悔し涙を流した受験生へ(塾長メッセージ)
高校受験は一発勝負。
この先の大学受験や就職活動。その先の仕事のように複数回チャンスがあるわけではなく、厳しいものがあります。
どうしてもその日の体調や問題との相性もありますので、今回の結果を努力不足と思わないで下さい。当然、自分を否定する必要もありません。
大丈夫です。学志舎でやりきることができたことをどうか誇りに思って下さい。自分で自分を褒めてあげて下さい。
もちろん今回のことを自身の教訓や糧にすることは大切ですが、ここから先は努力したことが実を結びやすくなる世界でもあります。引き続き、目の前のことに一生懸命取り組み、その積み重ねが自分を磨き高めてくれると信じ、また前へ進んでいきましょう。
挫折体験は人を優しくしてくれます。成長させてくれます。人の悲しみを知り、日々をより善く生き、いつか誰かの悲しみを癒せる存在になることができたら、それこそ「人生における合格者」と言えるのではないでしょうか。
学志舎塾長は「第2志望」の人生を歩んできました。中学受験、高校受験、大学受験、転職と。
そのような経験をした私が断言できることは「チャレンジして上手くいかなかったことはあとで笑い話となるが、そもそもチャレンジしなかったことは一生忘れることができない後悔になる」です。本当にナイスチャレンジでした。
最後に。
こんな時こそ、まずは友人との時間を大切にして欲しいと思います。
友人の励ましの言葉や労わりはきっと宝物になるでしょう。
そして、普段行かない場所に足を運んでみよう。
初めて見る景色。例えば太平洋の海原に沈む夕日を見ると、世界が広く大きいことに気づかされ、明日への活力が湧いてきます。
また気になった本を購入し読んでみるのもオススメです。
自分を見つめ直す時だからこそ、心の支えになる本との出会いがあるかもしれません。
人生80年。24時間の時計にすると1時間で約3.4歳ずつ年を重ねることになります。そうすると中学生はまだ4時台の夜明け前。20歳でようやく朝の6時です。つまり、人生まだまだこれからだということです。
またいつか、元気な姿で再会できることを楽しみにしています。
その日までお互い、それぞれの場所で気張っていきましょう。
(親御さまへ)
親御さまの言葉を心に噛みしめながら聞いているお子さんの様子を見ていると、今回の受験により親子の絆がより深まったものと感じております。
先生たちに真っすぐな目を向け、これからの高校生活に向けた抱負を語ってくれたお子さんは大丈夫です。これからも健やかに成長されることを心より応援しております。学志舎に大切なお子さんを預けて下さり、誠にありがとうございました。
都立受験なら学志舎へ。