都立日比谷高校の2次募集に思うこと(※3/6夜:追記あり)
都立日比谷高校の2次募集が行われます。
今年は「私立無償化」の影響があったと思いますが、それだけではないと私は考えます。
極めて優秀な頭脳かつ鋭い洞察力をお持ちの都立日比谷高校の先生方が、予想した数よりも多く、合格辞退者が出た理由の一つに「塾側の合格実績を増やすために、第1志望の私立高校が合格しているのにも関わらず、都立日比谷高校を受験させ、合格後に辞退している子」が一定数存在したためだと私は考えます。(近年の都立日比谷高校の躍進に伴う、塾側の合格実績合戦が白熱している様子から容易に推測できます。)
塾の難関校を受験するクラスにおいて、授業料減額などの優遇措置を受ける際は「塾側が指定する学校を受験すること」が通塾条件として存在するようです。塾としては「安くするので、その分、合格実績を稼いで下さいね」ということなのでしょう。その指定する学校に「都立高校」と明記されている場合、受験せざる得ないのが現状かもしれません。
この手法は「一般入試でギリギリのところで悔しい思いをした受験生」に対して申し訳ない形になります。やはり合格辞退を予定しているのであれば、受験を欠席すべきだと私は考えます。
都立日比谷高校の先生や私共のような一般的な塾の先生にとって、完全に思考の外にある手法になりますが、様々な情報を聞いていると可能性としては高いように感じています。
都立日比谷高校の先生方。本来であれば、大学受験が終了した教え子とのかけがえのない時間を過ごしたり、1年の振り返りや新年度授業の準備などに時間を充てたいところだと思いますが、今回の2次募集対応、本当にご苦労様でございます。
「合格実績」が塾選びの際に重要な指標となることは確かですが、日々の授業に魂を込め、一つ一つ全力で行っていれば、自ずと結果に繋がるものではないでしょうか。
その努力を怠り、お決まりの前年比右肩上がりのグラフを作成すべく、結果の数合わせだけに奔走する現場の塾講師はどのように感じておられるのでしょうか。そのようなことをしたいと思って、塾業界に身を置いたわけではないと思います。「目の前の塾生の成長の一助となりたい!」と熱い志を持って仕事を始めたはずです。その気持ちを思い出し、大切にされて下さい。(会社の方針に従いたくないのであれば、力をつけ独立されるか、自分の考え方とマッチする会社への転職をお勧めします)
前回のブログが投稿2日間で5,000PVを越えたことを受け、塾業界の方が数多くご覧になられていることが予想されますので、僭越ながら私の考えを述べさせて頂いた次第です。失礼しました。
最後に。
学志舎はお陰様で開校15年目を迎えます。今年2月(29日間)のお問い合わせは71件と過去最高となり、3月も5日間で18件。(ちなみに新聞折込みチラシはここ10年間、1枚も入れておりません。ほぼ口コミです。)
これらは合格実績だけではなく、他にはない学志舎の強みや理念に共感して頂いた結果だと有り難く受け止めております。これからも「営業活動なし」「ノルマなし」「ホワイトな合格実績」で、教務と塾生にただひたすら真っ直ぐ向き合い、必死のパッチで一日一日をやりきってきていきたいと思います。
今年は満席となるクラスがいくつか出てきそうです。そこで、普段は積極的にお伝えしないのですが、塾を検討中の方は早めのご連絡を頂戴できれば幸いです。宜しくお願いします。
日比谷の2次募集に立ち向かう受験生へ
本ブログは、投稿からわずか10時間ほどで6,000PVを超えました。
受験生も読んでおられると思いますので、励ましの意味も込めて「学志舎の都立日比谷高校の合格体験記と親御様の声」のリンクを貼らせて頂きます。
日比谷(合格者) – 三鷹 塾 「都立受験なら学志舎」西、国立、駒場への驚異の合格実績 (gakushisha.jp)
日比谷(親御様) – 三鷹 塾 「都立受験なら学志舎」西、国立、駒場への驚異の合格実績 (gakushisha.jp)
シンドイなと感じた時に読んでみて下さい。
きっと日比谷高校への思いを奮い立たせることができると思います。
あとは執念です。
陰ながら応援しております。