合格体験記(2022年 都立国立高校:Yくん)
塾長です。本日より2022年合格体験記(一般入試)の掲載を再開します。戸山、青山、立川、国分寺、駒場、武蔵野北、小金井北、調布北と続いていきます。学志舎の先輩達からパワーをもらって下さい。2022年は西高16名をはじめ、自校作成校42名、共通問題校27名の合格でしたので、体験記を掲載するだけでなかなかのボリュームになります。合格、本当におめでとうございました!
国分寺から三鷹の学志舎に通塾
小学校4年生の時、僕は姉の通う国立高校の文化祭に行きました。その時に見た3年生の劇に感動し、僕もこの文化祭をやりたい!この文化祭を作り上げたい!と思いました。それから毎年国高祭に行き、どうしても国立高校に行きたいと憧れが強くなりました。国分寺在住の我が家ですが、姉と兄が学志舎に通い国立高校に合格していたので、僕も通いたいと思い、中学2年生の冬、学志舎に体験に行きました。教室に入った瞬間、学志舎ならではの独特な雰囲気に包みこまれ身の引き締まる思いがしました。休憩時間と勉強時間のメリハリがあり、皆が集中している姿を見て、ここなら僕も集中して勉強できそうだ、ここで勉強したいと感じました。
10月、初めての自校作模試は「E判定」でした。「周りは良い判定をとれているのに自分は」と思うと無力感があり、落ち込みましたが、まだ理社が十分ではなかったと楽観的でもありました。その後、12月の模試では初めて合格圏に入り、このままいけば合格することができる!と希望が見えたものの、安心してしまい気が緩んでしまいました。その結果、1月の模試では努力圏の「D判定」まで下がり、「この時期にこんな判定で国高合格している人なんているのかよ、どうしたらいいんだよ。」と本当に不安になりました。でも、他の高校に通っている自分を想像することはできず、国高に行くのが夢だったから、どうしても諦めたくないと思いました。まだ理社で不完全な範囲があったため、塾長との面談では理社を固め、苦手科目でもある英語を強化しようということになりました。この時期になっても、まだこんな段階にいる僕に真剣に向き合ってくれて、本当に僕のことを考えてくれているんだと嬉しく思うと同時に、勇気づけられました。しかし、受験1か月前にもかかわらず、のんびりと過去問の見直しをしている僕を見て、塾長から「この時期にこんなことをして逆転合格をした人を見たことがない!ホンマに国高に行きたいんか?行きたいんやったら気持ち入れてやれよ!」と喝を入れられてしまいました。その時、やっと自分には時間がないことを自覚し、「絶対逆転合格してやる!」と強く思いました。
英語は2月に入るまで全然読めませんでしたが、先生からいただいたプリントをどんどん解き、自習時間のほとんどを速読に費やした次の日、突然「なんか英語が読める!」という瞬間が訪れました。それから英語を解くのが楽しくなりました。また、そのころには理社も安定して得点できるようになっていました。少し前まであんなに自信がなかったのに、なんとかなるかもしれないと希望を持ちはじめ、受験の日には、自分が解ける問題をきちんと解けば合格できるかもしれない、と思えるようになっていました。僕は学志舎に通っていなかったら、内申を38から44まで上げることはできなかったと思います。また国立高校に合格することもできなかったと思います。本当に学志舎で勉強をすることができて良かったです。布施塾長、村岡先生、僕を見放さず向き合ってくださって、本当にありがとうございました。後輩の前で自分の経験を話すのを目標にしていたので、行く日を楽しみにしています。
(後輩へ)どんなに模試の結果が悪くても、直前まで成長することができると信じて最後まで諦めないでください。英語に苦手意識を持っている人は、継続して速読に取り組んでください、きっとある日突然、読める!という瞬間が訪れます。先生方や先輩の話を参考にして内申を全力で取りに行ってください。内申の不足分を当日点でカバーしなくても良いと思うだけで、焦らずに試験に挑むことができます。