合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立豊多摩高校:Sさん)  

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Sさん

入塾

私が母の勧めで学志舎に入塾したのは、中学3年生の7月です。高校受験に向けて、塾に通いたいと思っていたからです。

各教科における成長

入塾初日は英語の授業でした。

塾生が問題を解くスピードはとても速く、「私もたくさん勉強して皆に追いつくんだ!」と心に決めました。不安な気持ちはなく、ワクワクしたのを覚えています。

私は、数学の中でも関数があまり得意ではなかったのですが、分からなかったり疑問を持ったりした時には、どんなに些細なことでも先生に質問して教えていただき理解を深めました。
その結果、入試本番、大問3の関数は全て解くことができました。

国語は、過去問や模試の結果が安定せず危機感を持っていました。私にとって一番対策が難しい教科でした。

効果的だったのは、推薦特訓の期間、構成に注意しながら小論文を書き添削していただくことでした。それを毎日続けていたら、文章を読む際にもそれぞれの段落の役割が分かるようになり、過去問の点数も伸びていきました。

理科、社会は塾でいただいた解説プリントや、まとめプリントを毎日読みました。冬以降は理解不足な単元に絞り、繰り返しプリントを読みました。

入試当日、理科は比較的安定して解くことができ、社会は全ての問に対して、しっかり根拠を持って答えることができました。

英語は、毎日、学志舎オリジナルプリントを読むことです。これに尽きます。日本語に訳しながらではなく、英語のまま映像化して理解することができるようになり、長文読解の際のスピードや正答率が上がりました。

長くなってしまいましたが、このように、少しでも分からないところは都度先生に質問をして、間違えたところは後日もう一度チャレンジをし、確実に理解をすることを続けた結果、中3( 2学期)の5教科内申は22から24にupしました。

落ち込んだ時とその回復法

副教科の内申や模試の点数が上がらず落ち込むこともありましたが、その時間が勿体ないと思い、普段の勉強ルーティーンではなく、自分の弱点と向き合う時間や、好きな教科である英語の問題を解く時間にして、ひたすら勉強に打ち込みました。

私は換算内申が低かったので、「当日は1点でも多くの点数を取る!」と決め、「絶対に合格してこの学校で高校生活を送るんだ!」という気持ちで受験に挑みました。また、それ以上にいつも通りに問題を解くことを自分に言い聞かせました。

また、卒塾生がそれぞれの高校の様子を話にきてくださったり、塾生同士が笑顔で励まし合って切磋琢磨したりする環境は、学志舎でしか経験ができないと思います。

最後に

これまで思うような結果が出ず、悔しくて心が折れそうになったことが何度もあります。
崖っぷちの状態でも、諦めずに頑張り続ければ、最後は必ず笑顔になれるのだということを学びました。


高校受験はきっと一人では乗り越えられなかったと思います。支えてくださった全ての方に感謝して、高校生活を思いきり楽しみます!布施先生、村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生、本当にありがとうございました。

親御様

学志舎との出会い

受験に向けて塾を探していたところ、学志舎ホームページの合格体験記やブログを拝見し、勉強はもちろん、人として大切な礼儀やマナーが学べる塾は他にはないと思い、中3の7月から入塾させていただきました。

入塾後の成長

入塾前は数学の学習に時間がかかっていたようです。自宅では、よく参考書とにらめっこしている姿を見ていました。

入塾後は塾で学んだことを学校の授業で定着させて、自宅ではひたすら問題を解くことができるようになり「効率的に勉強が進められるようになった」と嬉しそうにしていました。

高校受験は人生の通過点であることは事実ですが、どのような過程を経て高校へ進学するのかが、本人のその後の人生においてとても重要であると考えていました。

先生方から熱いお言葉をいただいたり、塾生の皆さんがひたすらにペンを動かす姿を見たりして、受験に対する自分の考えは甘いのかもしれないという気づきや、器用ではない分、他の人の何倍も頑張る必要があることに本人が気づけたことは、学志舎に通わせていただいたからこそだと思っています。

見守る親の心境

中学1、2年生ではほぼ体調を崩したことのなかった娘が、中3では体調不良となることが何度かありました。無意識だったようですが、心身のコントロールが難しくなっていたのだと思います。

そのような時は、栄養のある食事と睡眠時間を確保することに努めつつ、机に向かっている姿を見守っていました。インフルエンザにかかってしまった時、様子を見るためにそっと部屋に行くと本人は熟睡していましたが、ベッドのそばには勉強道具が散らばっていました。目が覚めるとまだ高熱の状態で勉強をしようとしていたので、この時ばかりは「きちんと治してから勉強を再開した方が効率がいいのでは?」と伝えましたが、「どんな状況でもできることはある」との返答でしたので「長時間勉強はしない」と約束させました。

この対応が正解だったのかどうかは今でもわかりません。親としてはまず休養を取るよう説得すべきだったのかもしれませんが、後になって「あの時こうしておけば良かった」と後悔をしてほしくないという思いで、できるだけ本人の気持ちを聞き、見守るよう心掛けてきました。また、自ら決断したことであれば、たとえそれがうまくいかなくても、良い経験となるはずだと信じて応援に徹しました。

感謝

なかなか思うような結果が出ない時、このまま挫折してしまうのではないかという出来事があった時、先生方や塾生の皆さんからたくさんの勇気や希望をいただき、うまくいかなかった原因を探しては自分を奮い立たせて常に前に進もうとする娘を見ていて、「受験期」が娘を逞しく成長させてくれたと感じております。入試から帰宅した娘が開口一番「持ってる力は出し尽くした。悔いはない!」と言いきったその表情には一点の曇りもありませんでした。

常に真摯に向き合ってくださった先生方に心より感謝いたします。

お世話になりありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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