親御様メッセージ(2023年 都立国立高校:Yさん)
昨年、年子の兄が学志舎でお世話になり、無事志望校に合格することができたのが1年前。そのまま2年連続の受験生活がスタートしました。年子を育てることが、生後間もない時以来、久々堪えるな…と実感しました。生後間もない頃は体力的に、2年連続受験生は精神的に…しかし1年目とは違い、いくらか余裕をもって構えられたとは思います。
受験を支えた3つの方法
娘が真っ向から受験に向き合っている事はかなり早い段階から伝わってきていましたので、私に出来ることは、精神的に支えることのみでした。「支える」と言ってもなかなか難しいもので、その子その子で親に求めるものは違い、試行錯誤の末、たどり着いた娘の支え方は以下の3点です。
①話したい時に話したいだけ話してもらう。(どんな内容でも)
→気分転換になったようです。
②受験勉強の進捗状況は質問しない(我慢)
→質問されることで焦りを感じるようでした。
③栄養バランスの整ったご飯を作る
→勉強なんぞ到底教えられないので、親として出来ることはこれくらいしかありませんでした。
お兄さんからのサポートも
娘は気が小さいがゆえ、自分を追い込んで物事に挑むタイプです。しかし、いざというときに構えてしまい思ってもみないミスをすることがしばしばありました。内申を必要とされる都立志望で、三年生になってからの定期テストはかなり重要です。しかし、そこでミスを連発し大きく内申を落としました。とても肩を落としていましたが、そんな時は年子の兄がさり気なく励ましてくれていました。1年前に受験を経験した彼の言葉は心に響いたようです。そのあたりから娘は受験勉強の相談は兄にするようになりました。
部活も勉強も全力でやり切った
部活の引退が9月だったため、夏季講習もフルに出ることは出来ず、毎日部活から帰宅してすぐに塾へ向かい22時過ぎに帰宅する。そんな毎日で身体を壊さないか心配でしたが、不思議と彼女の表情は充実し、むしろ楽しんでいるかのような表情に見えました。全く分からなかった問題が少しずつ分かるようになってくることで手ごたえを感じてきたようでした。その後、受験本番まで大なり小なり様々なハードルはありましたが、すべての事に意味があり彼女を強くする礎となりました。
学志舎という環境があったからこそ、壁に当たっても最後まで受験に向き合えたのだと思います。塾長や村岡先生をはじめとした先生方のご支援あっての賜物と大変感謝しています。本当にありがとうございました。