合格体験記(2020年 都立国立高校4:Mさん)

私が学志舎に入塾したのは、3年の春休みです。当時の私は大の勉強嫌いで、勉強は頭の良い姉に任せておけば良いと思っている、やる気のない人間でした。そのため、母と姉から勧められて行くことになった体験入学には、全く気が乗りませんでした。そんな後ろ向きな気持ちで足を踏み入れた学志舎の光景は、今でも鮮明に覚えています。全員がただひたすらに猛烈な勢いでメモを取り、うなずき、先生の言葉に耳を傾ける姿。また、先生の引き込まれるような話。その場の熱量がただならぬものであると感じ、驚き、怖さをも感じました。ですが、その空気に興味を持ち、入塾を決意しました。今から記す事が少しでも皆さんに希望を与えることができたなら嬉しいです。

それまでの私の生活の中心は大好きだった部活。そのため、最初の頃は学志舎の授業のスピード感や集中力に圧倒されっぱなしでした。ですが、そんな毎日を学志舎の温度で送っていく中で「わからない」が「わかる」となっていき、その変換スピードも増していきました。その結果、1学期の期末テストでは40点UPの450点を取ることができました。また、わかることが増え、勉強することが当たり前になったことで、勉強が楽しいと思えるようになりました。これは、私にとってとても大きな変化でした。

また、学校では内申を上げることに力を入れました。私は国高合格のために必須である内申をとるんだ!という強い心で学校生活を送るようにしました。具体的には、学志舎の先輩方が話してくださった3つの鉄則を学校の授業で心がけました。また提出物はできる限りびっしりと、早く仕上げることで、私の努力量が伝わるように行動しました。そして先生と沢山話し、塾長が仰っていた、「先生が私の顔を見た瞬間、私の志望校が浮かんでくるような状況」を目指しました。すると内申はみるみる上がり最終的には素内申が入塾時から10upの44まであげることができました。内申は必ず上がると信じて行動することが大切です。

この結果から、夏前に難関クラスへ上がることができました。その時に塾長から「応用クラス→難関クラス→国立高校合格のシンデレラストーリーをつくっていこう!」と言ってもらい、それを実現させてやろうと燃えました。

それからは毎日、無我夢中で勉強していきました。所属していた部活は引退が秋だった為、人よりも全然時間が足りませんでした。その分は努力量でカバーしようと思いました。そして、勉強するときは村岡先生が仰っていた「今しか出来ない事だけをやる」ということを常に考えてやるようにしました。また、私が欲しかったのは先生方のいう合格最低点でした。その為に自分だけの合格最低点プランを立て、日々それに直結する勉強をしていきました。

ですが、どんなに努力してもなかなか模試では結果がついてきません。偏差値は60未満で合格率は20%以下。そんな結果をとり続ける中、周りの人の得点力がどんどん上がっていきました。あまり変化のない自分に激しい劣等感を覚え、泣く日もありました。でも、そのようなときはいつも先生方が熱い言葉をかけてくださり再びやる気を出させてくださいました。また、1つスイッチとなる曲を決め、学志舎に行くまでに毎日聞き、やる気MAXの状態で向かうようにしました。

また、私は国立高校に憧れ倒しました。国高に行くことのできる日は、必ず行くようにし、学志舎に話しに来てくださった国高の先輩方の話のメモや国高白書を読みまくりました。その結果、11月の模試でやっと20%以上の「努力圏」に入り、1月の模試では「合格圏」に入ることができました。

最後の2ヶ月は本当に死にものぐるいで勉強しました。そして、自分は国高生なんだと思い生活しました。もはや辛いという感覚はありませんでしたが、日に日に不安は募りました。そんな心を塾長に相談したときに、「僕はMさんが合格できると思ってる。一回模試で合格したんだから、もう一回合格するだけや。」と言って下さりました。その一言のおかげで最後まで自信を持って挑めたと思います。

どんなに勉強が楽しいと思ったといっても正直、国高合格までの道のりは辛いことの連続でした。ですが、私の気持ちを尊重し、どんなことがあっても国高合格を信じてくださった先生方がいたからこそやり続けることができました。そして周りに同じ温度で取り組む仲間がいたからこそ、突き進んでいくことができました。

結果発表の日は、今までに沢山支えてくれた方々に恩返しができて本当に良かったと思い、今までの努力が報われて心の底から嬉しかったです!!

(後輩に伝えたいこと)私が皆さんに言いたいことは、「可能性がある!」ということです。こんな勉強嫌いで、内申の低かった私が、内申10up、偏差値15upさせ、応用クラス→難関クラス→国立高校合格というシンデレラストーリーを成し遂げることができたのです。そんな可能性があるのに、自分で勝手に限界を決めつけて諦めるなんてもったいないことをしないでください!志望校に憧れ倒し、後悔しない努力をし続けてください!そして、ありがたいことに皆さんには最強の先生方がついています。先生方を信じ、ついていけば合格は目の前です!今できないのは、まだやってないから。できないことを悲しむ暇があったら、できるようにして、わかった喜びを噛み締めてください。学志舎で学べる時間を大切にして行き、皆さんに桜が咲くことを祈っています。

最後になりましたが、私が想像できなかったほど私を成長させてくれ、熱い思いをくださった先生方、高めてくれた仲間、支えてくれた家族。皆さんに、心の底から感謝しています!学志舎のような最高な場所で学べたことをとても嬉しく思います!本当にありがとうございました!!これからもよろしくお願いします!

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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