◇都立大泉中(親御様)2020年

都立大泉中(M様)

布施塾長 村岡先生

まず初めに、約2年間にわたりご指導を頂きまして本当にありがとうございました。この度、このような嬉しいご報告ができたことを家族中で喜んでおります。

自宅からは遠い学志舎ではありましたが、母が布施塾長のブログを読み込んで、直感で心底惚れた塾でしたので、娘を誘導して通わせたのが通塾の始まりでした。初めから都立中を目指しての通塾でしたが、受験生だからといって、「勉強、勉強!勉強さえできればよい!」という考えは全くありませんでした。むしろ“人間として成長してほしい!今の時期に心から尊敬できる大人に出会って欲しい!礼儀正しさを学び、そういう人に成長して欲しい。そして、自身で学ぶ力を掴んで欲しい。”これらのことを願っての通塾でありました。(もしも都立中に不合格であったとしても、先生方に出会えたことで二重丸。さらに言えば、高校受験まで一緒に過ごせたとしたら、それもまた良し!という考えでした。)

学校の先生からの評価は向上し、学業の日々の真面目な努力に対しても、とても評価していただくことができました

これらの願いは、小学校生活の中でも徐々に実を結んでまいりました。個人面談で担任の先生から、「消しゴムの消しカスを床に捨てることなく、きちんとゴミ箱に捨てている。」「いつも自分の机をきちっと線に合わせて並べている。」「責任感を持って、努力し続けることができる。」「何を頼んでも安心して任せることができる。」「クラスの友達に親切に勉強を教えてくれる。」などのお話頂くことが増えるようになりました。学校の先生からの評価は向上し、学業の日々の真面目な努力に対しても、とても評価していただくことができました。実際は分かりませんが、頂いた報告書はかなり良いものだったのでは?と推測しています。娘は、恥ずかしながら模試の結果がずば抜けていたわけではありません。適性検査当日の本人の様子からも、それほど素晴らしい点数を取ったわけではないと思います。ですから、学校からの報告書はやはりとても大切だったと思います。(学校ごとに報告書の重みは違うと思いますが…。)

自分のために学ぶため場所

6年生になり塾の開始時間が早まったため、それまでのバスで片道1時間から、自転車で片道40分ほどの通塾(坂あり)となってしまい、とても大変になってしまいました。それでも弱音を吐くことは全くなく(塾の帰り道に土砂降りにあい、テキストから何から全てずぶ濡れで帰ってきた日もありました。)、「むしろ運動不足を解消できるね!」「作文の題材にもなるね!」と本当に前向きに通塾することができました。学志舎は、娘にとっては楽しい塾でも友達と仲良くする場所でもありませんでしたが、自分のために学ぶため場所であることをしっかり認識していたのだと思います。

塾のセミナーでは、「親は見守るように!」と指導されましたが、それだけは守ることができませんでした。(娘の性格上、言われないとやらないため。)先生に赤を入れられた作文を、さらに上を目指して何度も書き直しを命じ、模試や過去問は、嫌になるほど解き直しをさせました。しかし、適性検査の良いところは机上の勉強漬けにならないところではないでしょうか?適性検査脳を作るために、博物館や科学館や子ども講座などに出かけ、旅行の時も親は常に子どもの好奇心をうまく学びに結び付けるように働きかけました。ニュースを見れば適性風に問いかけ、「その話、作文に使えるね!」と畳みかけ、かなり“うざい親”だったと思います。ですが、一緒に作文の題材を考え、適性検査の問題を解き「コレは難しいねー」などと話すと、「でしょーーーー!」と、とても喜ばれました。このような時間を娘と過ごせたことは、母にとっては宝物となっています。

とても頑張っている!これ以上はできない!と満足感を覚えることができたのは大きな収穫でした

山あり谷ありの受験生活でしたが、6年生秋以降は少しずつ本気が垣間見えるようになってきました。学志舎には高校受験の先輩たちがたくさんいて、とても真剣に真面目に勉強に取り組んでいるのを常に見ていたので、「それが受験というものなんだ。」ということを肌で感じ取り、「勉強しよう!」と思えたのだと思っております。冬期講習以降の頑張りをみて、娘は受検に向けてとても頑張っている!これ以上はできない!と満足感を覚えることができたのは大きな収穫でした。

「今日、先生がこんな話してくれたよー。」「先生がお菓子くれたよー。」家では、塾のことはこの程度しか話してくれませんでしたが、先生方の厳しさ、熱さ、力強さ、愛、、、母が感じて欲しかったことの全てを、この2年間で少しは感じ取ってくれたのではないかと思っています。

小学校の基礎をもれなくしっかり学び、その上で都立中へ進学できる事をとても喜んでいます。また、学志舎の先生方の超ハイレベルな講義を小学生のうちから受講できたことは、娘にとって大きな宝となっています。中学に行っても学志舎魂を忘れずに(生徒会に立候補する!と言っています。)、またいつの日か、娘が学志舎の後輩のお役に立てる日が来れば喜んで!と思っております。

布施塾長も村岡先生も、いつもとても忙しくされているのでお身体だけには気を付けて下さい。今後もHP拝見するのを楽しみにしております。