合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立西高校:Kくん)

Kくん
入塾のきっかけ
西高に進学した兄が学志舎に通っていたので入塾しました。兄の影響もあり、僕も西高を目指すようになりました。
入塾前と入塾後の変化
長時間勉強できるようになりました。以前はすぐスマホを触ってしまいなかなか勉強できませんでしたが、塾で机に向かうことが習慣化したことで長時間勉強できるようになりました。
そのおかげで定期テストなどで学年1位を取れるようになりました。学志舎は勉強する上でとてもいい環境だったと思います。
落ち込んだ時とその回復法
受験前最後の模試で過去最低偏差値を出してD判定となり、少し落ち込みました。そこで私は、西高で楽しむ自分を想像して気を持ち直していました。また、過去問の出来については手応えがあったのであまり心配はしていませんでした。
忘れられない言葉
塾長が事あるごとに仰っていた「執念」という言葉です。
その言葉に刺激され、西高に受かって見せるという気持ちをずっと強く持っていました。中3の夏くらいからは受かるとしか思っていませんでした。「信じるものは救われる」ということだと思っています。
勉強以外に教わったこと
これから先どのように生きていけばいいのかを教えていただきました。例えば、村岡先生が仰っていた「●●の掛け算」や「魅力的な社会人とは何か」など、多くのことを教えていただきました。他の塾では学べない貴重なものだったと思います。
後輩へのアドバイス
数学
計算ミスが多くて悩んでいましたが、ある程度数字を綺麗に書くようになってからミスはほとんどなくなりました。そして、他の教科にも言えることですが、自分は天才ではないことを認め、捨て問は潔く捨てましょう。限られた時間内にできるだけ得点を取って合格最低点を取ることが目的です。
英語
学志舎オリジナル長文プリントを読むときはぜひ口を動かしてみてください。声に出さなくてもいいです。僕は塾で口を動かして読んでいました。黙読とは感覚が違います。
暗記
理社などでどうしても覚えられないところがあった時は毎日触れるようにしていました。そうすれば嫌でも覚えます。村岡先生が仰っていましたが、単純接触回数を増やすことは大事です。
過去問
過去問を3教科連続で解かなかったり、解いている途中にタイマーを止めてトイレに行ったりする…当日はそれでいいのでしょうか?僕は眠くても体調が悪くても必ず3教科連続で休憩は1~5分で解くようにし、常に当日を意識していました。辛い時こそ勝負です。
また、学志舎の過去問演習量は圧倒的だと思います。僕は3教科を70年分解きました。過去問を解いた量は自信にしていいと思います。
早いうちに
今だから言えることですが、中3の2学期の途中までは勉強を少しサボっていました。サボった分は必ず返ってきます。後々キツくなるのでたくさん自立学習に行って他の人と差をつけましょう。受験前の最後の1ヶ月の勉強量は普段の3ヶ月分くらいだった思います。よく頭が痛くなっていました。
納得するまで
わからないことをそのままにしてしまうのは残念です。当日自分が後悔しないように徹底的に突き詰めましょう。
睡眠
朝起きるのが苦手で受験の1ヶ月前くらいまでは毎朝ギリギリに起きるという感じでした。講習期間中は毎朝自転車を飛ばしてギリギリに到着。席は一番後ろでした。こうならないように、できるだけ早く朝型にすることをお勧めします。
親御様
学志舎を選んだ理由
まず、6年前に兄が学志舎にお世話になり、その後しばらく学志舎ロスになるほど、実は親子ともども学志舎を慕っておりまして、弟の受験期にも絶対お世話になろうと決めておりました。
まず学志舎は、過去問を徹底的にこなすという正当な努力を積み重ねていく正攻法の勉強で、確実に実力がつくと信頼がおけました。その上で先生方、先輩方、生徒さんが一丸となって受験に向かう様子は、チーム学志舎で合格を勝ち取っていく感動的なものでした。先生方は、ここまでやるかという本気の投入、圧倒的な情熱にあふれておりました。
一方で、決して塾都合の進路を押し付けられることはなく、常に子供、親の気持ちに寄り添い、不安な気持ちを拾ってくださって、あくまでも子供本人の人生を尊重してくださいました。
学志舎での体験は、今後の人生の宝になるに違いないと思い、弟を学志舎に送らせていただきました。
親のチカラupセミナー
志望校決定にあたり、どんな要素を踏まえていけばいいのか、模試の結果、過去問、倍率の捉え方など、そこを聞きたかったという、痒い所に手が届く分析でした。これまで真摯に徹底的に受験に向き合ってこられた経験に裏打ちされていました。ものすごく参考になりました。
そして、精神面においても、ポジティブな言葉に変換して声掛けしていくなど、日常を大切にすることを教えてくださいました。子供も人生をかけて挑戦しているのですから、親である私も、日々、上機嫌でい続けられるかに挑戦していきたいと思いました。
子どもの成長と親の心境
息子は無理をせず、マイペースを楽しむ性格です。中2の春に入塾した折、正直学志舎の風土に合うか、そもそもついていけるのか心配しておりました。それだけでなく、反抗期真只中で、ほとんど意思疎通ができないという心細い状況が続いており、何を考え感じているのか暗中模索でした。
そのような中で模試の判定は右肩下がり、入試直近のVもぎでは圏外の判定が出て突き放され、絶体絶命の立場に追い込まれました。しかし、息子にとってはそこが本当の受験の始まりだったように見えました。目の色を変えて受験に取り組むようになりました。
とはいえ、都立高校の最初の倍率が発表されたとき、親としては心配しかありませんでした。相当気を使って、志望校は変えないのかとそれとなく聞いたのですが、何を言っているのだと言わんばかりでした。息子の西高へ行きたい決意は固いのだとうかがい知ることができました。子供の人生なので、このように挑戦し続けること自体が大成功だと思い、私も腹をくくりました。子供の意思を尊重し、子供の思いにかけることにしました。息子がこんなに意思を貫き、頑張る姿を見たことがありませんでした。
そのため、「合格おめでとうございます」の掲示を見たときには、本当に嬉しく、子供と飛び上がって喜びました。子供と喜びを素直に共有できて、それも嬉しかったです。
感謝
最後に学志舎に総括の面談に伺った時、子供は教室の入口で立ち止まり、大きな声で「こんにちは」と深々と頭を下げました。私は初めて目にする立派な挨拶の姿でした。そこには戦いきった達成感と自信と喜びがあふれていました。息子は強くなったのだと思いました。
また、子供は村岡先生から「西に受かる未来しか見えない!」と激励されていたことを友達のお母さんから知りました。親以上に子供の未来を信じて投入して下さってきたことに、あらためて涙しました。
今回は、最後までどうなるか分からない窮地からの一発逆転、起死回生の手に汗に握る受験でした。運もよかったと思いますが、マジックを起こせる確かな根拠が学志舎にはあります。このような大冒険をさせてくださった先生方、先輩方、生徒の皆様には感謝しても感謝し足りません。ありがとうございました。