愛犬が全面的に担当してくれました。

最後に

都立中合格発表で涙を流した娘ですが、その夜、赤い目をして「悔しいけれど、おかげで中学でも学志舎に通えるから良かった」と言ったことが印象的でした。(小6のときに中3のお姉さん方に混ざって自立学習していたので心構えはできていたようです。)

学志舎に通えて良かった、大変だけど楽しかった、と兄妹でしみじみ語っています。その姿を見ると紆余曲折を経て志望校に合格したこと以上に、我が子達が信頼できる大人、恩師と呼べる先生方に出会えたこと、ふと顔を出したくなる場所ができたことを親として嬉しく思います。

これからの学志舎の発展、後輩の皆さまの笑顔をお祈り申し上げます。

どうもありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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