合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立三鷹中:Iくん)

目次

Iくん

入塾のきっかけ

受験のために好きなサッカーの継続を諦めることは不本意だったため、サッカーと受験勉強の両立を応援してくださった学志舎に入りました。

入塾前と入塾後の変化

入塾前は、興味のあるものにしか集中できず、勉強が続きませんでした。勉強に対しては忍耐力がなく、すぐ切り上げていました。計画性がなく、コツコツ努力することができていませんでした。

入塾後は、長時間勉強に集中できるようになり、目標に向かってプランを立てることが上手になりました。また、集中力が上がったことで、短い時間で課題を終わらせるようになりました。そして、ケアレスミスを減らすことにもつながりました。

落ち込んだ時とその回復法

僕は最後の公中検でC判定をとってしまい、練習を積み重ねてきた適性Ⅱでも大きく点数を落とし、落ち込みました。その時は、好きなサッカーをして気分転換し、友達と体を動かすことで回復できました。

忘れられない言葉

塾長の「都立中は守りの受験」という言葉が印象に残っています。なぜなら、条件を落とさずに誤字脱字をしないことで合格につながったと思うからです。

勉強以外に教わったこと

素直さとやりきる精神の大切さを学びました。受験に受かったのは、先生の言葉を素直に受け入れ、最後の最後までやりきったからだと思います。

後輩へのアドバイス

先生の話は必ずメモや記憶をして、入試が終わるまでそれに従いましょう。また、苦手な科目は反復学習を徹底することが大切です。

さらに、勉強だけではなく、夢中になれることを持っておくことで余計な緊張がなくなると思います。僕はもともとあがり症で、小5の授業の初めに行う計算テストでさえ緊張で手が震えていました。ただ、サッカーをすることで、気持ちの切り替えができたり、自信を持てるようになりました。「サッカーをがんばっている自分がいる」と思うことで、勉強の場面でも少しずつ緊張しなくなっていきました。

最後に、模試は試験慣れするために行うものであるため、結果は参考程度にし、合格に向けてコツコツ確実な一歩を踏み出しましょう。頑張ってください!

親御様

他塾ではなく学志舎を選んだ理由

習い事と勉強の両立、きちんとした睡眠時間も確保し、小学生らしく無理のない生活をしながら基礎学力・学習習慣をつけてほしかったためです。

親のチカラupセミナーに参加した感想

学志舎のブログを拝見していてもわかりますが、学志舎の魅力は「生徒を一番」として考えてくださるところだと思っております。

セミナーに参加すると過去のデータや傾向を先生方がかなり細かく分析してくださっていいて、そのおかげで子供たちが本当に必要な力だけを身につけていけるのだろうということがわかりました。また、先生方が人を惹きつけるお話をさせるので親の私にとっても楽しい時間でしたし、こんなに難しい問題に立ち向かっている子供たちに対して尊敬の気持ちも芽生えました。

受験期における子どもの成長

学習面ではとにかく文章を書く力が付きました。6年生から受験に向けて作文が始まるのですが、初めの授業で息子は作文を1行も書くことができませんでした。この子が作文を書ける日は本当にやってくるのだろうか…。そんな気持ちになったことを覚えております。そのような息子が合格をいただけるまでの作文を書けるようになったのですから、それだけでも大成長です。

心の部分では、「努力をすれば自分なりに成長していく」ということを身をもって学んだからか、文句を言うことなくやるべきことを自分で計画して進めていくことができるようになりました。この成長は本人にとっても一生の宝物になったのではないかと思います。

見守る親の心境

小学校5年生から学志舎でお世話になりました。勉強だけに専念するような中学受験には魅力を感じなかったことと、息子本人がサッカーを続けたいという気持ちがあったので、暗記の多い私立受験ではなく都立受験を選択しました。ただ、都立受験は倍率が高いこと、1校しか受験できないことが懸念点ではありました。

努力をしてもご縁がいただけない確率も高いので、私が息子にしたことは勉強を見てあげることでもなく、活を入れることでもなく、合格を成功とし、不合格を失敗とするマインドにならないようにすることでした。(そして親の私が受験に対してのめりこまないことも意識していました)

「好きなことも続けながら、努力することもできるようになって、勉強もできるようになって、ゲームする時間もあって、こんなに何も我慢しないで挑む受験ってなかなかないよね!」

「小学校時代に『努力する習慣、諦めない気持ち』をつけることって一生無駄にならないからね。」

というようなことを日々の会話に織り込んでいました。模試や受験後に言ってもただの慰めにしかならないので、日常の会話に織り込んでいくのがポイントでした。

どのような結果になったとしても、この1年の頑張りを本人がポジティブにとらえられるようにする。それが母親である私の役目だと思って過ごしてきました。

塾長や先生方からのお話を聞いて、ものすごくやる気に満ちて帰宅することが多々ありました。みなぎる気持ちを抑えられなかったのでしょう。ある日、勉強机の目の前にドーンとA4サイズの紙に縦書き2行で「休憩は 甘え」と気合に満ちた紙が貼ってありました。(しかし、翌日にはそんな気持ちは忘れていましたが)

そのような彼が第1志望の三鷹中学校に合格いただけたのですから、受験って本当にわからないと思いました。

最後に

息子は学志舎の先生方のことが大好きでした。「塾に行きたくない」と言ったことがありませんでした。受験日の数日前に「本当に無駄のない完璧な受験だったな~」と満足げに話してくれました。(試験終わってからのセリフですね、とは思いましたが)

我が家は幸いにも「合格」という形で受験を終わらせることができましたが、もしそうでなかったとしても、親子ともに満足度の高い気持ちになれた最高の学びだったと思います。本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

目次