小6理系クラス~成長の秋~

学志舎 佐藤です。

秋も深まってまいりました。
先月のブログ投稿時から、小6生の取り組み姿勢がまた一段とレベルアップしたように感じます。詳細について報告します。

目次

表情の変化

連日授業で塾生と向き合っていると、表情の変化がよくわかります。

「都立中受験に向かっていくぞ!」という「気」を日ごとに強くまとい、どんどん研ぎ澄まされた表情になっていく塾生たち。

見ていて、とても頼もしく感じます。

背中からも真剣さが伝わります。

春の時期から作文添削等を通じて小6生とたくさん接してきました。人によっては小5生、小4生の頃から受け持たせて頂いている塾生もいます。

以前は集中力の点でまだまだ課題のあった塾生が、目の前の問題を通じて静かに自己と向き合う姿を目にするといったことが多くあり、非常に感慨深いものがあります。

人の成長に携われるこの仕事は、大きな責任も伴いますが、やり甲斐しかありません。

1秒を惜しむ姿勢

たとえば、授業冒頭で実施した計算テストの解説後。

別プリントの配布中、自分の手元にプリントが回ってくるまでのわずかな時間の間にも、全員が直前の計算テストの直しや各自の課題に取り組んでいます。

この1か月間で、塾生の「1秒も無駄にしないぞ!」という気持ちがさらに強くなったように思います。

私は塾生のそのような姿勢が本当に好きで、「今日も絶対に有意義な授業にしてみせる!」と、気持ちが引き締まります。

たくさん書くことの大切さ

都立中の過去問(適性検査)演習に連日取り組んでいて感じることは、塾生の「言語化力」が日に日に高くなっていることです。

まず、答案の記述量が増え、以前よりも要点を押さえられるようになってきました。

また、質問の仕方にも成長を感じます。

「この問題は〇〇という見方もあると考えて、☐□という答えにしたのですが、これは正解でしょうか?」といった、問の要点と自分の意図を整理して伝えてくれる塾生が明らかに増えました。

その理由は、やはり「書く経験を多く積んでいること」にあると私は考えます。
書くことは、思考の整理につながるからです。

私自身、日々仕事をしながらそれを痛感しています。

「他人に何かを伝えること」は、1つのアウトプットです。

そのため、「解説を読んでわかった気になる」、「説明を聞いてわかった気になる」といった頭の働かせ方では、その力は身に付きません。

「手を動かして書ききる」というアウトプットの経験を積むことが非常に大切です。

塾生は、過去問や模試の直しに丁寧に取り組み、「わかったつもり」で終わらせず「きちんと書ききる」ところまで取り組んでいるからこそ、日々レベルアップしているのだと思います。

これからの成長も楽しみです。

都立中入試まであと98日、頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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