【2025年:進学先】

他塾のようにダブルカウントとなる「合格実績」ではありません。
1人1校の「進学先」になります。


学志舎の合格者は「内部生のみ」になります。
某大手塾のように
・模試のみの受験者
・無料講習の受講者
・映像授業の受講者
などは一切含まれておりません。

某大手塾のように
・合格発表日に外部生(数年前に受講したお子さん含む)に電話し合否確認をすること
・受験番号を聞き出し合格掲示板で確認すること
・塾生を通じて他のお子さんの合否状況を確認すること
などを行い、合格実績に含める行為は一切致しません。

難関クラス(2つ)と応用クラス(2つ)の結果になります。
教室数の多い他塾と比較する際の参考にされて下さい。

目次

悔しい結果になった君へ

どんな言葉をかければいいのか?何を伝えればその悲しみを和らげることができるのか?ペーパーテストと異なり、答えがあるわけではない。僕自身、面談において手探り状態で塾生の表情や様子を見ながら言葉をかけさせてもらっている。ただ数多くある塾の中で学志舎という塾を選び、ともに過ごし、時間を共有した「チーム学志舎」の一員である君が、一番辛い時こそ、そばにいて励ましの言葉をかけさせてもらえればと思っている。そして、この面談が他のどの授業や面談よりも重要なものだと考えるからこそ、学志舎の先生たちは発表後のつかの間の休みの日であっても、休日返上で全員揃い、面談に臨む。そこに私たちの存在意義、存在価値があると感じているからだ。調子がいい時に軽い言葉で気分を乗せていくことは簡単なことだ。どんな先生でもできる。一方でこうした逆境の時に君のそばにいて、その悔しさを共有し、次に進むための言葉をかけることができるかどうかで先生の真価が問われる。君とどれだけの時間と思いを持って向き合ってきたかが試されるとも考えている。

面談の中で私たちが伝えた言葉が、心の琴線に触れることで悲しい表情をしていた君の目元が緩む時、または口角が上がった時、面談に足を運んでもらって良かったと心から思う。

面談で僕が話すことは僕自身の経験や同じ境遇から力強く立ち上がり進んでいった卒塾生の話だ。何か一つでも君の心に残る言葉が届けられたら、これからの人生において前を向いて進むことができる希望を渡すことができたら、嬉しく思う。

同席された親御さんから「自分の受験の時より辛い」という言葉をお聞きすることがある。僕自身、今年は長女(中3)と次女(小6)のダブル受験だったので、その気持ちはよくわかる。「できるなら自分と変わって、その気持ちを受け止めてあげたい」「その涙を止めてあげたい」子を想う親なら誰でもがそう思う。でも実際は君自身で結果を受け入れ、消化し次に進まなければならない。だって人生の主役は君自身だからだ。

今回の結果をどう捉えるかも君次第。誰かのせいにするのか、自分で受け止めるのか。または失敗とするのか、これからの成功と捉えるのか。

もちろん巡り合わせや時の運はあったと思う。でも僕自身の経験になるが、合格発表の掲示板に自分の番号がなかったことを認識した瞬間からおよそ30秒ぐらい、そうわずか1分にも満たない短い時間帯は「自分、かわいそう」という気持ちにはなる。でもその後は自身の取り組みを思い出し「自分の足りなかったこと」「どこかで油断したこと」「全力を出しきれなかったこと」を反省し、次に繋げるようにしてきた。

もちろん「やるだけのことはやった。悔いはない。」と言いきれるほどの頑張りができたことは素晴らしい。でもどこかで自分に足りなかったことがわずかながらでもあるはずだ。そこに目を向け、次につなげることができる人であって欲しい。

泣きたい時は思いっきり泣けばいい。それでスッキリすることはよくあることだから。また、人間はうまくできていて、この一瞬一瞬に同時に2つのことを考えることはできない生き物だ。だから辛い、悲しいと思うのであれば、別のことに取り組み、そのことに集中してみる。少なくともその時間は辛く悲しい気持ちは現れてこない。僕のオススメは「読書」「お出かけ」「スポーツ」だ。今、この時だからこそ出会える「本」というものがきっとある。人生観を変えるような本だ。本を読み、自分の心と対話する時間を大切にして欲しい。

