夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけて

親のチカラupセミナー後の個別面談で「成績が上がってこないのが不安」というご相談がありましたので、先日、卒塾生の親御さまから頂いた手紙をご紹介します。

(前略)西高の保護者会で配布された学年主任の資料がまさに「親のチカラupセミナー」で塾長が力説されていた内容そのままでしたので、◆◆に持たせました。
主任は西高に20年以上勤務されているレジェンドです。
私が3年前に聞いたことと同じだったので嬉しくなりました。(後略)

その資料が以下の内容になります。

「(前略)保護者の皆様には、生徒の地道な努力を長い眼で見守っていただきたい。見守りは保護者にしかできません。生徒にとって夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけてです。夏が過ぎても成績が伸びない苦しい時をひたすら耐えて、これだけやってきたのだから絶対なんとかなる、と自分を信じてコツコツ取り組んでいくだけの肝が据わっていることが生徒にとって最も重要です。
(中略)生徒本人の苦闘を、気持ちの上では生徒に寄り添いながらも、表向き静かに見守るだけの度量をもっているのが西高生の保護者の姿です。生徒本人以上に、保護者の皆様には忍耐が必要です。生徒と一緒に動揺することがあってはなりません。(後略)」

受験生の親御さまの心の中には「成績が上がってこない」という焦るお気持ちがあるかと思いますが、西高で配布された資料にあるように「夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけて」の時期となります。
それまで一日一日を丁寧にやりきっていくだけのことです。
親御さまはお子さんの体調管理のサポートを引き続き、宜しくお願いします。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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