親御様メッセージ(2022年 都立立川高校2)※推薦合格

この度、娘が第一志望の立川高校に推薦で合格することができました。もし、学志舎に通っていなければ、立川高校を目指すこともなかったと思います。支えてくださった塾長、先生方、一緒に頑張った学志舎の塾生に大変感謝いたします。

 

体験授業を申し込んだのは中3の6月の終わり、かなり遅い時期でした。娘はそれまでも定期テスト前には自分で計画的に勉強をすることができ、自分の力でよい成績をキープしていたので、親としてはこのまま塾に通わずに共通問題校への受験を考えていました。娘からは、「みんな塾に通っているからどうしても通いたい。」と以前から言われていましたが、大手塾に通い自校作成校を目指したけどうまくいかなかった子を何人か知っていたので、塾の進学実績を上げるために振り回され、せっかくの娘のペースが崩れるのではないかと躊躇していました。小さめの塾をいくつか体験してみましたが、娘が通いたいと思うところはなかなか見つからず、大手塾しかないのかと思っていたところ、たまたま、学志舎の体験に行ったことがある人から話を聞きました。うちの娘には合うのではないかと思い、HPの体験談などを読ませていただきました。自校作と共通で迷って最終的に変更した人などの体験談や途中でクラス変更も出来ること、充実した推薦特訓があることに魅力を感じ、体験授業を申し込みしました。

 

授業の様子を拝見した際には、塾生の集中力に驚きました。待っている間に読ませていただいた卒塾生の色紙には感謝の気持ちがあふれていて、娘の可能性を広げてあげられるのはここしかないと思いました。この時期から難関クラスに入ってついていけるのか不安がありましたが、村岡先生から「今まで部活を両立しながら、自分の力でここまで頑張れていた子なら今からでも大丈夫。」塾長からは「せっかくこんないい成績なのにもったいない。今やるしかない。」と後押ししていただき、難しそうであれば途中から応用クラスに変更して推薦を狙いたいことも伝え、7月から難関クラスでの入塾を決めました。

 

入塾当初は、先生方による非常に熱いご指導、これまでに無い長時間に渡る学習、休憩時間も私語をしないで勉強をしている子ばかり、といったこれまでの娘にとって未体験な環境のなかで、このペースに付いていけるのかと、親のほうが心配していました。8月中旬に吹奏楽コンクールを控えており、夏期講習は半分ほどしか授業に出られないことに焦りと不安を感じていたようですが、授業を受けられなかった分を自習時間に個別でサポートしていただき、部活と両立させながらなんとか頑張りぬくことが出来ました。コロナの影響があり、高校見学に行っても生徒の雰囲気があまりわからない中、夏期講習の時にいろんな高校の先輩がたくさん来て話をしてくれたことは志望校選びに大変役に立ちました。「立川高校の先輩が、探究活動の話をしてくれた。」と興味深そうに内容まで細かく話してくれたのを覚えています。

 

もともと心配性で頑張り屋の性格だったので、どこかでオーバーヒートしてしまうのではないか、挫折してしまうのではないかと心配でした。しかし、そんな親の心配事もかき消してしまうほど、常に成長していると感じました。塾で真剣に勉強に取り組んだことで、模試で思っていた以上に良い成績を取れたこと、そして先生や先輩方の経験談を通じて、自分が頑張ってきたことを「自信」に置き換えて積み重ねていくことが出来るようになり、以前の娘に無かった強い部分を身につけることで、失敗等で立ち止まることなく、継続し成長できるようになったのだと思います。

 

授業開始が19時半の時でも、みんな早く来て自習をしているからと学校から帰った後は10分でご飯を食べて、16時過ぎにはバス停に急いで向かい、22時までの授業。長時間集中してぐったりのはずなのに、車で迎えに行った帰りの車内では、その日の授業のこと、過去問をこれだけ解けるようになったこと、「先生がこんな話をしてくれたんだよ」「今日は先輩が来てくれたんだよ」と饒舌に話してくれ、世界がどんどん広がっているんだなと感じました。自宅では、勉強や塾のことをあまり積極的に話さない娘なので、親にとっても、夜に迎えに行くのは楽しみな時間でした。

 

推薦を迷っていたころ、秋のセミナーで「学校はリーダーばかりではなく、リーダーをサポートし、クラスに一人いてくれたら助かる子も必要としている。」とのアドバイスを聞き、あまり前に出るタイプではなかった娘にも可能性はある。と思うことができました。体験談などから、厳しいと身構えていた推薦特訓ですが、今まで一言も話をしたことがなかった塾生たちと会話ができたことが本当にうれしかったようです。難関・応用のクラス関係なく、推薦挑戦組で取り組む特訓の毎日は、本人にとって今まで経験したことがなく、かつ非常に充実して楽しい時間のようでした。本人も合格体験記に書いていましたが、「自分のことを人に伝える」力を身に付けることができたのは、今後の人生に向けても、とても重要で意味のある特訓になったはずです。村岡先生による特訓は、本人にとって何にも代えがたい推薦対策になったと思います。先生方のご指導、先輩や同級生の仲間といろいろな経験ができ、毎日生き生きとうれしそうに通う姿を見て、合否どちらの結果になったとしても参加して良かったと思っていました。

 

推薦入試当日は、小論文が難しかったと少し落ち込んでいましたが、面接練習は100回くらいやったことが自信になり落ち着いて成果を発揮できたようです。合格発表までは、倍率4倍だし落ちても仕方がないと自分にも言い聞かせていたようですが、合格の結果を見ると本当は自信があったようです。仲間と一緒に同じ目標に向かい、同じ志望校の子たちのこともライバルとして見るのではなく、一緒に合格しよう!と心から思い励ましあえたこと。信頼でき、安心して頼れる先生方に出会たこと。コロナ禍の影響で学校行事や部活動も中途半端なままで終わることを残念に思っていましたが、学志舎に出会えたことで、仲間を思いやりながら一緒に頑張る経験ができたことをうれしく思います。これほどまでに成長させていただいた塾を卒業するのは、少し寂しい感じもしますが、今度は先輩の立場で推薦特訓に参加する!と今から楽しみにしているようですので、またその時の話を聞かせてもらおうと思います。

 

最後に、布施塾長、村岡先生の常に熱く適格なご指導に改めて感謝いたします。学習面だけでなく、先生方からのたくさんの言葉、貴重な体験談を通じて、本人は人間的にも成長できたと思います。短い期間でしたが、今までありがとうございました。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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