入社から半年の振り返り(学志舎 埴村)

学志舎 埴村です。
以前勤めていた電子機器メーカーを離れ、学志舎に転職して半年が経ちました。前職では3年弱、商品企画・開発の仕事に携わりましたが、改めて自身の人生を振り返ったとき、私の原動力は「感謝」の気持ちだと気づきました。そして、心から誰かのために尽くしたいと感じ、自身が通っていた塾生時代や、大学生時代にアルバイトをした経験を思い出し、学志舎で再び働きたいと思うようになりました。19歳の秋に塾長からアルバイトの打診を受けた際、「塾長に恩返しが出来るなら」という一心で引き受けたことは今でも鮮明に覚えています。
成長のために必要なこと
学志舎に再び身を置いて半年。改めてこれまでとは異なる多くのことを学び、身につけていかなければならないと感じています。
気づき力
6年間アルバイトとして学志舎に関わらせていただきましたが、社員として働いた当初は、その業務の幅広さに驚くこともありました。塾生の指導はもちろんのこと、教室全体の管理、授業カリキュラムの作成、メール対応など、多岐にわたります。教室のどこかで困っている人はいないか、消しゴムのゴミが机に残っていないかなど、細やかな視点を持ち、様々な事象に「気づく」こと。そして、塾生一人ひとりに寄り添い、彼らが抱える課題の解決に向けて常に考え続けなければいけません。塾長や村岡先生、佐藤先生、山田先生を見ていると、気づきと対応のスピード感が私にはまだまだ足りていないと痛感します。
エネルギー
転職をご相談させていただいた際、塾長と村岡先生からいただいた「塾生は学校や部活動を終えてから塾に来る。だからこそ、講師はそれ以上のエネルギーを持って指導にあたらなければならない」という言葉は、当然のことと分かっていてもハッとさせられたものでした。一回一回の授業に「来てよかった!」と塾生に思ってもらえるように精力的に励み、「三鷹一中・学志舎・ムサキタ出身」だからこそ得られた経験やメッセージを、全力で伝えていかなければなりません。
仕事と家庭の両立

【写真】結婚式にて。塾長の右は「学志舎を卒塾し、都立西高(アメフト部元主将)に進学した弟」です。
私事ではございますが、2025年1月に結婚式を挙げることができました。親族、友人、そして塾長(乾杯の音頭を依頼)にもご列席いただき、本当に素晴らしい一日となりました。改めて、皆様への「感謝」の気持ちで胸がいっぱいになりました。これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、これからは恩返しをしていきたいと強く感じています。(推薦入試直前の時期にお休みをいただき、サポートしてくださった講師陣にも感謝です。)
結婚した今、独り身だった時とは異なり「妻や家族が良ければ、自分はどうなってもいい」と思うようになりました。自分自身の変化に驚きを感じるとともに、「環境」は人の行動や感情をいとも簡単に変えてしまうものであり、どのような「環境」に身を置くことが非常に重要であると実感しています。学志舎塾生に「最高の環境」を提供できるよう仕事に全力、そして家庭も全力を尽くしていく所存です。
最後になりますが、これらの経験を胸に、一人の人間として大きく成長していきたいと思っています。「諦めたらそこで試合終了ですよ」——これは、ムサキタの校舎がモデルとなったスラムダンクの有名な言葉です。高校生の頃は正直、強く感じてはいませんでしたが、大人になった今、この言葉の重みを理解できる気がします。「人に尽くせる人」になるために、何事も諦めずに日々の指導に邁進してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。