「お出かけ」して、いつもとは違う景色、できれば海や山、夜の星空など広大なものを見よう。自分がちっぽけであること、かけがえのない存在であることに気付くだろう。

「最後の授業」でも伝えたとおり、僕は「第2志望の人生」を歩んできた。中学受験、高校受験、大学受験、転職と4つのステージで全て第1志望の夢は叶わず涙し、第2志望の道を進んでいる。でも最近ふと考えるのだが、「もし人生をやり直せるとするならば、第1志望と第2志望のどちらを選ぶのだろうか?」と。何の迷いもなく、断言できる。僕は「第2志望」の道を選ぶ。絶対に。なぜなら、第2志望の道を歩んだからこそ、今の自分がいるわけであり、とても大切な人との出会いがあったからだ。もちろんその途上で辛いことや悲しいこともあり、別の道に進んだ方が良かったのではという思いが脳裏に浮かんだこともあったけれど、それらから決して逃げることなく立ち向かい、前へ進んできたことにより、今の自分がいて、君にも出会うことができた。

「人間万事塞翁が馬」 自分に起こる出来事は一つでも、捉え方は二つに分かれる。今回のことを失敗と捉えて欲しくない。この悔しい気持ち、悲しい気持ちを経験したことによって 、これまで以上に他人の痛みや悲しみがわかる人間になることができた。人間としての幅が広がった。そのように捉えて欲しい。そして、この先の人生において友人が落ち込んでいる時に励ましの言葉をかけられる人になって欲しい。今回のことを学びとして、また前へ進んで欲しい。

塾の先生の性分かもしれないけれど、僕らは悔しい結果になった人のことをずっと思い続ける。「あの子、元気でやっているかな?」「大学受験の時に笑顔で会いに来てくれるかな?」と。そんなことを思いながら、通勤の自転車を漕いでいる。

「塾長はどこかで見ている」「学志舎の先生は自分のことをずっと憶えている」そう思って、春からも努力を惜しまず、全力で突き進む学生生活を送って欲しい。お互いに、もちろん僕も含めて、今より成長した姿で再会できることを楽しみにしている。次に会う時にどれだけ自分を磨き、高め、成長したかの競争だ。

最後に。先月ある卒塾生からもらった嬉しいメールを紹介するので、励みにしてもらえると嬉しい。

ご無沙汰してます。3年前学志舎でお世話になりました◆◆です。大学合格のご報告です。第1志望である◆◆◆大学に合格することが出来ました。3年前の高校受験では第1志望に合格することが出来ず悔しい思いをしました。高校では高校野球と勉学の両立を絶対にすると決意して生活をしました。高校野球の厳しさから勉学に対して逃げそうになることが沢山ありました。しかし、そんな時は、あの頃先生方から厳しく指導していただいたことを思い出すと共に、先生方との約束である「大学受験でのリベンジ」を思い出し努力を続けました。その結果、私は高校の勉学に対しての悔いはなく、成績も2位までなることが出来ました。私はあの頃より成長出来たと感じています。
また先生方との最後の面談で話したことを覚えているでしょうか。私には教師になるという目標があります。あの頃は漠然とした「夢」でした。しかし、今は明確な目標と教師に対する強い熱意を持っています。こんな思いにさせていただいたのも学志舎のおかげです。
◆◆◆大学では教師としての知識、技術に加え、どのような教師になるのか成長とは何か考えを深め、先生方のような教師になれるよう励みたいと思います。お忙しい中、長文すみません。またもうすぐ都立入試で緊張感でいっぱいだと思います。一般受験をする方はとにかく自信を持って挑み、全てを出して欲しいと思います。しかし不安に思う方もいると思います。僕は第1志望に落ちた時、併願校に行くのが正直嫌でした。それでも先生方との約束をなんとしても果たしたいと思い努力をしました。今振り返るとあの時落ちてしまったからここまで成長したと感じています。高校へ不安がある方には、学志舎で学んだことには自信を持って欲しいです。学志舎で学んだことは勉強だけではないです。高校ではそういったことを考えてみたら面白いと思います。
「置かれた場所で咲きなさい」私がふと読んだ本です。時間が出来たら皆さんにも読んでみて頂きたいそんな一冊です。これから受験に挑む皆さんのご武運を願ってます。また私自身もまだスタートラインに立っていません。大学で沢山学び教師になってスタートラインに立ちます。学志舎、先生方には感謝してもしきれません。学志舎のこれからの更なるご活躍と健康を心から願っています。

