合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立西高校:Yさん)※推薦合格

Yさん
入塾のきっかけ
「学志舎に入りたいな…」と思ったのは推薦特訓や合格体験記の記事を読んだ母親にその魅力を聞いたからでした。
私が学志舎に入ったのは中2の7月です。高い合格率を誇るレベルの高い塾と聞いていたため、私がきちんとついていけるかどうか母は心配していました。しかし、私は「ここなら絶対大丈夫だ!」と思いました。ついていけなかったらどうしようといった不安や、本当に大丈夫なのかと疑う気持ちなど、そのようなものは何も感じなかったのです。「絶対大丈夫だ、ここは今までの塾と違う」と直感的に思ったのが決め手でした。
入塾後の変化
入塾前は集中力も散漫、だらだら勉強している酷い状態が多かったのですが、入塾後は勉強の成果がきちんと出てくるようになりました。やはり自立学習で「意味のある勉強」ができるようになったことが一番の要因だと思います。
落ち込んだ時とその回復法
まず一つは、模試で一度「C判定」をとったことです。推薦特訓のコースが決まる直前の模試だったので、「毎日コース」希望だった私にとって死活問題になりました。思春期ゆえに親の前では平静を装っていましたが、内心はとても凹んでいました。
西への愛校心が足りていない自分の不甲斐なさへの憤りと、しんみり自己反省会をしている時にズカズカ怒ってきたお母さんへの憤りが濁流の如く溢れ出たのを覚えています。その濁流に乗ったように猛勉強し、次の模試では「A判定」を取ることができました。勉強内容は主に今までの模試の直し、苦手教科の数学については学志舎のオリジナルプリントが中心です。
私はこのような場面での「火事場の馬鹿力」を大切にしました。むろん、計画的にできるに越したことはないですが、もしうまくいかなかった場合、必ず焦る気持ちが出てくるはずなんです。その気持ちをそのまま勉強にぶつけてください。これは、志望校を愛していればきっと湧き起こるはずの最強の原動力。「ピンチはチャンス理論」はきちんと成り立つんです。学志舎生ならうまく濁流を操れると思います。だから凹んでも、そのまましおれるのではなく「やり返してやる、受かってやる」と好戦的にいきましょう。
もう一つは、内申が思うように取れなかったことです。私は学年屈指の体の硬さで保健体育は見事「4」を叩き出し(ぎりぎりテストでカバー)素内申44で挑むことになりました。西の推薦入試となると学志舎以外にもオール5の人がたくさんいるはずです。360点に換算してみたら思ったよりオール5と差が開いていたのを知り、頭の中で、ヴェルディの「怒りの日」が流れたのを覚えています。
しかし、メンタル欠損は試験において最大の敵なので、私はなんとか健やかに入試を迎えられるようにと熟考の末、こう考えました。
「日光東照宮の門は一つだけ柱の唐草模様が逆に描かれている。そのゆえんは、完璧な建造物は縁起が良くないと言われていたからだ。私には面接も作文も完璧に書ける天賦の才がある。ゆえに内申も完璧になってしまえば縁起が良くない。」
暴論ですね。でも、それでいいんです。人を傷つけるために言っていたり、迷惑をかけていたりするわけではないんですから。自信をなくすより何倍もいいです。
忘れられない言葉
「最後は執念を持った人が勝つ」という塾長の言葉です。
まず執念とは、自分がいかなる状態でも一つの目標に向かって全力を貫くことです。そして、自分の限界を超えて努力する覚悟を決めるには、自分を動かす力が必要です。私を最後まで導いてくれたのは西高への愛でした。そして、私が愛という武器を持つことができたきっかけが、この言葉でした。
勉強以外に教わったこと
受験は勉強以外のことも必要ということです。
笑顔、明るい振る舞い、全力でやること、真剣さ、元気…。これらはまず内申点という大事な要素に大きく関わってきます。そして、受験だけでなく人として生きていく上で大切なことだと学びました。
後輩に一言アドバイス
先程、西高への愛と書きました。
志望校が好きという感情は思えば当たり前ですが、私は偏差値、テストの点数に追われるうちに忘れかけていた気がします。
受験生の皆さん、挫けそうになったらもう一度考えてみてください。あなたは志望校がどれくらい好きなのか。説明会、記念祭、色々行ったと思います。肌で感じたはずです。熱気、喜び、青春…。それをもってしてあなたは今志望校を決めた。その高校の雰囲気が、生徒が、先生方が、全てが好きだから。
その愛はきっと、あなたと高校を繋いでくれます。だから、その気持ちは絶対に忘れないで。
あなたはずっと努力してきた。過去問にかじりついて、模試見て絶望して、また立ち直って。偉いよ。すごい頑張ってるよ。ヒーローだよ。たとえすぐ報われなくても、その執念はきっといつか花開く。だから大丈夫。信じて進んでください。
親御様
はじめに
この度、娘の悲願であった、都立西高校推薦合格をお導きくださった先生方には、感謝の気持ちしかありません。たくさん協力していただいた卒塾生の皆さま、励ましあってくれた塾生の皆さん、本当にありがとうございました。心より感謝致します。私自身、この学志舎の合格体験記が心の拠り所になりましたので、今度は次に受験される方々に、少しでもお力添えができたら幸いです。
学志舎を選んだ理由
学志舎には中2の7月より娘がお世話になりました。
