合格実績って何だろう?

塾長です。

先日、ある塾生が繰り上げで合格されました。その子は私の薦めもあり、「○塾の模試」を3回受験されました。(同じ学校を目指す受験生から刺激を受けてもらいたいと思い、お薦めしました)1回あたり45分テスト×3科目の模試です。

あとは全て学志舎で受験勉強に取り組んでおられました。(通塾期間は約1年です)そして繰り上げ合格の連絡が入り、私と村岡先生に笑顔で報告に来てくれました。本当に嬉しかったです。しかし、その子に「○塾から電話連絡があった?」と聞いたところ、家の留守電に入っていたとのこと。なお、親御様は折り返しの電話はされなかったそうです。

その1週間後、再度同じ質問をすると、引き続き電話があったそうですが、対応していませんとのこと。しかしホームページに更新された数字に違和感を感じたと。詳しく聞くと、合格者発表後に出された合格者数に、今回の繰り上げ合格の人数がそのまま加算されたものが、掲載されているとのこと。つまり、模試を3回しか受験していない子が合格者数の中に組み込まれてしまっている可能性があるということです。

私には真実は分かりません。ただ「合格実績」は塾選びをする際の大きな判断材料になります。だからこそ、多くの塾がアピール材料として公開しています。しかし、その数字は「塾の教務力が反映されたもの」であるべきではないでしょうか?

学志舎のホームページではご本人の許可を頂き、できる範囲で名前、写真の掲載をしております。

その理由は、ただ単に「公正」でありたいからです。

手前味噌ですが、学志舎の先生が塾生から信頼されている理由の一つに「常に本音で話す」ことがあると私は考えております。

ウソをつかず、人生の先輩として思っていることをそのまま伝える。

先生が間違っている時には素直に謝る。

自分の言葉に責任を持ち、実行する。

できない約束はしない。

理想論を語らずに、自身の経験に即し、実行可能なレベルに落とし込み伝える等

本音で語り、誠実に向き合う日々を積み重ねた結果、塾生が「あの先生の言うことはまずは聞いて、やってみよう!」と考えるようになり、本気の頑張りができるのだと思います。

10年前の開校以来、そのような姿勢で「信用貯金」をしてきました。その結果、「折込チラシなし、勧誘ゼロで生徒数が200名を超える個人塾」の今があるのだと思います。(もちろん生徒獲得のノルマやクロージングを迫る面談も一切ありません)

教務に集中することを最優先にしていますから、先生はやりたいことができるので、ノンストレスな状態。塾生は先生の精神状態が安定し、疲れた様子を見ることがないので、余計なことを考えず、勉強に集中できる。そんなgood cycleが回っています。本当に有難いことです。

学志舎は引き続き、誠実に仕事と向き合い、お子さんの健やかな成長をサポートしていきます。今後とも宜しくお願い致します。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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