ズルの極み。教師ではなく詐欺師。

大変残念なことに「今年も」都立高校合格発表後に多くの学志舎塾生から、某大手塾から電話があったとの報告をいただいた。一例を挙げる。

「小学5年生の時にその某大手塾に通っており、小学6年生からは学志舎に転塾。その後、某大手塾とは完全ノータッチ状態で、学志舎において最後まで一緒に頑張り抜いた結果、都立高校に合格。」

4年間のブランクがあるにも関わらず、電話をして合否を確認する。とても正気の沙汰ではない。やっていることはズルの極み、教師ではなく詐欺師だ。この塾、「えーな」と思ってもらうために、せっせと右肩上がりの棒グラフを作成する。短い指導時間かつ指導した時期や期間を明示せず、指導「実績」という言葉を曲解し、数年間のブランクがある外部生とも呼べない子に電話をする。同じ仕事をしている人間として、その発想は全く意味がわからないし、何一つ共感できるものはない。合格の短冊が教室内に貼られているようだが、学志舎塾生の名前を確認しに行きたいと思う。

【このブログを読んでいる塾講師の中で身に覚えがある人たちへ】

良心が痛むようなら、内部告発をするか、辞表を出し独立するか、勇気を持って動くことをオススメする。某大手塾の校舎ブログでは、塾生のことを「君たちは勇者だ」「逃げずに立ち向かい立派だ」なんて声をかけているようだが、今こそ、それらの言葉を自分自身に対してかける時なのではないだろうか。人間誰しも失敗はするし、過ちも犯す。しかし、長い人生において挽回できるチャンスは十分にある。想像してみて欲しい。仕事を引退し、自分の人生を振り返った時に「いい仕事をした」「人のために頑張れた」と自分自身に言えるのだろうかと。自分に嘘をつくことはやめよう。心の声を聴いて動いたほうがいい。もし独立が不安なら、僕宛に連絡してもらってもいい。独立のノウハウを惜しみなく伝えたいと思う。一人でも多くの勇者が生まれることを願う。

都立(自校作成校)58名

日比谷 2名

西 24名

国立 7名

立川 7名(うち創造理数1名)

新宿 2名

国分寺 11名

国際 5名

一例として西高24名について賞賛の言葉を頂くのですが、悔しいことに26名受験しての結果ですから、我々の力不足を受け入れ、一層精進して参りたいと思います。

都立(共通問題校)57名

三田 1名

駒場 5名

武蔵野北 7名

小金井北 5名

調布北 16名

豊多摩 8名

日野台 1名

多摩科学技術 2名

狛江 1名

井草 1名

石神井 3名

神代 2名

調布南 2名

産業技術高専 1名

杉並 1名

総合芸術(舞台表現) 1名

国立 1名

東京工業高専 1名

私立 43名

早大学院 1名

ICU 1名

国学院久我山 2名

朋優学院 1名

日大二 2名

日大鶴ケ丘 1名

錦城 9名

拓大第一 1名

順天 1名

八王子学園八王子 1名

東京電機大 3名

駒澤大 1名

聖徳 1名

白梅学園 1名

武蔵野大 2名

文大杉並 2名

杉並学院 4名

女子美大 1名

国士舘 1名

大成 5名

昭和鉄道 1名

健大高崎 1名

※今年は私立第1志望の塾生が過去最高に多い年でした

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中(2025年1月時点で駅前校に297名が通塾)「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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