行きたい都立中があり受験しましたが、ご縁がありませんでした。某大手塾の季節講習会等には参加はしましたが、疑問に思うことが多々あり入塾はしていませんでした。
しかし、親として合格に向けて環境を整えてあげられなかったことへの後悔の念でいっぱいになり、高校受験ではなんとか希望を叶えてあげたいと色々調べたところ、学志舎のリベンジからの合格体験記がたくさんでてきました。これを目にした時はかなりの衝撃でした。そして、「娘を絶対にこの塾に通わせたい!!」と強く願うようになりました。
中学入学と同時に通塾を検討しましたが、我が家より塾まで、どう模索してもバスと電車を乗り継ぎ、1時間はかかってしまうことがネックで踏み出せずにおりました。そこで合格体験記を参考にさせていただき、3年生になったら学志舎に通えるよう、まずは近所にある都立高校受験の専門塾に通い、中学校の成績は学年トップを目指し頑張ることにしました。
しかしその近所の塾に通い出したものの、もともと算数、数学と苦手意識がある中、その教室長より「自校作成校は無理です。共通校を目指しましょう」と言われ、これから頑張って内申4から5に上げていこうと思っていた時でしたので、これには親子共々本当に落ち込みました。このままではまた後悔する、通塾にかかる時間を心配している場合ではない、と奮起し、塾長との面談後、無事入塾許可書をいただいた時には、「学志舎についに通うんだね(涙)」と親子で喜んだのを今でも忘れません。
入塾後の子どもの変化
もともと人見知りで、人と付き合うというよりかは、海洋生物のクラゲに興味があり、将来は黙々とクラゲと向き合う研究職に就きたいという希望がありました。そのため、都立中の時もそうでしたが、SSHのある高校を目指していました。
しかし入塾後は気持ちも大分変わりました。
佐藤先生の面白く、興味の引く授業に感動して「対、生物」ではなく「対、人」に目が向くようになり、私も教える仕事をしてみたい、と言うようになりました。
山田先生からは西高の個性あふれる話を聞いて、西高に行きたい、と希望をもつようになりました。そして、卒塾生の方々から西高の面白エピソード聞いて、自分も高校生活をエンジョイしたい!と思う気持ちが強くなり、それからは記念祭にお友達を誘って行ったり、トライ&チャレンジ(部活動体験)に参加したり(吹奏楽部)して西高に関わる度に、「絶対に自分もこの中に入るんだ!!」という考えが決心になっていったようです。
学志舎からたくさんの影響を受け、人と関わる仕事はしたくないと散々言っていたのに、最終的には心理学を勉強して人の役に立てる仕事がしたい、とまで変化しました。学志舎で教わった期間は1年半でしたが、これから生きていく上で、必要な芯の部分を学んだのだと本当に嬉しく思います。
親のチカラupセミナーに参加して
親のチカラupセミナーでは、知りたい情報がつまった部外秘の資料をいただきました。皆さんおっしゃっている通り、この資料は「お守り」になりました。困ったときの頼みの資料になり、解決できた時にはスーっと心が晴れる、そんな感覚でした。塾長が長年、塾生との信頼関係を積み重ね、築きあげてきた賜物ですね。本当に力になり、手引きにもなり大変助かりました。
あと私自身、公立高校に推薦入学しましたので、中学の推薦入試までの流れはわかりますが、普通科ではなく専門科でしたので、今後は未知の世界になります。その中で、塾長と村岡先生から高校より先の進路の話までしていただけたことは、大変参考になりました。このように、塾生の親がセミナーを受講できるのも、学志舎の凄さだと思います。
推薦特訓
推薦特訓の「毎日コース」を絶対に受講すると心に決めていたようです。ところが、Vもぎではなかなか結果が出ず、次のVもぎでA判定以上を取らなければ毎日コース受講は難しいという状況に追い詰められていました。その時、逃げ回っていた数学と正面から向きあい勉強していたようで、結果A判定をもらいガッツポーズで天を仰いでいました。
その際、村岡先生から心のこもった言葉をいただいていました。「推薦で合格しよう!」と言っていただいたり、A判定が出た時には「気持ち良いでしょう!!」と一緒に喜んでいただいたりと、たくさん声をかけていただきました。娘は村岡先生からの励ましの言葉が本当に嬉しかったようで、帰宅後第一声が、「村岡先生に褒められたー!!」と、大興奮でいつも報告してくれていました。そして毎日コースに参加させていただくことになり、毎日幸せいっぱいの顔を見ることができ、親の私もたくさん笑顔にさせてもらいました。
合格発表時は、なかなかアクセスがつながらない中、結果がわかり固まっている娘がいました。驚きながらのぞき込んでみると、合格の文字が見え、思わず叫んでしまい、大号泣をしながら娘にハグをしたら、「もーうるさい!泣かないでよ!!」と怒られてしまいました。合格しても泣かないで、よし!と合格をかみしめようと思っていたようで、計算が狂ったと今度は娘が大号泣と、なんだかバタバタの発表時になってしまいました。
終わりに
娘は器用に立ち回ることが得意ではなく、言動も生き方もかなり不器用ですが、そんな娘でも難関校の推薦合格ができるよう指導してくれるのが学志舎の先生方です。それぞれ個性のある先生方ですが、見ている方向が一緒なんです。だからものすごいパワーのある塾なんだと実感しました。重ねて心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。