親御様メッセージ(2020年 都立武蔵野北高校3)
娘が学志舎の体験に行ったのは中2の秋でした。塾に通うなら同じ学校の人がいない塾がいいという娘の希望で、西東京市の我が家から通える三鷹周辺で塾探しをし、ホームページで目に留まったのが学志舎でした。
当時娘はバスケットボール部に所属しており、自宅から学校が25分かかることもあり、部活が終わって家に帰ると19時過ぎてしまうような生活でした。体験後に布施先生と面談させていただいたのですが、部活の事を話すと、「通塾は今すぐじゃなくて大丈夫ですよ。部活途中で帰るの嫌だよな。今は部活を思い残すことなくやり切ることに集中して、それからでも間に合うよ。」という言葉をいただき、正直ビックリした事を覚えています(きっと他塾ではあり得ないのでは・・・)
帰り道、娘が「今の成績を維持して、3年になったら通う塾は絶対ここにする。」と力強く宣言し、3年の春休みから部活引退までは週3回を週2回にしていただいて通い始めました。あの時無理に塾通いを始めていたら、どちらも中途半端になっていたかもしれません。部活引退後、受験勉強へと切り替えられたのも、布施先生の言葉があったからで感謝の気持ちでいっぱいです。
部活を引退してからは毎日塾に通うようになりました。学校から帰宅し、座る事なく塾のリュックを背負い、車の中でおやつを食べて行くという毎日に、正直「そんなに早く行かなくても・・・」と思ったこともあります(スミマセン)。ただ、行かされているというより、皆も頑張っているから、そして先輩達もそうやって合格を勝ち取ってきたからと淡々と話す娘を見て、逞しく思えました。夏期講習からは勉強時間も長く、本人は相当大変だったと思います。でも娘を支えてくれたのは、同じ環境で共に志望校合格に向けて頑張っている塾生であり、常にポジティブな言葉をかけてくださった布施先生・村岡先生、そして時間を割いて自らの体験談、アドバイスをしてくれた卒塾生でした。
卒塾生の話を聞いて秋頃から、朝早く起きて英語の勉強をすると、娘に頼まれて毎日部屋に朝ご飯を運ぶのが日課となりました。特にピアノを習っていたわけでもなく、美術のセンスがあるわけでもない娘は、2学期の成績で副教科がオール5を取る事ができました。どの教科も手を抜く事なく取り組む事ができたのも、多くのアドバイスのおかげだと思います。
学志舎の強みの1つに卒塾生のサポートがあると思います。娘は志望校で迷っていた時、卒塾生の方達が学校の様子をユーモアを交えて教えてくれてイメージできたようです。高校の説明会ではなく、パンフレットでもなく、通学する高校生の生の声を聞き、高校生活をイメージ出来たことが良かったのだと思います。本当にありがたいです。そして自分も合格して、同じように後輩達にアドバイスをする為に塾に来るんだということも目標の1つになっていました。そして学志舎でアドバイスをもらったいいイメージを持つという事を意識したようです。常に「落ちる気がしない」と言っており(私は内心本当に大丈夫?と思ってましたが)、本番もリラックスして臨めたようでした。(合格した夢も見ていたようです笑)
学志舎に通わせて良かったと思うことの一つに私自身の意識が変わったという事があります。これから本格的に受験勉強が始まるというタイミングでの親向けのセミナーに参加できたことが何よりも大きかったです。それからは、とにかく食事・体調管理・車の送迎だけに徹しました。受験に関しては、先生方にお任せすることで、一度も娘にイライラする事なく、言い争いをする事なく受験当日まで過ごすことができました。年頃の娘に私が口出ししても反発しただろうし、正直私は自分の高校受験の時はこんなに勉強した記憶はないのです。それを素直に娘に伝え、「凄いわ~」「尊敬するわ~」とひたすら褒めていたような気がします。おかげさまで志望校に合格することができましたが、「合格する」ということだけではなく、娘にとってこの時期に心から尊敬できる大人に出会えたということがこれから生きていく上で何よりの財産になりました。布施先生、村岡先生に頂いたアドバイスを胸にこの先の人生、自分の夢に向かってしっかり歩んでいってほしいと思います。そして卒塾生として今後もお付き合いさせていただければ幸いです。学志舎の益々の発展を心からお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。