合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立日比谷高校:Iくん)※推薦合格

Iくん
入塾のきっかけ
私は、中学2年生の6月頃、学志舎に入塾しました。学志舎の卒塾生であり、日比谷高校の卒業生でもある兄から「合うと思うよ」と言われ、興味を持って行った体験授業が入塾のきっかけでした。
体験授業の際に何よりも感じたのは、まるで試験中かのような緊張感・緊迫感でした。最初は圧倒されてしまいましたが、そんな雰囲気の中で一人一人が全力で取り組む姿を見て「ここでなら、自分の限界に挑み自分を高めていける」と思い、体験授業を受けたその日に入塾を決意しました。
自分のミスと向き合う
私は、学志舎に入塾するまで「初めて出てきた問題を解けるように」ということを意識しすぎて、自分のミスと向き合ってきませんでした。そのため、分からない問題があった際には、答えを見て分かったつもりになり、また同じようにつまずくということを繰り返していました。
しかし、学志舎に入塾後は「直し」を徹底的に行うことで「なぜ間違えてしまったのか」「何が足りなかったのか」を分析し、人に説明できるレベルまで理解するようになりました。これによってミスをしにくくなっただけでなく、自分に対する理解度が上がり、問題の取捨選択をうまく行えるようになったため、効率よく確実に点数を取れるようになりました。さらに「直し」によって問題の本質的な部分まで理解することで、様々な問題に応用できる考え方を身につけられ、初見の難しい問題でも解けるようになりました。
今しかできないことだけする
3年生になってからの1年間で村岡先生が何度も仰っていた「今しかできないことだけする」という言葉は、私にとって忘れられない言葉です。
私は受験期を過ごす中で「受験を振り返ったとき、後悔がないようにする」ということを大切にしてきました。後悔をしないような取り組みを行うために何をすれば良いか、はっきりと分かっていなかった私でしたが、この言葉によって「今、自分にできることは何か」ということを常に考え、行動する癖をつけられたと思います。
また、受験期を過ごす中で感じた悔しさや不安をバネにし、成長することができたのもこの言葉のお陰です。私は、模試や過去問でミスをし、自信を失う時期や、不安やプレッシャーに押し潰されそうになる時期を何度か経験しました。しかし、そんなときは「今すべきことは、くよくよ悩むことではなく、努力することではないか」と言い聞かせ「今しかできないこと」に全力で取り組みました。今、受験を振り返って「自分の取り組みに後悔はない」と思えるのは「今しかできないことだけする」という言葉のお陰だと思います。
悔しい時が一番伸びる
もう一つ忘れられない言葉として、布施先生の「悔しい時が一番伸びる」という言葉があります。受験期を通して悔しさや不安に苛まれることが多くありました。そのような時はこの言葉を思い出し「今が一番伸びるんだ」と自分に言い聞かせることで努力できました。不安や悔しさのようなマイナスな感情を原動力にできるこの言葉をこれからも大切にしていきたいです。
「努力」と「自信」が持つ力
学志舎では、礼儀や話を聞く姿勢など、勉強以外にも多くのことを学びましたが、なかでも特に印象に残っているのは「努力」と「自信」が持つ力です。私は元々、学力があまり高くなかったため、日比谷高校に入れる自信は全くありませんでした。また、日比谷高校に受かるために必要な学力と自分の学力との差を実感し、不安に陥ることも多々ありました。
しかし、それらの壁を乗り越えるには努力をするしかないと思い、自分が思いつく限りのことを行いました。その結果「オール5」「模試A判定以上」「過去問で合格者平均を超える」など、自分が目標としていたことを達成することができ「努力」が持つ力を実感しました。
さらに、たくさんの努力をしたからこそ得られた根拠のある「自信」は私を勇気づけてくれました。「自信」とは「頑張ってきた自分を信じる心」です。これを持つことは簡単なことではありませんが「自信」を持てていれば、周りを気にせず、自分の力を出しきれると思います。
「自信」を持って臨めた推薦入試本番では、試験を楽しみ「これで縁がなくても後悔はない」と思えるほど自分の全てを出しきることができました。このような経験から「自信」が持つ力の大きさを改めて実感しました。私がこれらのことを学べたのは、学志舎の独特の緊張感・緊迫感を持った自習室や、私たちを支え育ててくださる先生方、推薦特訓を始めとした楽しい授業といった最高の環境があったからこそだと思います。
推薦特訓
私は、推薦入試直前の2週間で行われる推薦特訓に毎日コースで参加しました。この期間は間違いなく、人生の中で最も自分と向き合い成長した2週間だったと思います。
面接では「自分がどのような人間か」「日比谷高校で何をしたいのか」などを分かりやすく、インパクトを持たせて伝えるために様々な試行錯誤を重ねました。その中で、志望動機や将来の夢を始めとした自分のことについて新たな発見を得られました。集団討論では、話を深めるための着眼点、議論の進め方、意見のまとめ方、話の聞き方などを、様々な人たちと様々なテーマで話し合うことを通して身につけられました。小論文では、とにかく量をこなし慣れていくことで、文をコンパクトにわかりやすく書く力、資料から作問者の意図を掴む力を身につけられました。
このように「話す」「聞く」「書く」「読む」という一生使える四技能を高められた本当に貴重な経験でした。また、この2週間では、誰にも負けないと思えるほどの圧倒的な量の練習をすることができたため、推薦入試本番では「自信」を持ち、自分の全てを出しきれたと思います。
