合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立国際高校:Yさん)

目次

Yさん

入塾のきっかけ

前年度の卒塾生である姉が第一志望の国際高校に合格させていただき、母と姉から勧められ入塾しました。姉から先生方の話をよく聞いていて、優しくて面白い先生方だと知っていたので安心して通うことができました

わからないところはわかるまで根気強く説明してくれ、私の疑問に全力で答えてくれた先生方には本当に感謝しかないです。

入塾前と入塾後の変化

入塾前は、テスト期間もやる気が起きず課題を終わらせるだけでテスト期間が終わり、学年順位も167人中60位くらいだったと思います。内申の上げ方も全くわかりませんでした。

入塾後は、集中できる自習環境が整っていたため自然と勉強時間も長くなっていきました。苦手だった数学も約40点上がり、学年順位も10位あたりになりました。内申は31→41に、+10上がりました。

落ち込んだ時の回復法

私は、初めから自立学習に行くことだけはしていたので「ここで辞めたら今までの自分の努力が無駄なる」と思いモチベーションを保っていました。私は、特に推薦が不合格となった後の一般入試までの時間が辛かったと感じています。姉が同じ高校に推薦で合格していることや、同じ志望校の子が推薦入試で受かっているのを見てとても焦りを感じていました。

その中で、先生方が気軽に話しかけてくださった時はとても嬉しかったですし、「こんなに応援してくださっている先生方に合格報告したい!」と思い、より気合が入りました。また、本来の目的は推薦入試で国際高校に合格することではなく、国際高校に合格することだと自分に言い聞かせていました。

忘れられない言葉

2つあります。

1つ目は、塾長の「絶対に後悔しないように」という言葉です。シンプルですが、今の自分のベストを尽くし続けることが最も大切だと改めて気づかされました。

2つ目は、村岡先生の「今しかできないことをやる」という言葉です。一般試験直前に学校を休んだ日があり、その時に思い出し、家でしかできないリスニングに取り組んだり、塾では応用問題に取り組んだりして勉強の効率化も図れたと感じています。

後輩にアドバイス

3つあります。

① 「なぜ」を追求すること

特に理数の勉強において、式に当てはめるだけではなく仕組みを知っておくことで様々な角度の問題に対応することができると感じています。また、推薦特訓を受けようと考えている人向けですが、「なぜ」の対象は自分にもなります。「なぜ自分はこの職業に就きたいのか」「なぜ自分はこの高校じゃないとダメなのか」と、推薦特訓では「なぜ」の追求ばかりです。勉強面でも推薦特訓の時も、分からないことは疑問に思った瞬間に先生に聞いたり、メモしたり調べたりするといいと思います。

② 推薦入試を考えている人は早めの行動をとる


私自身、後悔していることの1つです。推薦特訓を受けようと考えている人は自分の志望校の基準の内申がいくつなのか調べたり、将来の夢につながるような趣味や好きなものを考え始めた方がいいです。自己PRカードは作成する時間の余裕がないのに対して、それを軸にして面接が行われます。提出後は変えたいところがあっても変えることはできないので、適当に書いて後悔しないためにも早い時期から内容を少しでも考えておくといいです。

③他人と比べない

兄姉と志望校が同じである人に伝えたいです。私の姉は国際高校に合格しています。兄姉と模試の結果を比べて落ち込んだり内申点の差に落ち込んだりすることがあると思います。しかし、学志舎の先生方は〇〇さんの妹や弟ではなく、1人の塾生として見てくださいます。これは私が学志舎に入って嬉しかったことの1つです。比べるべきは、周りではなく、過去の自分です。

特に受験直前はプレッシャーに押しつぶされそうになることもあると思います。そんな時はとことん泣いて、泣きながらでも学志舎オリジナルプリントを読んで、たくさん寝て、感情を目の前の教材にぶつけながら勉強してください。誰かに相談したり、紙やメモに吐き出すのもいいと思います。たまにはどこかに行って息抜きもしながら心も休めて、第一志望に合格できるよう頑張ってください。

親御様

他塾ではなく学志舎を選んだ理由

今から約2年半前、姉のために家から通える距離の集団塾を探していたタイミングで学志舎のホームページを見つけました。他塾の体験にいくつも申し込むようなことはせず、学志舎のホームページをかなり読み込みました。学志舎なら勉強だけではなく精神面でも成長できる環境を想像できたので、是非お任せしたいと思いました。

我が家では学習塾に通わせたことがなく英会話とそろばんといった習い事のみで、本人が塾に通いたがっていなかったのもあり、受験で塾に通うようになるまではなんとか学校の勉強についていける程度に(学年50位あたり)自力で勉強するのみでした。

そんな中、学志舎の体験に行くきっかけとなったのは一つ上の姉が先に高校受験で学志舎にお世話になっていて内申up(1年間の通塾で素内申9up)の取り組みと成果が出ていたことでした。先生方を信頼しており、親としてはもし塾に入るなら学志舎に通ってもらうつもりでいました。しかし、自ら塾に通いたいと言い出したわけではなかったことと、学志舎に通っている同級生は皆さん優等生ばかりなので自分とは違うと思っていたのかすんなり受け入れてくれず…体験に連れて行くタイミングを作るのは少し苦労しました。

