☆ 青山(親御様)2024年

都立青山高校(K様)※推薦合格

布施塾長、村岡教室長、お世話になった先生方

このたび息子は、憧れだった青山高校に合格することができました。ひとえに先生方のご指導の賜物です。何とお礼の言葉を申し上げてよいかわかりません。息子に、青山へ合格するだけの力をつけていただき、本当にありがとうございました。

9教科内申30から43へ

中1の1年間は大手塾に通わせておりましたが、息子は勉強が嫌いで、ただ「通う」だけの日々でした。大手塾は自分から勉強するお子さんには合うのでしょうが、そうでない子に「やる気を出させるような働きかけ」はありません。

息子のやる気が出るのを待とうと、しばらく様子を見ておりましたが、成績は下がり続け、とうとう中1の2学期、9教科内申30という通知表を持って帰ってきました。「これはまずい・・・!」と危機感を感じ、すぐに転塾先を探しました。学志舎とC塾が候補となりました。どちらも教務力と実績はもちろんのこと、塾長が熱い信念をお持ちで、その薫陶を受けた生徒たちが、やる気に火をつけて結果を出している、そのような塾だと思ったからです。

通いやすさは塾選びの大事なポイントですが、C塾は我が家からは複数の交通機関を乗り継がねばならず、通うのは難しそうでした。学志舎は、ちょうどそのタイミングで三鷹駅校が開設されると聞き、何やらご縁を感じ、息子と二人で見学に伺いました。そのとき布施塾長が、詳細データを用いて説明してくださったことを覚えています。塾長から志望校を聞かれ、息子は(なぜか?)新宿高校と答えましたが、私は共通問題校の上位校に入れたらそれで十分、と考えておりました。その2年後、まさか青山高校に合格をいただくことになるとは思いもしませんでした。

目標を定める

学志舎に通い始めてからは、成績は少しずつ上がっていきましたので、親は口出しすることなく見守っておりました。ただ、3年生になってもまだ本気になっていない、エンジンがかかりきっていない息子の様子を見て、はがゆい思いで眺めておりました。

それは、「心から行きたいと思う高校」がなかったからだと思います。新型コロナウィルスの影響で、都立高校は見学会を実施しておらず、中学生には「高校を知る」機会がほとんどありませんでした。見たこともない高校に対して、志望度を上げようがなかったのだと思います。

中3の夏休み頃からようやく学校が見学の門戸を開き始め、予約をとるのは至難の業でしたが、幸運にも青山高校の見学会に参加することができました。見学後、普段はクールな息子が「青山、すごくよかった!来てよかった!青山に行きたい!」と熱く話しておりました。外苑祭にも足を運び、さらに青山ヘの思いを強くしたようです。

模試の判定

青山を第1志望と定めてからの息子は、一気にエンジンがかかり、まるで火の玉のようでした。授業がない日も毎日自習室に通い、最後まで残って勉強していました。本当によく努力をしたと思います。

10月のV模擬はC判定、直前でもB判定でしたが、息子の青山への思いは揺るぎませんでした。数年前、我が家の長女が自校作成校を受験し、A判定、S判定で大丈夫だろうと楽観視していたところ、まさかの不合格。親としては正直、「B判定では難しいのではないか。息子は私立の併願校へ進学することになるだろう」と思っていました。ただ、結果はどうあれ、目標に向けて全力で努力できたことが尊いと、親としてはそれだけで十分満足だったのです。


そんなふうでしたので、当日自己採点をして、「絶対受かった!」と息子から聞いたときは、信じられない思いでした。これから3年間、息子が健康で充実した高校生活を送れるよう願うばかりです。高校では先生や友人との出会いを通じて、勉強する意味、大学に行く目的を見定め、進んでいってもらえたらと思っています。

学志舎について思うこと

学志舎は、受験において素晴らしい結果を出している塾です。一方で、先生方は生徒たちの先々を見据え、高校受験を一通過点として捉え、「将来、社会に出て活躍できる人財を育てる」という視点で育成されているように感じます。

息子は学志舎で先生方からは薫陶を、塾生の仲間からはたくさんの刺激を受け、大きく成長することできました。この先も進路等について、息子から相談させていただくことがあるかと思います。その際は、どうぞよろしくお願いいたします。最後になりましたが、学志舎の今後のご発展、先生方のご健康とご活躍を心よりお祈りし、結びの言葉とさせていただきます。