合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立豊多摩高校:Kくん)

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Kくん

机に向かう迫力

学志舎に入塾する前は、大手塾に通っていましたが、その塾のテストでいい結果が残せないことが続き、私は転塾しようと思っていました。体験に行った時に感じたのは、先輩方の勉強に向かう時の迫力や集中力の高さです。その時の私には集中力など全くなかったため、私もここでこのような集中力を身に付けたいと思いました。また、他の塾にはない「唯一無二の自習環境」に惹かれ、入塾したいと思いました。

自立学習の習慣化

私が学志舎に入って感じた最も大切なことは、「自立学習に行き、努力し続けること」です。私は入った当時、「学志舎で勉強したい」と思ったのはいいものの、自分には勉強の習慣がついていないため、授業を受けてそれっきりにしていました。そのため、中3になって新しく習った範囲の習得には時間がかかりました。

また、夏期講習明けのV模擬ではあやふやな理解のまま受けたことで点数も偏差値も悪く、さらに周りの同級生たちは受験のスイッチがオンになっていてとても焦りを感じました。これをきっかけに、「土日の自立学習はもちろんのこと、平日の自立学習にも早く行き、最後まで残る」ということを徹底したため、自立学習を習慣化することができました。その結果、長時間勉強をすることが辛くなくなり、また受験当日の「これだけやったから受かる!」という自信の材料にもなりました。

模試結果との向き合い方

私は模試の結果が悪くても、その後、何をするかが大切だと思います。落ち込んで勉強しなくなるのか、さらに燃えて勉強を前よりするのかで大きく結果は違います。私は受験前最後の1月の模試で、酷い結果をとってしまいました。その時、私は落ち込んでいる暇はないと考え、前よりもギアを上げて勉強をしました。落ち込んでいる暇があれば、「なぜそうなったのか?」「どうすれば当日良い点が取ることができるのか?」を考え、勉強し続けることの方が合格に近づくと思ったからです。

その結果、最後の一ヶ月の学力の伸びは人生で一番だったと考えています。この一ヶ月が合否の8割を決めたと言っても過言ではありません。だから、悪い結果が返ってきたら落ち込むと思いますが、そこで志望校への思いを確認し、勉強し続けることが合格につながると思います。

受験当日

私は受験当日、さほど緊張しませんでした。なぜなら、「自分が豊多摩高校を受ける誰よりも努力して勉強した自信があった」からです。その自信は学志舎での自立学習から来るものでした。自分のことを信じて受験に臨めたことで、落ち着いて試験を受けることができました。
私が試験中意識したことは「姿勢」です。「姿勢」をよくすると視野が広くなり、ケアレスミスが少なくなると1月の模試返却時にアドバイスをいただいたからです。そのため、普段の自立学習からそのことを意識しました。その結果、受験当日ではケアレスミスを少なくして解き切ることができました。

後輩へ

受験は楽なものではありません。そのため、程よく息継ぎをして、入学後にしたいことを考えたり、好きなことをしたりして勉強とのバランスをうまくとることが大切だと思います。
最後に、「努力は裏切らない。」この言葉を胸に刻んで受験生活に臨んでほしいと思います。

親御様

入塾のきっかけ

本校の近くを通りかかると、窓からものすごく集中して勉強している大勢の塾生の姿が見えました。学志舎とはどんな塾なのだろうと知りたくなり、中学2年の冬に体験に行きました。その時は英会話塾にも通っていたため、重複が無駄になるかもしれないと心配しましたが、受験勉強という違う側面から英語を学ぶことで理解も深まるだろうと考え直し、まとめて5教科を教えていただける学志舎を選びました。

自立学習の厳しさ

学志舎に入ったからといって学校の成績は順調に伸びませんでした。自立学習の環境が素晴らしく整っていても、自立学習の習慣のなかった息子は、学校のタブレット提出課題を長時間塾でやっていたり、予習をせずに授業に出たり、学校に忘れ物を取りに行って塾に行くのが遅くなったりして、効果的な時間が過ごせていなかったのだと思います。

息子の場合、机に向かう時間を無駄にしないために、まず授業以外の時間の過ごし方、物や時間の管理など生活習慣から改める必要がありました。すぐに怠けて言い訳をしようとするので、とにかく自習室が空いている日は全て、学志舎に向かわせるところからのスタートでした。

変化

塾に向かう姿に変化が見られる様になって数ヶ月、秋ごろからようやく模試の成績が上がり始めました。その頃からの中3男子の成長ぶりは凄まじかったです。閉室ぎりぎりまで集中して勉強して帰ってきて、興奮したまま続きの話しをしたり、共に頑張っている仲間や先生の様子を楽しそうに話したりしてくれました。

最後の模試は酷い結果でしたが、それにもへこたれずに「受験勉強が楽しい!」と言っていました。驚いて「なぜ?」と聞いたら「本気でやっているから。」と答えました。その言葉を聞いたとき、「受験がどんな結果になっても大丈夫。この子はこの先もしっかり自分で方法を見つけて学んで行けるだろう。」と確信しました。親は何もしてやれることはなくなり、受験が近づくにつれ、意外にも気が楽になっていきました。

受験

受験当日の朝は、心が定まり落ち着いた様子で颯爽と出て行きました。

前日に先生からいただいた言葉通り、最初から最後まで「過去イチの集中力」を保って解いたそうです。帰宅後は満足感いっぱいのやり切った顔をしていました。

圧倒的な問題量を繰り返し、粘り強くひたすら自立学習に取り組んだ結果、自分の勉強スタイルを身につけられたことが、この一年の一番の収穫です。

1年前の息子と今の息子は全く別人のようです。受験を通じて、学力以外の生活面でも主体的に考えて動けることが増えて、大きく成長しました。全ての先生方が成長過程に関わり、細やかに言葉をかけて励まし続けて下さったことを心より感謝します。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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