親御様メッセージ(2020年 都立西高校3)
娘は中2のころから西高を目指していました。精神的に落ち着いていて、目標達成のために俯瞰して自学自習できるタイプ。しかし自分で不安を抱えこんでしまうところがある子です。そんな娘のメンタルを引き上げてくれる塾、また、仲間と切磋琢磨できる塾がないだろうかと親子で探していたところ、学志舍がヒットしました。そして、その後の春期講習で、まさに鉛筆の走る音しか聞こえない教室を目の当たりにし、保護者向けセミナーで布施先生の熱いお話に感銘を受け、入塾を決意しました。
本人の希望により、部活動と1学期の期末テストが終了してからということで、7月からの遅い学志舍スタートとなりましたが、当初は楽しく充実しているようでした。ところが、2学期後半、学校行事の係などで忙しくなるにつれ、だんだんと元気がなくなっていきました。そして、12月初頭。中学校の三者面談の前後、不安からなのか、緊張が高まり、明らかに過去問に集中できていない様子が続きました。
そんなある日、布施先生からタイミングよく、個別に受験に取り組む姿勢について声をかけていただきました。そして、これが改めて西高への強い思いを再確認する良いきっかけとなりました。布施先生のきめ細かい対応に救われた出来事でした。
1月になり、推薦指導が始まると、村岡先生の経験に基づく的確なアドバイスに毎日大きな刺激を受けました。また、先生はこだわりの強いところがある娘の特性やアイディアを「魅力」として認めて、ますます伸ばしていくよう後押ししてくださいました。これは娘の大きな自信に繋がりました。心より感謝します。
ほかにも、卒業生の先輩方から西高の楽しさや具体的な面接の対策などを教えていただき、高め合う「仲間」ができたりなどして、モチベーションがグッと上がり、なお一層士気が高まっていったようでした。ただ、残念ながら推薦では望む結果が出すことができませんでした。そのときの娘は、きっと私にも言えない苦しい思いをたくさんしたと思います。
それでも、最終的にはそれさえも乗り越え、最後まで諦めることなく合格をいただくことができました。週2回の授業と自立学習。娘は本当によくがんばってきました。心から誇りに思います。私たち両親にとっても、毎日の送迎や食事のときに聞く娘からの話で、学志舍生活に少しでも触れることができました。本当にありがとうございました。なにより、娘がここまでがんばってこられたのは、情熱と愛情溢れる布施先生と村岡先生の献身的な御指導と、後輩思いの卒業生のみなさんのおかげです。心より感謝申し上げます。