合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立調布北高校:Nさん) 

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Nさん

入塾前と入塾後の変化

本校が家の近所であり、母に勧められたことから入塾しました。

入塾前までは、家に帰ったらそもそも勉強はしない、勉強をしたとしても2時間が限界という状況でした。入塾後は春休み頃から自立学習に行くものの、形だけ行っているという感じでした。テスト勉強もあまりやらず(当時の私を叱りたいくらいですが)、受験生とは思えない時間を過ごしていました。

受験が近づくにつれ、無意識に休日の8時間勉強は当たり前になりました。気づけば22時を超えており、最後まで残っていた日が多かったと思います。

実践していた勉強法

「塾に来てからやることリスト」を自分で作りました。

① 英語の学志舎オリジナルプリント1年分
② 漢字のテキスト2ページ分
③ 歴史の◆◆プリント

これらに取り組むことでリズムが掴め、自然と勉強が進むようになったと感じています。

落ち込んだ時とその回復法

「自分が悩んでいる間にライバルは勉強している、どんどん差を広げられる。悩むということは悩める時間があるから、つまり暇だからだ。」と考え、気持ちを奮い立たせました。

また、遅くまで一緒に残って切磋琢磨しあえる友達、悩みを言える友達、私が志望している高校に在籍している先輩、私の見えないところで私のことを思っている先生方、そして一番近くで応援している家族、すべての人を思い出し、一番いい恩返しは合格という結果だと言い聞かせました。

それでも回復しない時は、友達と時間を作って、受験とは関係ない話をたくさんし、気持ちを切り替えていました。

忘れられない言葉、思い出

最後のⅤもぎが不安の残る判定となり、山田先生に志望校を変更したほうが良いか相談しました。その時に「十分な力を持っているから、諦めない選択もあると思うよ」と告げられたことです。

予想外の答えに驚きました。きっと「下げた方が良いよ」とアドバイスされると覚悟していたからです。「最後まであきらめないことが次にも活かせる」と気持ちを切り替えて、引き続き頑張りました。山田先生の言葉がなかったら、違う結果になっていたと思います。山田先生、本当にありがとうございました。

また受験日当日、緊張しまくりでしたが、佐藤先生が校門に駆け付けてくださったことが励みになりました。いつもの私を取り戻せました。佐藤先生、本当にありがとうございました。

勉強以外に教わったこと

塾長から教わった「幸せのハードルを下げること」が心に残っています。

ご飯が食べられること、学志舎に通えていること、当たり前の日頃の些細なことに感謝し、それが本当はかけがえのないことだと気付けるようになりました。

後輩にアドバイス

最後まで何があるかわかりません。簡単に諦めたら後悔します。
自分を信じて最後まで頑張ってください!

親御様

この合格体験記は受験結果発表前に書かせていただきました。試験から合格発表までの落ち着かない期間。願掛け、そして最後に私にできること、として書きました。もしご縁のない結果だとしても、振り返ることで気持ちの整理をすることができると思ったからです。

学志舎を選んだ理由

入塾するなら「学志舎」とずっと心に決めていました。周りの優秀な先輩方のほとんどが「学志舎」であり、また熱心におすすめしてくださったからです。

学志舎への入塾は小学校5年生の2月でした。無理のないペースで中学受験をさせていただきました。結果はご縁がなく、一旦、部活や習い事に集中したいという本人の希望で退塾させていただきました。再入塾したのは中2の2学期です。

学校生活では部長や学級委員、その他の活動にも積極的に手を挙げ参加していましたが、娘にはややキャパオーバーでした。結果、中2の3学期の成績が入塾時より下がるという状況になりました。疲れや仕事に追われ、塾に身が入っていなかったと思います。

塾の開始時間5分前に家を出る(塾までは走ると3分の距離でしたが…)、自立学習に行かない、終了時間前に帰宅、自宅で勉強するわけもなくタブレットやスマホ、鏡ばかり見ている…。親としては悶々とする日々でした。

見守ることの難しさ

セミナー直後は「何も言わずに見守ること」を実践しておりましたが、私の忍耐力が低く、ついガミガミ言ってしまいました。家での過ごし方は黙認できたのですが、なかなか娘には難しいようでした。先生方へ相談メールを何度もさせていただき、その都度返信いただきました。お忙しいところありがとうございました。本当に心強かったです。

先生方にご迷惑をおかけしているとの思いから、退塾することを何度も考えました。学志舎が求める親の姿を実践できたのは受験直前の2週間くらいです。

先生方のお声がけ

成績が上がってきていたⅤもぎも、最後の最後に下がり不安な判定でした。返却時「惜しい!」と声をかけていただいたそうで、気落ちした娘も最終的には気にしていない様子でした。

毎回、Ⅴもぎの返却時にできているところを見つけ、褒めていいただきました。そのおかげで娘は気持ちを切り替えることができていました。私は褒めるところを見つけることがなかなかできませんでしたが、どんな結果でも、「頑張った!力ついてきているよ!」と褒めてくださいました。

今、振り返りますと、村岡先生が都立中受験の際にも「あなたの作文の文字はいつも元気があって大きくて、いいね!」と声掛けしてくださっていました。「褒めること」を常に実践されている先生方に感服いたしました。

受験直前はナーバスになり、塾終わりに先生方へ不安なことや、本番の心の持ち方などを相談し、その都度貴重なお時間を頂戴しアドバイスをいただいたようです。ありがとうございました。親以外に相談できる大人がいることは幸せなことです。

感謝

受験当日は、「◆◆」のレジメと、塾長と村岡先生の写真(娘を加えた3人の合成写真)をお守りにしました。最後に佐藤先生が門で激励の言葉をかけてくださり、これ以上の支えはなかったでしょう。これほど親身になって関わっていただける塾は他にないと思います。一生忘れられない経験になったと思います。

親子ともどもお世話になりました。そして最後まで通わせていただき誠にありがとうございました。今後は陰ながら学志舎を応援させていただきます。日々のブログ投稿、楽しみにしております。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

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