親御様メッセージ(2021年 都立新宿高校2)
都立新宿高校(M様)
中学2年3学期の素内申31からスタート
この度、第一志望の高校に合格する事が出来ました。入塾から約8か月、『楽しかった!!』と胸を張って言える受験期を娘が過ごせたことに、布施塾長、村岡先生をはじめ、互いに刺激しあって一緒に合格を目指した塾生の皆様、たくさんのアドバイスとエールを送って下さった学志舎の先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。この受験期に娘に関わって下さった多くの方にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。少し長くなりますが、中学2年3学期の素内申31からスタートした受験体験記にお付き合い頂ければと思います。
短時間で細かなことに気がついて下さったことに興奮
入塾を決めたのは中学3年生、緊急事態宣言が解除された6月でした。学志舎は、教室の窓に貼られた進学実績とガラス越しの黙々と集中して机に向かう生徒さんの背中から、敷居が高いけれども魅力的な学習塾というイメージでした。以前より通っていた大手個別指導塾での環境と指導に、張り合いのなさや物足りなさを感じていた娘。更に受験生なのに学校へ通えない状況と受験への焦りを抱え、意を決して学志舎の体験授業に申し込みました。入塾の決め手は、体験授業30分の間に娘の苦手な箇所と要領の悪さを見逃さずにご指摘頂いたことでした。帰宅後、短時間で細かなことに気がついて下さったことに興奮しながら、この先生方の下で受験に臨みたいと親子で話したこと、窓に貼り出された進学実績は細やかな指導をして下さる先生との信頼関係が生み出した結果なのだろうと感じたことを鮮明に覚えています。
やる気がある人と勉強するのって本当に楽しい!!
入塾後の変化は目を見張るものでした。春休み中にスピーディーな対応でオンライン授業を取り入れていた学志舎では、娘が入塾した時点で3年生の範囲をほぼ終えており、正直こんな状態で娘はついていけるのだろうか?と不安もありました。入塾当初は想像したした以上の授業のスピードで、ついていくにも必死、解けない問題を理解するにも必死でした。それでも、一番遅く入塾したのだから一番多く勉強しなければ皆に追い付けない!!と、誰よりも早く教室に行くことを心がけました。通い始めて暫く経ち、娘に「授業についていけてる?」と聞いてみると「やる気がある人と勉強するのって本当に楽しい!!」という答えが返ってきました。塾生みんなが集中して取り組んでいる姿が、娘にとても良い影響を与えてくれているのだと感じました。
全教科ほぼA+以上!!
学習への取り組み方にも変化がありました。中学2年3学期の素内申31、受験までのタイムリミットを考えると自分の知りたいという欲求を抑え、苦手を克服するのではなく得意を伸ばしていけるようにシフトしなければなりませんでした。解らないことを解るまで突き詰めたいタイプの娘にとって、ストレスを感じている様子もあり心配もしましたが、ひたむきに伸ばせる教科、伸ばせる単元に取り組んでいました。娘が内申を上げる為に一番こだわりを持って実践したことは、学志舎の先生や先輩方からご指導頂いた「学校の提出物の評価を上げること」でした。クラスで一番の評価をもらうと目標をたて、どの教科の提出物にも意欲的に取り組みました。特に理科の提出物に関しては好奇心と相まって、調べることを楽しみながら取り組んでいました。評価を上げる為、人よりも多くの情報を調べる→ 疑問を持つ→ 先生に質問する→ 理解が深まる→ 授業が楽しい。この正の連鎖で結果、有言実行。全教科ほぼA+以上!!熱意で勝ち取った評価で内申を上げることが出来ました。課題に没頭し、睡眠時間を削ることもありましたが、好奇心・探求心を育む大切な時間だった様に感じます。
私の中で「魔法の呪文」と呼ぶほど効果絶大
先生方からの叱咤激励は大きな励みとなりました。私の中で「魔法の呪文」と呼ぶほど効果絶大で、それは娘の「先生への信頼」からのことですが、私も魔術師になりたいと切望するほどの効果でした。生徒の様子をよく見て下さっているからなのでしょう、布施塾長と村岡先生からの魔法の呪文のタイミングは絶妙で、子供を良いタイミングで奮起させ導いて下さいました。家庭以外に信頼出来る大人信頼出来る先生が居るという安心感は学志舎ならではだと感じております。限りある時間の中で、苦手な教科の評定を上げる為には沢山の工夫が必要でした。娘にとっての最難関は保健体育で、運動神経があまり良くない娘が体育の内申を上げることは安易ではありません。1学期はコロナの影響で運動が制限されていた為、提出物の評価のみで念願の評定4を取ることが出来ました。しかし2学期のマット運動や球技で評価を上げること、いやキープすることすら絶対的に無理…かといって他の教科と同様に提出物の精度を上げることだけでは評価を維持出来ません。そこで考えたのが「体力勝負!!」2学期の期末試験前の授業内容は持久走でした。毎回タイムが上がれば評価が上がるはず!と考えた娘は、塾からの帰宅後2週間毎日20分走り続けました。思惑通り授業でのタイムも少しずつ伸び、これが功を奏したかは分かりませんが内申を落とすことなく評定4をもらうことが出来ました。村岡先生の言葉「全力は楽しい!」はこんなところにも繋がっているのだろうと思います。
布施塾長の倍率を下げる魔法
そして遂に出た3年生2学期の内申。がむしゃらに頑張った6ヶ月、中学2年3学期の素内申31から40まで9ポイント評定を上げることが出来ました。内申が出た時、「やっとスタートラインだね!」と娘が満面の笑みで言ったことは忘れられません。ここからがスタートだと心躍らせている姿を見て、我が子を誇りに思うと共に、受験と向き合う集中力や自分を信じ挑む精神力は、意識を高く持った周りの仲間やいつも応援して下さっている先生方のおかげで身に付いたのだと思います。努力と工夫で内申は上がりましたが、受験直前の1月、Ⅴもぎの判定はC判定。そんな娘の背中を押してくれたのが、「布施塾長の倍率を下げる魔法」でした。受験する学校を1ランク下げるか、都立の倍率発表ギリギリまで悩みました。悩む娘に「自分を信じて、自分で選びなさい」と言葉をかけて下さったこと、布施塾長の渡して下さった「過去データを元に下げられた倍率」を支えに、頑張ってきたことを信じて一番行きたい学校を選びました。受験日の帰宅後、「やれることはやった、だからどんな結果でも大丈夫」と言えたのは、自信を持ちなさいと背中を押して頂いたおかげだと思います。そして、短くも濃密な8か月を経て、都立新宿高校に合格!!学志舎には子供達が自主的に勉強と向き合い自分の力を最大限に伸ばそうと思えるような、先生方の全力の温かいご指導があります。将来の夢を話せる仲間との出会いと一緒に目標に向かい努力した時間は娘の財産になりました。卒塾生が後輩の為に指導をし、応援をしてくれることが志望校での高校生活をより身近なものにしてくれました。高校受験という我が子にとって初めての大きな選択の時に、学志舎と出会えた事に感謝するとともに、いつか娘が誰かを応援し支えになれるよう成長してくれたらと思います。