合格体験記(2020年 都立駒場高校4:Fくん)
私が学志舎に入塾したキッカケは姉が通っていたことに加え、親から勧められたからです。体験入塾時、私は塾長に「君はこの塾には向いていない」と言われてしまいました。それでも私は誰一人私語を話さず黙々と勉強している塾生達の集中力に感心し、自分も頑張りたいとお願いをして入塾をさせていただきました。しかし私は中学受験をするわけでもなく、中学に入っても行きたい高校があるわけではなく、社会以外は平均的な学力だったので、そこそこの高校にさえ行ければいいと考えるようになっていました。
そんな私も、塾長の「難関クラスの人に負けていいと思うな。悔しがれ!」という言葉が心に響き、自習に行くことが多くなりました。中2の夏頃から、塾長が駒場高校について熱弁されていたことや尊敬していた陸上部の先輩が駒場高校に進学したこと、私自身スポーツが好きだったこともあり、入塾時の私の学力からは考えられない駒場高校を目指すようになりました。中学3年生になってからは、塾長の「できないと言わない。なんとしても成功したいなら本気になれ!」という言葉を胸に刻み、毎日自習に行くようになり、内申も32から38までアップしました。
また、Wもぎの偏差値も常に偏差値65前後を維持することができるようになりました。夏季講習も最初のほうは辛かったですが、日数を重ねるにつれて当たり前になり、最後のほうは“ここまで毎日頑張ってきたのに今日休んじゃうのはもったいない”と思うようになり、塾に行くのが楽しくなっていきました。今思えば、頑張っている自分に少し酔っていたのかもしれません。私だけではなく、沢山の中3生が同じように頑張っているというのも頑張る力になりました。2学期の終わり頃には、推薦を受けていいと塾長に言っていただくまでの力をつけることができました。推薦練習の10日間で、私は推薦で必要なことはもちろん、決断力や周りへの気遣い、感謝することの大切さなどを学ぶことができました。
推薦では、落ちてしまいましたが塾長と村岡先生に「君なら大丈夫」と声をかけていただき、すぐに気持ちを切り替えて諦めることなく過去問に何度も取り組みました。試験当日は村岡先生の「たい焼きの尻尾ぐらいくれてやる」という言葉を思い出し、分からない問題は切り捨てて、落ち着いて挑むことができ、無事合格することができました。私は入塾してから、勉強だけでなく心の持ち方の大切さを学ぶこともできました。ネガティブに物事を考えるのではなくポジティブに考え、自分を最後まで信じ続けることで落ち込むことが少なくなり気分が乗っていき勉強するのが楽しくなりました。
後輩に一番大切にしてほしいのは早い時期に沢山の高校の情報を得て、見学に行き、志望校を決めることです。そして、誰よりもその志望校を惚れ込んで下さい。そうすれば、目標に向かって頑張りたいと思えます。また、私は初めて入った塾が学志舎だったので静かな環境に慣れてしまっていますが、他の塾の人に聞いてみると、やはり塾生全員があそこまで全力で勉強している塾は都内には少なくともありません。自習に来てしまえばあとは勉強するしかありません。学志舎は先生方と先輩達が、目標に向かって頑張っている後輩のために惜しみなく尽くしてくれる素晴らしい塾です。だからこそ、甘えることなく先生方の言うことを素直に聞き、自分が合格して第一志望の高校に進学している未来だけを想像して悔いの残らないように勉強して下さい。応援しています!