夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけて
親のチカラupセミナー後の個別面談で「成績が上がってこないのが不安」というご相談がありましたので、先日、卒塾生の親御さまから頂いた手紙をご紹介します。
(前略)西高の保護者会で配布された学年主任の資料がまさに「親のチカラupセミナー」で塾長が力説されていた内容そのままでしたので、◆◆に持たせました。
主任は西高に20年以上勤務されているレジェンドです。
私が3年前に聞いたことと同じだったので嬉しくなりました。(後略)
その資料が以下の内容になります。
「(前略)保護者の皆様には、生徒の地道な努力を長い眼で見守っていただきたい。見守りは保護者にしかできません。生徒にとって夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけてです。夏が過ぎても成績が伸びない苦しい時をひたすら耐えて、これだけやってきたのだから絶対なんとかなる、と自分を信じてコツコツ取り組んでいくだけの肝が据わっていることが生徒にとって最も重要です。
(中略)生徒本人の苦闘を、気持ちの上では生徒に寄り添いながらも、表向き静かに見守るだけの度量をもっているのが西高生の保護者の姿です。生徒本人以上に、保護者の皆様には忍耐が必要です。生徒と一緒に動揺することがあってはなりません。(後略)」
受験生の親御さまの心の中には「成績が上がってこない」という焦るお気持ちがあるかと思いますが、西高で配布された資料にあるように「夏の成果が手応えとして感じられるのは晩秋から初冬にかけて」の時期となります。
それまで一日一日を丁寧にやりきっていくだけのことです。
親御さまはお子さんの体調管理のサポートを引き続き、宜しくお願いします。