親御様メッセージ(2020年 都立新宿高校5)
娘が中学に入る前から、学志舎の前を通る度に教室の壁に張り出されている「100%合格」の文字が気になっていました。HPを見たり、通っている方の親御さんのお話などを聞き、ますます興味がわき、娘に話をして、新中1生向けの春期講習を体験してみることにしました。そこで布施先生の生徒への熱い思いに初めて触れ、本格的に受験に取り組む時期になったら必ず入塾しようと、娘と決めました。その後も、学志舎に通われている先輩方が、とても貴重な経験をし、そして合格しているという話を見聞きし、益々その気持ちが強まりました。
そして中3の春、改めて入塾しました。中2の三学期に、思いがけず良い内申点が取れたこともあり、学志舎で、成績だけでなく精神的にも成長し、 先輩方のような経験が出来ればと考えたからです。中1の春期講習での体験もあり、直ぐに慣れるかと甘く考えていましたが、実際に自分がその中に入ってみると、想像以上に張りつめた空気感だったようです。それでも、日々通いながら、他の生徒さんの勉強に向かう姿勢に刺激をもらいながら、自分なりのやり方を身につけていったようでした。しかし、それまで2年間、定期テストの勉強を家でやるのが習慣だったため、なかなか自習室の使い方が定着せず、先生が「とにかく毎日塾に来させて下さい」と仰ることとのギャップに戸惑いました。
また、その他、進路のことなどで様々な不安や迷いも出、先生方に相談のメールをさせて頂いたこともありました。すると直ぐに「とにかく塾に来させて、私達に任せて、親御さんは温かく見守ってあげて下さい」とのアドバイスのお返事を頂き、とても救われました。夏から秋にかけ、私立も含め、気になる高校の説明会や文化祭に足を運びました。そして志望校を決めてからは、生活態度や勉強に向かう姿勢なども少しずつ変わり、精神的にも成長し、発言なども、これぞ学志舎の生徒という感じになってきました。そして1月、推薦入試に挑戦しました。結果こそ残念なものとはなりましたが、推薦入試前の約2週間は、本人にとって、目前の高校受験のことだけでなく、自らを客観的に見つめ直し、その先の進路、将来の夢や希望についても考えることができた、とても濃密な時間だったようです。それも全て、お二人の先生方、頼もしい卒塾生の先輩方、そして、同じ目標に向かって頑張っている学志舎の仲間のおかげだったと感じています。
そして、推薦入試の失敗の後の一般入試での合格は、まさに執念で掴んだ合格だと思いますが、推薦前の濃密な2週間があったからこそ、ここからが本当の受験勉強だったのかなと思う程に、自分のために自分で工夫をし、勉強に取り組むことが出来たのだと思います。試験のあと、自宅で自己採点をしながらも、途中で「もう今さらどうあがいても結果は変わらない、どう転んでも前に進んでいこう」と開き直り、結果については考えずに過ごしていましたが、そんな姿にも、娘の精神的な成長を感じました。そして合格発表で自分の数字を見つけた時には、「えっ?、ほんとに?!、やっぱりね!」と普段の娘らしい反応でした。本当に良かったです。
最後の授業では、布施先生、村岡先生から、将来に向け、とても参考になるお話をして頂き、更に刺激を受けたようでした。志望高校合格が目的ではありません。これからまた新たなスタートです。入学後もいろいろな試練が娘を待ち受けていると思います。娘が、学志舍でのこの経験を活かし、その試練に立ち向かい、将来の夢や希望の実現を目指して頑張って行くのを応援して参りたいと思います。大変お世話になりました。有難うございました。