親御様メッセージ(2020年 都立新宿高校3)
学志舎という素晴らしい学びの場で過ごした娘の1年3ヵ月を振り返ると様々な思い出が蘇ってまいります。入塾前、娘は小4から大手塾に通っておりました。しかし「塾に通っている」ということだけで手応えもなく、親としても塾に対して疑問を抱えたまま中学校生活も半ばを過ぎました。
迷いを抱えていたその時、娘から中学校の先生にある塾を勧められたと聞き驚きました。まさにその塾が「学志舎」でした。一足先に入塾されていた同級生から感想を聞き、娘は心を動かされて中2の12月に体験に伺いました。教室には集中して問題に取り組む塾生の皆さんの気迫がみなぎり、圧倒されました。その後遅い時間の面談にも関わらず、こちらの質問に最後まで丁寧に且つ的確に答えてくださった先生方の対応の温かさと尊敬できるお人柄にぜひこの塾で頑張りたいと親子の思いは一致し、通塾がスタートしました。当初は他の塾生の皆さんについていけるか不安を抱きながら通っておりました。
中3に進級すると多忙を極め、勉強と部活に加え習い事のピアノとコーラスのレッスンと体力的にもハードで塾に向かうのを渋る日もありました。7月になり部活引退を迎える方が多い中、娘は吹奏楽部のコンクール本番が8月初旬にあったため夏期講習前半はAMの部活の後に昼食をとり、PMの自習時間から参加してキャッチアップするという毎日。本人は大きく遅れをとってしまうと非常に心配しておりました。その様子を見守る私達まで励ましながらもこの状況が心配になり、先生方へこの生活パターンでも夏期講習で力をつけていけるのかご相談しました。すると同じ様に部活引退の遅かった先輩方の具体例を挙げてくださいました。「大丈夫です!無理のない程度に無理していきましょう!」と励ましてくださり、その日のうちに娘にも声を掛けてくださいました。このアドバイスのおかげで安心して部活も全力でやり遂げ、その後の夏期講習にも集中して臨むことができました。
秋になると学校の合唱コンクールの実行委員やピアノ伴奏と受験勉強との両立が必要でしたが、ハードな夏休みを乗り越えたことで自信がつき、どちらも一生懸命に取り組んでいました。その頃学志舎の親のチカラUPセミナーに参加させていただきました。多くの生きたデータと分析による一切無駄のない説明で刻々と近づく受験に対して志望校と併願校の選び方や親はどの様にサポートするべきかをじっくり学ぶ機会をいただきました。11月になり、やっと受験勉強だけに集中できる環境になりました。娘の様子を見ていると、完全にスイッチが入り受験モードへと変化していました。学校から帰宅すると少しでも早く塾に行きたいと時間を惜しむようになり、熱心に自習に通っていました。
第一志望の新宿高校合格を目標に努力を続ける中、本当に合格できるか不安になり自信を無くすこともありましたが、「大丈夫!きっと合格できるよ!」と励ますことで、本人のみならず親もより応援したいと心から思い、前述のセミナーで教えていただいたポジティブな言葉だけを掛けるように心がけました。また入試直前には新宿高校の先輩方が応援に駆けつけてくださり、高校でご活躍されている先輩の姿に憧れ、絶対に合格したいという思いをより一層高めてくださいました。
入試当日、娘は絶対に緊張するに違いないと心配する私を他所に「行ってきます!」と笑顔で校門をくぐる姿はとても頼もしく、成長を感じました。入試直後、「悔いはない。」とつぶやいた娘を信じ、発表当日を迎えました。掲示板に自分の受験番号を見つけた瞬間、嬉し涙を流す娘を見て心底安堵したのと同時に受験期が終わりを迎えたことに一抹の寂しさを覚えました。それ位家族で一丸となり努力できた充実の日々でした。
最後に第一志望の新宿高校に合格できましたのも布施塾長と村岡先生という素晴らしい先生方の本気で塾生と向き合う血の通ったアツいご指導のおかげです。不安や疑問をご相談した際もスピーディーな対応と的確なアドバイスにどれだけ救われたかしれません。また共に全力で受験に臨んだ同期の皆さんは刺激を与えてくださる存在であると共にかけがえのない友になり、支えてくださいました。そして数々の卒塾生の方々からは多くの励ましと勇気を与えていただきました。本当に沢山の方々に支えていただいたおかげで合格に至ることができ、心より感謝申し上げます。「一生忘れられない出会いがここにある。」まさにそれは学志舎だと強く感じております。これまで本当にありがとうございました。先生方のご活躍と学志舎の益々のご発展をお祈りしております。