ちょうど11月後半に本校の募集人数が満席になりそうとのことで慌てて説得して体験に行くこととなり、その日すぐに布施塾長と佐藤先生のお話と魅力に引き付けられ、学志舎に入りたい気持ちになったようで、意外な勢いで入塾することができました。

今思い出すと、塾選びでは学志舎という学びの場だけしか私の頭になく、結果的に最良の選択だったと思います。学志舎と出会っていなかったら姉妹で国際高校に入れるなんて想像すらできませんでした。

親のチカラupセミナーに参加した時の感想

卒塾した先輩方の情報は、志望校を検討する上でとても参考になりました。推薦での受験も夢ではないこと、倍率が出た時の考え方など受験時の子供との接し方まで多くのことを学ばせて頂き、自宅でも頂いた資料を何度も見返し、本当に勉強になりました。

子供を見守ること、機嫌の良い親でいることの大切さを学び、また多くの希望を持ち帰れる貴重なセミナーを開催してくださり本当に有難うございました。この先の大学受験でも生かされる経験となり感謝しております。

布施塾長と村岡先生のお話はとても簡潔で的確で、資料作成に何日も時間を費やして挑んでおられるプロ意識の高さには圧倒されました。姉の時と合わせると2年続けての参加でいつも楽しみにしておりましたが、「もうセミナーに参加できない=卒塾が近づくこと」が寂しく感じたのを覚えています。

受験期の成長ぶり

中2の3月に入塾した当初から、授業前の自立学習に早めに行っていました。「こんなに早い時期からスイッチ入ってすごい!」と思っていましたが、いつも早めに家を出るので一番に入室することが目標なのではないかと思うくらいでした(笑)。

そこから既に学志舎マジックが起き始めていたのか、入塾時の中2の3学期は素内申31だったのですが、中3の1学期でいきなり素内申40まで上がり、家族皆で飛び跳ねるほど驚きました。最終的に中3の2学期の仮内申では素内申41まで上がり、V模擬では最後にB判定をとることができ、念願の推薦特訓を受けることになりました。

姉の言う通り、「学志舎の推薦特訓は大変なのに楽しい」という良い経験になったようです。連日必死で頑張りましたが、結果は「不合格」という本当に悔しい経験になりました。今思うと色々と姉の推薦入試の時の経験からのアドバイスなどもっと気にかけてあげればよかったと思うこともありましたが、推薦不合格後に先生方がすぐにサポートをして頂き、本当に助かりました。そのような細やかな気配りが大変有難く、一般入試に切り替えるのは先生方の声掛けが無かったら、ここまで頑張れなかったかもしれません。

その後の一般入試が終わった後に出来栄えなど無理に聞かないようにしていましたが、最後は執念で「合格」をつかみ取ることが出来ました。受験が終わった後、夏期講習の頃が結構大変だったとの話をしてくれました。学志舎での仲間が居たから頑張れたそうです。志望校が違っても切磋琢磨しながら通い続け、困難を乗り越えながら自信を得ていたと思います。

見守る親の心境

なるべく機嫌の良い親でいることを心がけましたが、塾の帰りが遅くなって就寝時間も遅くなりどうしても早く寝るように言うことが多くなってしまう時がありました。その時は見守るということが分かっていてもなかなか難しいものでした。

志望校決定に関しては本人の意思を尊重したいと思っていましたので、聞かれた時にアドバイスする程度にとどめていました。中2の3月の入塾時も行きたい高校が特に決まっておらず、そのまま秋頃まで国際ともう1校を候補に絞ったまま迷っていましたが、9月に1年ぶりに姉の通う国際高校の文化祭に行き、「やっぱり自分は国際に行きたい!なんで今まで悩んでいたのだろう…」と言い始め、その時に国際が第一志望になりました。

国際に通う姉が身近にいて逆に当たり前すぎたのか分かりませんが、姉妹で国際が目標になっていきました。中学生になって英語で苦労しないように小1から気軽に始めた英会話がこの目標に変わるとは思っていませんでした。「推薦合格(姉)」と「推薦 → 一般入試合格(妹)」という2通りの緊張を経験し合格というありがたい結果を頂きましたが、何よりも学志舎で親子ともども成長させて頂き、心より感謝いたします。

最後に

夏期講習で後輩の方へのアドバイスと来年の推薦特訓での面接のお手伝いで伺わせて頂くことを今から楽しみにしているようですので、卒塾後もまたお世話になると思います。高校受験の大事な時期に信頼できる先生方(子供にとって身近な尊敬できる大人に出逢えたこと)や先輩方、同級生の皆さん本当に感謝しています。先生のご健康と、学志舎の今後益々のご発展をお祈りいたしましてお礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

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