後輩の皆さんへ
受験当日に「志望校への思い」と「自信」を持っていれば、たとえ周りの人が優秀な人ばかりでも合格できると私は思います。そのために、「今自分にできること」を考え、皆さんが思いつく限りのことを全力で行って下さい。
学志舎には、良い雰囲気の自習室、高め合える仲間、支えてくれる素晴らしい先生方など、その努力をするための環境が整っています。入試本番、自信を持てるように一日一日全力で頑張って下さい。応援しています。これからは、学志舎で学んだことを皆さんに還元し、全力でサポートしていきたいと思っているので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
親御様
この度、息子が都立日比谷高校に推薦入試で合格することができました。
布施塾長、村岡先生をはじめとした経験豊富な学志舎の先生方、実体験を交えつつ受験生の気持ちに寄り添ってアドバイスや激励をしてくださった先輩方、そして、共に高みを目指して頑張り合った戦友とも言える仲間達…全ての方々のお陰で念願だった夢を実現させることができ、言葉では言いつくせない程の感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございました。
学志舎を選んだ理由
三男が学志舎に通うことになったのは、中2の夏休み前でした。長男がお世話になり同じく都立推薦入試で日比谷に合格させていただいた学志舎に三男が通い始めたのは必然だったと思います。体験授業を受けた後の面談で即決し、早速大量のテキストをその場で受け取り「待ってました!」と言わんばかりに意気揚々と持ち帰りました。これからの通塾が楽しみで楽しみで仕方ないという感じでした。
受験期の子どもの成長
元々非常に計画的なタイプの三男は中学生になってからの過ごし方も入学当初から事細かにプランニングしていました。それは「最初の1年間は学校の勉強と部活や生徒会活動の両立に専念する。」「塾に通うのは2年の夏から。」「受験モードになるのは引退してから。」「素内申45(オール5)を取る。」「1年半学志舎に通ったら1月に推薦対策を受ける(受けさせてもらえるレベルにまでなる)。」そして「都立日比谷に推薦で合格する。」といったものでした。
三男とは真逆の無計画タイプでその時の直感で今を生きる私は「計画を立てる」ということがこれほどまでに重要なことなのかということを思い知らされました。なぜなら、彼はこれら全てをプラン通りに成し遂げて見事に「有言実行」したからです。
通塾して間もない頃は学志舎おなじみの「終わりました!」コールに慣れるまでかなり戸惑っていましたが、中2が終わる頃には塾内の学力テストで表彰されるレベルにまでなりました。中3に入ってからは塾長のお話に毎回刺激を受けてはメモを取って報告してくれました。数ある名言の中でも最も感銘を受け、その後のモチベーションに大きく影響した一言は「一番早く来ている人は必ず受かる」でした。春期講習でそれを聞いて以来、毎日誰よりも早く行って誰よりも遅くまで残る日々が始まりました。
推薦入試
あっという間に年が明け、1月に入るといよいよ2週間の「推薦対策」が始まりました。かねてより毎日コースで通えるようになることを目標にしていたので、内申と模試の判定が基準をクリアするレベルにまで達するように頑張りました。待ちに待った推薦対策が始まると初日からもう「想像していた以上に楽しい!こんなに楽しいなんてこれから毎日ワクワクする!」と興奮状態でした。講師として指導に入っていた兄とは帰宅後も今日はああだったこうだったとふり返りトークが止まらない日々が続き…まさに四六時中「推薦対策」漬けの2週間でした。何十パターンもの集団討論練習、25年分以上の小論文過去問演習、100回を超える面接練習、他のどこでも経験できない圧倒的な量をこなし、万全の状態で試験当日を迎えました。
しかし、本番は想像とは全く異なるものでした。午前中の小論文と集団討論はほぼ思い通りにできたものの、あれだけ練習した面接では拍子抜けするほど面接官がノーリアクションだったようで…あまりの手応えのなさに放心状態で帰って来ました。思ってたのと全然違った。不安しかない。。。と落胆する我が子を目の前に何と言ってあげたら良いのか分からないまま学志舎に送り出しました。そこで冷静に振り返って答案再現をしたことや仲間との情報交換ができたこと、先生方から温かいお言葉をいただいたお陰で帰宅する頃にはすっかり元気を取り戻していました。とは言え、心配であることに変わりはなく…翌日から早速気持ちを切り替えて一般受験に向けて猛勉強を再開していました。
そして、指折り数えて迎えた合格発表の日、PCの画面で結果を確認した瞬間に長男と3人で思わず歓喜の雄叫びをあげてしまいました。その場で兄が弟を抱きしめて「おめでとう!ホントにすごい!よくやった!!」と健闘を讃えてくれました。学志舎との出逢いがなかったらこのようにして兄弟でこの感動と喜びを味わうこともなかったのだと思うと、この素晴らしい環境に身を置いて学べたことへの感謝とこの最高の学び舎に巡り逢えた奇跡を改めて実感いたしました。
最後に
本人曰く「先生方、先輩方のアドバイスやエールのお陰で実力を発揮することができて本当に学志舎には感謝しかないので、今度は自分が同じことを後輩達にすることで恩返ししたい!これから頑張っていく人達の役に立ちたい!!」と強く思ったとのことです。これからもずっと関わっていくことになると思いますので、今後とも末永くよろしくお願いいたします。本当にどうもありがとうございました。